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1/16無響室でノイズを計測中のW201。ディーゼル仕様の「190D」である。
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2/16「Sクラス」(W126)を想起させるフォルムや空力を考慮したホイールキャップ、汚れが付着しても視認性が高いとされた凹凸付きテールランプなど、上位モデルと同じ意匠が各部に反映されていた。
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3/16メーターまわり。写真は「190D」のもの。
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4/161990年~1993年の後期モデル「190E 1.8」。「Sクラス」と同様の樹脂製プレート(デザイナーの名にちなんで「サッコプレート」と呼ばれた)がサイドに付加された。
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5/16メルセデス・ベンツ190E 2.5-16(1988年~1993年)
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6/16W201のデザインを主導したダイムラー・ベンツ(当時)のデザインダイレクター、ブルーノ・サッコ。イタリア北東部ウーディネ出身である。
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7/16W201はツーリングカーレースでも活躍した。1993年9月にベルリンで開催されたADAC AVUSレースにおける一幕。
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8/161990年代初頭、実家にあった「190E」。脇に立つのは当時の筆者。
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9/16当時、東京・二子玉川の玉川高島屋SC駐車場で。空きを発見して入庫したら、偶然にも姉貴分である「Sクラス」および「Eクラス」と並んでしまった。
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10/16フォスコ・スタンゲリーニ氏と愛車の「メルセデス・ベンツ190E」。以下、2010年5月に撮影。
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11/16フォスコ氏は、筆者が1998年から4年ほど住んでいた家のオーナーだった。
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12/16美容師からバリスタと職業人生を歩んだフォスコ氏。リタイアの記念に「190E」を購入したという。
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13/16シートベルト警告灯は、室内灯の脇に備えられていた。旅客機のキャビン感覚に、かつて筆者もしびれたものだ。
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14/162010年当時、購入から17年が経過していたにもかかわらず、走行距離は約4万3000kmだった。
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15/16若いころに街にやってきたミッレミリアで「300SL」を目撃して以来、いつかメルセデスをと思っていたという。
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16/16トスカーナの島で見つけた後期型のW201。オーナーの愛情が伝わる光景だ。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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