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2/21常設のサーキットと公道コースをつなげたサルト・サーキットにて行われるルマン24時間レース。初開催は1923年と歴史は古く、世界3大レースのひとつにも数えられる。写真は2020年のもの。
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3/21ポルシェは2014年にルマンのLMP1に参戦すると、2015~2017年にかけて3連覇を達成。現在は活動を休止しているが、2023年にワークス体制でのトップカテゴリー復帰をアナウンスしている。写真は2017年のもの。
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4/211924年(写真)、1927~1930年と、ルマン黎明(れいめい)期に5度の優勝を果たしたベントレー。フォルクスワーゲングループの傘下となった後、2001年にルマンに復帰し、2003年には実に73年ぶりに表彰台の頂点に立った。
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5/21イギリス勢やドイツ勢との競争を経て、ルマンで黄金期を迎えたフェラーリ。1958年(写真)から1964年にかけて、実に7度も優勝している。
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6/211948年に自動車メーカーとして歩み出したポルシェは、わずか3年後の1951年にルマンに初挑戦。「356SL」で751~1100ccクラス優勝を果たした。
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7/211966年のタルガフローリオを走る「ポルシェ906」。1960年代に入ると、ポルシェのレーシングカーはさまざまなスポーツカーレースで活躍をみせるようになる。
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8/211966~1969年にかけてルマンを4連覇した「フォードGT40」。ルマン優勝をもくろむポルシェにとって、GT40を超える車両の開発は至上命令だった。
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9/21「ポルシェ917」の第1号車。現在はレストアされ、ポルシェミュージアムに収蔵されている。
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10/21最初に生産された25台の「ポルシェ917」。写真右には、同車の開発を主導したフェルディナンド・ピエヒやヘルムート・ボットの姿が見える。
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11/211969年のルマンで、「フォードGT40」とまれに見る大接戦を繰り広げたハンス・ヘルマン/ジェラール・ラルース組の「ポルシェ908LH」。
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12/211970年のルマンで優勝したハンス・ヘルマン/リチャード・アトウッド組の「ポルシェ917KH」。同年のルマンは悪天候に見舞われ、サバイバルレースの様相を呈した。
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13/21リアミドに搭載される、空冷の180度V型12気筒エンジン。最高出力は580馬力を発生した。
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14/21シャンパンを浴びるハンス・ヘルマンとリチャード・アトウッド。
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15/211971年のルマンで優勝した、マルティーニ・レーシングの「ポルシェ917KH」。ドライバーはヘルムート・マルコとジイズ・ヴァン・レネップが務めた。
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16/211973年のカナディアン-アメリカン・チャレンジカップでシリーズチャンピオンに輝いた、ペンスキーチームの「ポルシェ917/30」。排気量5.4リッターの12気筒ターボエンジンは、1000馬力を優に超える最高出力を発生した。
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17/21ポルシェはグループ6規定のレーシングカー「936」をルマンに投入。1976年、1977年(写真)と連覇を果たす。ライバルは地元フランスの「ルノーアルピーヌ442」だった。
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18/211982年のルマンで優勝したジャッキー・イクス/デレック・ベル組の「ポルシェ956」。956とその後継である「962C」は、グループC時代のプロトタイプレーシングカーを代表するマシンとなった。
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19/21「962C」は、グループCの安全規定の変更に合わせ、「956」に改良を加えたモデルである。ポルシェのワークスチーム以外にも、多くのプライベーターが同車でレースに参戦した。
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20/211990年代に入ってからもポルシェのマシンはルマンで活躍をみせ、1996年と1997年にはヨーストレーシングの「WSC95」が、1998年にはグループGT1規定の「911GT1」が優勝している。
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21/21ルマンで多数の勝利を挙げてきた、ポルシェの歴代レーシングカー。2023年にはどのような車両を開発してルマン復帰を果たすのか、今から楽しみである。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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