-
1/22
-
2/22「キャデラックCT5」は「CTS」の後継を担う新型のEセグメントセダンとして登場。クーペを思わせるルーフラインは、コンセプトカー「エスカーラ」に由来する意匠だ。
-
3/22内装色の設定はグレードによって異なり、「プラチナム」にはブラックのモノトーンと、ベージュとブラックのツートン(写真)が用意される。
-
4/22オプションの設定は少ないものの、標準で搭載される装備は非常に充実。15基のスピーカーからなるBOSEのサラウンドサウンドシステムも採用されている。
-
5/22「350T」というバッジは、搭載されるエンジンを示したもの。日本仕様は2リッター直4ターボのみだが、アメリカには出力の異なる2種類の3リッターV6ターボも用意される。
-
キャデラック CT5 の中古車webCG中古車検索
-
6/22電動調整機構付きの本革シート。運転席には、歩行者などを検知すると振動してドライバーに知らせる「セーフティアラートシート」機能が搭載されている。
-
7/22“一筆書き”のルーフラインから察せられるとおり、リアシートは頭上まわりがいささか窮屈である。
-
8/22装飾パネルは「プラチナム」が木目調かアルミ、「スポーツ」がカーボンファイバーとなる。
-
9/2215Wの高出力ワイヤレスチャージャーやヘッドアップディスプレイなど、ライバルではオプション扱いとなりそうな装備も「CT5」には標準で備わる。
-
10/22スポイラー形状のトランクリッドに注目。内外装の意匠は一見シンプルながら、しっかりつくり込まれている。
-
11/22「プラチナム」のエンジンとドライブトレインの組み合わせは、本国のラインナップではもっとも穏やかな仕様となるが、それでも0-60mph(約96km/h)加速は6.6秒(米国仕様)と、十分な動力性能を備えている。
-
12/22GM最新の2リッター直4ターボエンジン「LSY」。ボア×ストローク=83.0×92.3mmというロングストローク型で、1500-4000rpmという回転域で350N・mの最大トルクを発生する。
-
13/22「プラチナム」のタイヤサイズは前後同径で245/45R18と、「スポーツ」より内径が小さく、偏平率が高い。
-
14/22メーターは両グレードともにフルデジタルだが、ライバル車に見られるようなナビ画面の表示機能はない。走行モードに応じて表示内容やデザインが切り替わる。
-
15/22キャデラックは、2002年登場の初代「CTS」で、ミドルセダンの駆動方式をFFからFRに変更。イメージの刷新を図った。現行の「CT5」は、それから数えて4世代目のモデルとなる。
-
16/22日本仕様のGM車ではおなじみの、ゼンリンのクラウドストリーミングナビ。いわゆる“後のせ”のナビだが、インフォテインメントシステムのホーム画面にはちゃんと「NAVI」のアイコンが設けられており、違和感なく機能を呼び出せる。
-
17/22トランクルームの容量は337リッター(米国仕様)。後席の背もたれには4:6の分割可倒機構が備わっており、長さのある荷物も積載できる。
-
18/22後輪駆動の「CT5プラチナム」は、過度な演出感のない、ナチュラルなダイナミクス性能が印象に残るセダンだった。
-
19/22キャデラックCT5プラチナム
-
20/22
-
21/22
-
22/22

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
キャデラック CT5 の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
スズキ・アルト ラパン ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.11.3 スズキの「アルト ラパン」がマイナーチェンジ。新しいフロントマスクでかわいらしさに磨きがかかっただけでなく、なんとパワーユニットも刷新しているというから見逃せない。上位グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】 2025.11.1 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。
-
シトロエンC3ハイブリッド マックス(FF/6AT)【試乗記】 2025.10.31 フルモデルチェンジで第4世代に進化したシトロエンのエントリーモデル「C3」が上陸。最新のシトロエンデザインにSUV風味が加わったエクステリアデザインと、マイルドハイブリッドパワートレインの採用がトピックである。その仕上がりやいかに。
-
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2025.10.29 メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。
-
ルノー・ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】 2025.10.28 マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった「ルーテシア」が上陸。ルノーを代表する欧州Bセグメントの本格フルハイブリッド車は、いかなる進化を遂げたのか。新グレードにして唯一のラインナップとなる「エスプリ アルピーヌ」の仕上がりを報告する。
新着記事
-
NEW
「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す
2025.11.6エディターから一言ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。 -
NEW
未来がすべてにあらず! ジャパンモビリティショー2025で楽しめるディープな“昔”の世界
2025.11.5デイリーコラム未来のクルマ、未来の技術が集結する「ジャパンモビリティショー2025」。ただし、「そういうのはもういいよ……」というオトーサンのために(?)昔の世界を再現し、当時のクルマを並べた「タイムスリップガレージ」も用意されている。内部の様子を紹介する。 -
NEW
第90回:これぞニッポンの心! 軽自動車デザイン進化論(前編)
2025.11.5カーデザイン曼荼羅新型の「ダイハツ・ムーヴ」に「日産ルークス」と、ここにきて新しいモデルが続々と登場してきた軽自動車。日本独自の規格でつくられ、日本の景観を変えるほどの販売ボリュームを誇る軽のデザインは、今後どのように発展していくのか? 有識者と考えた。 -
NEW
プジョー2008 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.11.5試乗記「プジョー2008」にマイルドハイブリッドの「GTハイブリッド」が登場。グループ内で広く使われる最新の電動パワートレインが搭載されているのだが、「う~む」と首をかしげざるを得ない部分も少々……。360km余りをドライブした印象をお届けする。 -
“安心・安全”をより長く 2人のプロが「ブリヂストン・ブリザックWZ-1」を語る
2025.11.42025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>ブリヂストンが、持てる最新のタイヤ技術を投入して誕生させた、新しいスタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1(ダブルゼットワン)」。高い氷雪上性能とサステナビリティーを併せ持つ新製品の魅力に、2人のプロフェッショナルが迫る。 -
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】
2025.11.4試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。













