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2/154代目となる新型「ハリアー」は、3代目のモデルがほぼ国内専用車という扱いだったのに対し、北米などでも販売されるグローバルモデルとなる。
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3/15インテリアについては、上質感や包まれ感、車内全体の一体感などを重視して、各部の造形やサーフェイスなどを決定。デザインコンシャスなモデルだけに、内装色や表皮の種類も複数用意される。
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4/15<小島利章さんプロフィール>
1999年入社。ボディー設計の部署に配属され、「アベンシス」「シエンタ」「ヴィッツ」などのアッパーボディーやプラットフォーム設計に従事。2011年に製品企画本部に移動し、「プリウス」「プリウスPHV」の開発を担当する。2017年より現職。 -
5/15薄いグリルと切れ長なヘッドランプが形づくる鋭い表情と、どっしりとした台形のロワグリルが特徴的なフロントまわり。最近は耳にしなくなったが、「キーンルック」や「アンダープライオイリティ」といったトヨタのデザインコンセプトを思い出す。
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6/15あえてプレスラインを入れず、面形状の遷移で表情をつけたというサイドパネル。タイヤの張り出し感を強めるために、ホイールアーチをやや内側に織り込むなど、フェンダーまわりも凝った意匠となっている。
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7/15リアまわりは、シュッと伸びたリアコンビランプと、その下の大胆な逆スラント形状が特徴。抑揚のあるデザインを実現するべく、生産部門の担当者とは綿密にやり取りしたという。
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8/15シフトセレクターの前方、センターコンソールの奥まった位置に配置されたドライブモードなどのスイッチ類。見た目が“ビジー”になる機械式のスイッチは、数を減らし、かつ車内の雰囲気を壊さぬようレイアウトされた。
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9/15クローズドコースを走る新型「ハリアー」のプロトタイプ。動的質感の開発は、「雅(みやび)」という言葉をコンセプトに進められた。
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10/15走りについては、開発の早い段階から実験部のメンバーと車両のデザインを共有。「こういう形のクルマなら、こういう走りがいいよね」というイメージをつくってもらったという。
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11/15足まわりではショックの低減と高い収束性の両立を追求。乗員の視線を安定させるため、コーナリング時の旋回姿勢の“決まりやすさ”も重視している。
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12/15新型「ハリアー」と「GA-Kプラットフォーム」を共有する「RAV4」(写真は「RAV4 PHV」)。GA-KプラットフォームをベースとするSUVは、すべて同じチームが動的質感の開発を行っている。
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13/15装備にみる新しい提案も新型「ハリアー」の見どころ。トヨタ初採用となる「調光パノラマルーフ」や、前後方向の録画機能(いわゆるドライブレコーダー)付きデジタルインナーミラーなどが用意される。
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14/15乗り心地に関しては、吸・遮音材の大量投入と高効率な配置のレイアウトを通し、静粛性を徹底的に追求。従来モデルよりひとクラス上の静かさを実現したという。
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15/15乗ることで、気持ちが落ち着く、心が整うクルマをつくりたかったと語る小島氏。「ディーラー試乗でチェックしてほしいポイント」の多さに、このクルマに込めた意気込みと、自信の程がうかがえた。

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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