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2/232021年9月3日に発売される、新型「ホンダ・シビック」(写真右)。今回はそれに先立ち、ホンダのテストコースにおいて、先代モデル(同左)と乗り比べつつプロトタイプに試乗した。
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3/23海外ではセダンも展開される新型「シビック」だが、国内ではまず5ドアハッチバックのみラインナップされる。
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4/23コースへと向かう、先代モデル(写真手前)とニューモデル(同奥)。同じハッチバックながら、リアのデザインは大きく異なる。
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5/23フロントまわりのデザインは、精悍(せいかん)さと親しみやすさがテーマ。軽量なアルミ製ボンネットフードを採用するなど、機能性も追求されている。
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6/23視界の良さを意識しつつすっきりとデザインされたコックピットまわり。エアコンの吹き出し口は、インストゥルメントパネルの内側におさめられている。
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7/23上級グレード「EX」のシートは、プライムスムースと呼ばれる合皮とウルトラスエードのコンビタイプ。「LX」のものはプライムスムース×ファブリックとなる。
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8/23新型「シビック」のトランスミッションは、CVTのほかに6段MTも選べる。シフトレバー(写真)のショートストローク化と高剛性化による、スポーティーな操作感がウリ。
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9/23後席については、先代比で前席との座席間距離が35mm延長され、快適性の向上が図られている。
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10/23大きな開口部を持つ荷室は、5人乗車時で容量452リッター(「LX」の場合。「EX」は446リッター)。後席の背もたれを倒すことでキャパシティーを拡大できる。
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11/23先代に対して、全長は30mm、ホイールベースは35mm延長。ショルダーラインを低めにとることで、後席における開放感にも配慮した。
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12/23エンジンサウンドにもこだわったという1.5リッター直4ターボエンジン。燃料はハイオク指定で、燃費はWLTCモードで16.3km/リッター。
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13/23「EX」グレードの「10.2インチ デジタルグラフィックメーター」。「LX」には7インチサイズのものが搭載される。
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14/23CVT車のドライブモードセレクター。「ECON」「ノーマル」「スポーツ」の3モードが選べる。
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15/23操舵の応答性や路面からのインフォメーションについては、先代よりも新型のほうが明らかに上。静粛性の高さも印象的だった。
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16/23新型「シビック」は全グレードが「アジャイルハンドリングアシスト」を搭載。コーナリング時にブレーキを制御し、ステアリング切り始めの回頭性や旋回中のライントレース性を向上させる。
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17/23サスペンションの形式は、フロントがマクファーソンストラット式で、リアがマルチリンク式。タイヤサイズはいずれのグレードも235/40R18となっている。
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18/23安全装備については、最新世代の運転支援システム「Honda SENSING」を搭載。周囲の眩惑(げんわく)を防ぎつつ遠方視界が確保できるライティングシステムも備わる。
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19/23センターモニターは、9インチの静電タッチパネル式。最新の通信サービス「Honda CONNECT」に対応する。
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20/23スマートフォンの非接触充電トレーは上級グレード「EX」のみに備わる。
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21/23ラインナップについては、ハイブリッドモデルと、高性能モデル「タイプR」が2022年に追加される予定だ。
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22/23ホンダ・シビックLXプロトタイプ
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23/23ホンダ・シビックEXプロトタイプ

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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