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2/202020年10月21日に発売された48Vマイルドハイブリッドシステム搭載の「ボルボV90 B6 AWDインスクリプション」を駆り、東京駅から古都・金沢に出発。
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3/20「B6」と呼ばれるパワーユニットは、最高出力300PS/最大トルク420N・mの2リッター直4ガソリンターボエンジン+スーパーチャージャーに、同13.6PS/同40N・mのISGM(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター・モジュール)と48Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム。
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4/20「インスクリプション」グレードの前席には、ベンチレーションとリラクゼーション(電動マッサージ)機能が標準装備される。
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5/20今回の試乗車は、「チャコール/ブロンド」のインテリアカラーが選択されていた。前席と同じく後席にもヒーター機能が備わる。60:40の分割可倒式となる後席の背もたれをすべて前方に倒せば、フラットな荷室床面が出現。荷室容量を1526リッターに拡大できる。
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6/20上信越自動車道の下り、黒姫野尻湖PA手前にあるトンネルを行く「V90 B6 AWDインスクリプション」。余分な神経を使わずに運転できることが、高速道路の巡航ではありがたい。
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7/20荷室容量は5人乗車の通常使用時で560リッター。今回、1泊2日の試乗取材に臨んだスタッフ3人分の荷物と撮影機材を積んでも、十分余裕があった。
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8/20上信越道を上越市方面に走行中、前方に妙高山が出現。山頂付近の冠雪を眺めながら信濃町ICで高速道を降り、野尻湖を目指すことにした。
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9/20野尻湖の周囲にある紅葉真っただ中のワインディングロードで、「V90 B6 AWDインスクリプション」のハンドリングを味わう。
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10/20試乗車には電子制御サスペンションを組み込んだ、オプションの「FOUR-Cアクティブパフォーマンスシャシー」が装着されていた。
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11/20野尻湖の湖畔にたたずむ「V90 B6 AWDインスクリプション」。ボディーサイズは全長×全幅×全高=4945×1890×1475mm、ホイールベースは2940mm。
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12/20ステアリングホイールの左側スポーク部分に、ACCの操作スイッチを集中配置。高速道路などで先行車に追従している際にウインカーを操作し追い越す意思を示すと、車両を加速させ追い越しを支援する「追い越しアシスト」機能も備えている。
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13/20センターコンソールに、エンジンのスタートスイッチやドライブモードの切り替えスイッチが備わる。「インスクリプション」グレードには、スウェーデンのオレフォス製クリスタルシフトノブが標準装備されている。
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14/20写真は金沢のにし茶屋街でのワンシーン。同地域の狭い路地に入り込んでしまったが、360°ビューカメラの映像を頼りに脱出することができた。
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15/20日本海に沈む夕日と「V90 B6 AWDインスクリプション」。取材当日における石川・千里浜なぎさドライブウェイ付近の日没時間は、16時47分と発表されていた。燃料満タンで東京を出発し、一度も給油することなく同地まで走り切ることができた。
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16/20試乗車は前後とも255/40R19サイズの「コンチネンタル・スポーツコンタクト5」タイヤを装着。「B6 AWDインスクリプション」では、写真の「ダイヤモンドカット/ブラック」カラー10スポークデザインホイールが標準装備となる。砂浜を行く千里浜なぎさドライブウェイにおいても、4輪駆動システムによる安定した走りが味わえた。
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17/20給油前に、石川・千里浜なぎさドライブウェイで撮影したメーターパネル。トリップ計は614.2kmを刻み、給油を促す警告灯が点灯していた。「V90 B6 AWDインスクリプション」のスピード計は260km/hスケールになっているが、最高速度は180km/hに制限されており、さらに低速でリミッターが作動するように設定できる「ケアキー」も付属している。
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18/20「V90 B6 AWDインスクリプション」の燃費値はWLTCモードで11.4km/リッター。今回の試乗では649.3km走行し、満タン法で10.9km/リッターを記録した。
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19/20ボルボV90 B6 AWDインスクリプション
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20/20金沢駅の兼六園口を行く「V90 B6 AWDインスクリプション」。後方に見える鼓門(つづみもん)は、金沢の伝統芸能である能楽に使用される鼓をイメージしているという。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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