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2/191965年のF1メキシコGPにて、1位でチェッカードフラッグを受けるリッチー・ギンサーと「ホンダRA272」。これはホンダにとってもギンサーにとっても、後にF1で黄金期を迎えるグッドイヤーにとっても初の勝利だった。
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3/19日本グランプリや富士グランチャンピオンレースなどで活躍した生沢 徹。海外でのフォーミュラカーレースでも活躍しており、一時は「日本人初のF1ドライバーになるのでは」と目されていた。
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4/19「マキF101」は、レーシングスポーツカーやフォーミュラカーの製作を手がけていた三村健治や小野昌雄らの手になるF1マシンで、独自開発のシャシーにコスワースDFVを搭載していた。1974年のイギリスGP、ドイツGPに参戦するが、予選突破はならなかった。
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5/192018年に鈴鹿サーキットで行われたヒストリックイベント「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE」において、往年のモータースポーツで活躍した他の“レジェンドドライバー”と談笑する鮒子田寛(左から2番目)。
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6/19日本では、1976年に富士スピードウェイで初めてF1が行われる。当時、他のイベントで「日本グランプリ」という名が使われていたため、こちらは「F1世界選手権イン・ジャパン」というイベント名で開催された。
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7/19長谷見昌弘がドライブするコジマエンジニアリングの「KE007」。予選では一時4番手のタイムを出すなど速さを見せたが、その後クラッシュ。決勝では11位で完走を果たした。
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8/191978年の初タイトル獲得以来、5度にわたり富士グランチャンピオンレースでシリーズ優勝を重ねた星野一義(中央)。1年後輩の中嶋 悟(左)とは、グラチャン、全日本F2と、当時の日本最高峰に位置する2つのレースでしのぎを削り合った。
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9/19ホンダは1983年よりエンジンサプライヤーとしてF1に復帰。同年末からウィリアムズにエンジンの提供をはじめ、同チームの1986年、1987年のコンストラクターズタイトル獲得に貢献した。
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10/19日本人として初めてF1世界選手権への本格参戦を果たした中嶋 悟。ロータスではアイルトン・セナ、次いでネルソン・ピケとコンビを組んだ。
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11/19中嶋 悟は1987年から1989年まで、3年にわたりロータスに所属。34歳という“遅咲き”のF1デビューとなったが、時に上位に食い込んでみせた。
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12/191991年の日本GPにて、「ティレル020」をドライブする中嶋 悟。中嶋は同年をもってF1を引退した。
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13/191988年にF1デビューを果たした鈴木亜久里。1995年に引退するまで、ザクスピード、ラルース、フットワーク、リジェとさまざまなチームを渡り歩いた。
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14/19ランボルギーニのV12エンジンを搭載した「ラルースLC90」。鈴木亜久里は同車を駆り、1990年の日本GPで3位入賞を果たした。
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15/191992年にラルースからF1にデビューした片山右京。1993年にティレルに移籍すると、1994年には競争力の高い「ティレル022」をドライブし、時に上位争いに食い込む走りを披露した。
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16/19佐藤琢磨は2002年にジョーダンからデビュー。同年の日本GPでは5位入賞を果たしている。
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17/19ホンダコレクションホールに収蔵される「B・A・R006」。2004年シーズンのB・A・Rは非常に好調で、コンストラクターズランキング2位を獲得。佐藤琢磨も同車を駆り、アメリカGPでは3位で表彰台に登った。
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18/192005年のホンダ モータースポーツ体制発表会にて、チームメイトのジェンソン・バトン(左)と写真に写る佐藤琢磨(右)。佐藤はF1引退後も、アメリカのインディカーシリーズなどで活躍を続けている。
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19/192009年にトヨタからデビューし、ザウバー移籍後の2012年に日本GPで3位入賞を果たした小林可夢偉。今のところ、2014年に引退した彼が“最後の日本人F1ドライバー”となっている。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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