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1/12今回は「レクサスIS300“Fスポーツ”」で夜の首都高に出撃。試乗車は2020年11月に登場したマイナーチェンジモデルで、内外装デザインはもちろんのこと、シャシーやパワートレインのセッティングにまで手が加えられている。
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2/12新しく自宅ガレージに収まった“俺のナロー”こと「ルノー・トゥインゴEDCキャンバストップ」と、一晩だけの愛車(試乗車)「レクサスIS300“Fスポーツ”」のツーショット。
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3/12ダッシュボードを中心に、インテリアデザインも変更されている。センターコンソールのディスプレイは新たにタッチスクリーン式となった。
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4/12緩やかな弧を描くようにデザインされたトランクリッドも最新モデルの特徴。このシャープなプレスラインは、トヨタが開発した特許出願中の「寄絞り(よせしぼり)工法」によるものだという。
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5/12レクサスで首都高を走ることに胸が高鳴っていたのだが、実は当日の夜、担当サクライ君が迎えに来てくれるまでその予定を失念していた。もちろん、そんなことはおくびにも出さず、代々木PAでポーズをとる(笑)。
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6/12グローバル市場では、メルセデスの「Cクラス」やBMWの「3シリーズ」などとしのぎを削るDセグメントのプレミアムセダン「レクサスIS」。今回試乗した「IS300“Fスポーツ”」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4710×1840×1435mm、ホイールベースは2800mm。車両本体価格は535万円ナリ。
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7/12「IS300“Fスポーツ”」に搭載される2リッター直4ターボエンジンはハイオクガソリン指定で、最高出力245PS、最大トルク350N・mを発生。8段ATを組み合わせている。
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8/12首都高4号線から都心環状線内回りへと進み、レインボーブリッジ経由でいつもの9号線上り辰巳PAを目指す。低中回転域ではそこそこだが、ブチ回せばしっかり高まっていくパワー感は、まさにスポーツセダンと呼ぶにふさわしい。決して速すぎない、中高年に優しいパフォーマンスも気に入った。
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9/12アクセルのダイレクト感はハイブリッドとは雲泥の差。これぞ中高年カーマニアが泣いて喜ぶ漢(おとこ)のセダンといえよう。シャシーの出来栄えも含め、「IS」はもうドイツ御三家を超えている!
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10/12センターコンソールに配置されたタッチパッド式のインフォテインメントシステムコントローラーは「リモートタッチ」と呼ばれるものだが、これが実に使いづらい。数少ない「IS」の欠点だ。
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11/12辰巳PAに到着。いつもならここでドライバー交代し、帰りは助手席インプレッションを楽しむのだが、「IS300“Fスポーツ”」なら、運転席は譲りたくない! ということで、帰路もそのままステアリングを握ることにした。
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12/12今回の試乗車は、535万円の車両本体価格に「ラディアントレッドコントラストレイヤリング」の外装色や三眼フルLEDヘッドランプ、“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム、“Fスポーツ”専用本革スポーツシートなどのオプションアイテムが加わり、625万7500円というプライスであった。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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