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1/10新たなEV戦略を発表する、トヨタ自動車の豊田章男社長。
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2/10大量のEVコンセプトモデルを発表する豊田社長。これらのモデルは、すべて数年内の市販化を想定したものだ。
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3/10発表会はオンラインだけでなく、コロナ対策を実施しつつ“リアルイベント”としても開催。会場となった「MEGA WEB」には報道陣が詰めかけた。
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4/102030年におけるEVの年間販売目標を350万台としたトヨタ自動車。今日におけるトヨタの年間販売台数はグローバルで約1000万台なので、そのままの規模でいけば、2030年には年間販売の35%をEVが占める計算となる。
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5/10プレミアムブランドの市場では、他より急速に製品の電動化が進むとみられており、トヨタも2035年にはレクサスのラインナップを100%EVにするという。
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6/10今やグローバルなEVの旗手とされているテスラ。その時価総額はトヨタの3倍を超える。
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7/10増資で得た資金をもとに、次々に新事業を展開するテスラ。自動車に加え、バッテリー生産、ソーラー発電や大型蓄電設備といったエネルギー事業、そしてAIと、さまざまな分野に手を伸ばしている。写真は大型蓄電システム「メガパック」で、すでに日本でも茨城県つくば市で稼働している。
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8/10長年にわたりハイブリッド車の普及を推進し、自動車のCO2排出量削減に取り組んできたトヨタ。しかしグローバルでみれば、その実績は評価されていない。
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9/10EV戦略の発表会にて、報道陣からの質疑に応じる豊田社長。日本自動車工業会による2020年12月17日のオンライン説明会以来、トヨタ自動車の社長として、自工会の会長として、常々「敵は炭素」「EVだけが解ではない」と主張してきた彼だが、その主張は伝わっていないのが現状だ。
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10/10会場に展示された16台のコンセプトモデル。次回は個々の車両にフォーカスしつつ、新たなEV戦略にみるトヨタの狙いを読み解いてみたい。

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
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