-
1/28
-
2/282018年2月にジュネーブモーターショーでお披露目された「シトロエン・ベルランゴ」。それ以来日本のインポーターのもとには、同車の日本導入に関する問い合わせが数多く寄せられてきたという。
-
3/28ボディーサイズは全長×全幅×全高=4403×1848×1844mmで、ホイールベースは2785mm。プラットフォームは「シトロエンC5エアクロスSUV」や「プジョー508」などと同じ「EMP2」を採用する。
-
4/28最新の他のシトロエン車と共通するアグレッシブなフロントマスク。ヘッドランプが“つり目”の下にある楕円(だえん)の部分となるのも、そのハロゲン球の光量が控えめ(=暗い)なところも同じだ。
-
5/28全高と全幅の数値が近いため、リアビューはほぼスクエア。
-
シトロエン ベルランゴ の中古車webCG中古車検索
-
6/28商用を基本とするだけあって、ハードプラスチックに覆われたダッシュボードは実用本位の構造。とはいえ、グレーの部分にはマーブル模様を配したり、グローブボックスのふたに飾りベルトをあしらったりという工夫が見てとれる。
-
7/28トランスミッションは「C5エアクロスSUV」などと同じアイシン・エィ・ダブリュ製の8段AT「EAT8」を採用。シフトセレクターは厚さ1cmほどのダイヤル式。
-
8/28レザー巻きのステアリングホイールを標準装備。オーディオ系の操作が可能なステアリングスイッチに加えてシフトパドルも備わる。
-
9/28メーターパネルは質実剛健な針式の2眼タイプ。エンジン回転計(右)のレッドゾーンは5500rpmから。
-
10/28グレーとベージュをベースに水色の差し色を加えたシート素材は、シトロエンらしいポップな印象の出来栄え。座り心地は極めてソフトだ。
-
11/28助手席を前に倒すことで、長い荷物を積み込める。この構造のため助手席にはハイトアジャスターが備わらない。
-
12/28リアシートは3座がそれぞれ独立したタイプ。背もたれも個別に倒すことができる。
-
13/28ガラスサンルーフの下に渡されたブリッジは、天井収納として使える。内部には2カ所に仕切りが設けられており、加減速時に荷物が大きく移動してしまうようなことはない。
-
14/28サスペンションはフロントがマクファーソンストラット式でリアがトーションビーム式。フワフワとした乗り心地が印象的だ。
-
15/28キャビンには全部で28カ所の収納スペースが備わると説明されている。写真はメーターフード上部の小物入れ。
-
16/28助手席エアバッグをルーフ側から展開するようにしたことで実現したという容量11.8リッターのグローブボックス。車検証と取扱説明書がきちんと収まる。
-
17/28ダイヤル式シフトセレクターの前方には、置くだけでスマートフォンを充電できるスペースが備わる。
-
18/28リアシート使用時のラゲッジスペースは奥行きが約1mで、容量が597リッター。
-
19/28リアシートと助手席の背もたれをすべて倒すと、長さ2.7mの長尺物が積める。この状態の荷室容量は2126リッター。
-
20/28ラゲッジスペースの頭上には容量60リッター、耐荷重10kgのシーリングボックスが備わる。助手席側からは引き戸を開けてアクセスできる。
-
21/28テールゲートはガラス部分だけを開閉できるのが特徴。シーリングボックスにアクセスできるのがうれしい。
-
22/28レーンキープアシストやブラインドスポットモニター、アダプティブクルーズコントロール(30~180km/hまで対応)などからなる先進運転支援システムは、ライバルにはない大きな武器だ。
-
23/28テスト車にはオプションのナビゲーションシステム(24万2000円)が搭載されていたが、「Apple CarPlay」(写真)と「Android Auto」に対応した8インチタッチスクリーンを標準装備する。
-
24/28タイヤサイズは205/60R16が標準。テスト車にはミシュランの低燃費タイヤ「エナジーセイバー+」が装着されていた。
-
25/28アダプティブクルーズコントロールはステアリングポストの左下から生えたレバーで設定する。ブラインド操作が前提となっているだけあって直感的に使える。
-
26/28Aピラーの真横という一等地に備わるカップホルダーは、日本で一般的に用いられているペットボトルには少しキツかったが、コンビニコーヒーの紙コップはぴったりだった。
-
27/28シトロエン・ベルランゴ デビューエディション
-
28/28

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
シトロエン ベルランゴ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】 2025.12.17 「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
新着記事
-
NEW
フォルクスワーゲンTロックTDI 4MOTION Rライン ブラックスタイル(4WD/7AT)【試乗記】
2025.12.20試乗記冬の九州・宮崎で、アップデートされた最新世代のディーゼルターボエンジン「2.0 TDI」を積む「フォルクスワーゲンTロック」に試乗。混雑する市街地やアップダウンの激しい海沿いのワインディングロード、そして高速道路まで、南国の地を巡った走りの印象と燃費を報告する。 -
NEW
失敗できない新型「CX-5」 勝手な心配を全部聞き尽くす!(後編)
2025.12.20小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ小沢コージによる新型「マツダCX-5」の開発主査へのインタビュー(後編)。賛否両論のタッチ操作主体のインストゥルメントパネルや気になる価格、「CX-60」との微妙な関係について鋭く切り込みました。 -
NEW
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
NEW
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。 -
EUが2035年のエンジン車禁止を撤回 聞こえてくる「これまでの苦労はいったい何?」
2025.12.19デイリーコラム欧州連合(EU)欧州委員会が、2035年からのEU域内におけるエンジン車の原則販売禁止計画を撤回。EUの完全BEVシフト崩壊の背景には、何があったのか。欧州自動車メーカーの動きや市場の反応を交えて、イタリアから大矢アキオが報告する。
注目の記事
-
品質の高さと確かな保証でカーライフに寄り添う「レクサス認定中古車CPO」。その魅力を探る。 特集 -
フルモデルチェンジで全方位に進化した人気のコンパクトカー「MINIクーパー5ドア」の魅力に迫る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングベルランゴ






























