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1/21
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2/21「プラスシックス」に続く新世代製品群の第2弾として、2020年に登場した「プラスフォー」。アルミの部材を接着して組み立てられる、完全新設計のプラットフォームをベースに開発された。
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3/21ダッシュボードのトリムやカーペット、シート表皮など、インテリア各部の素材や色、デザインは、豊富に用意されたオプションから選択が可能だ。
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4/21最高出力258PSを発生する2リッター直4ターボエンジン。最大トルクはMT仕様が350N・m/1000-5000rpmなのに対し、AT仕様では400N・m/1000-4300rpmとなっている。
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5/21「プラスフォー」は70年以上の歴史を誇るモーガン伝統の車名である。2020年のモデルチェンジにより、その表記は「Plus 4」から「Plus Four」に改められた。
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6/21ソフトトップには、開く際にじゃばら状に折りたたむアコーディオンタイプの「イージーアップモヘアフード」を採用。過去のモデルに装備されていた、簡易な脱着式PVCトップより大幅に質感が向上しており、また開閉の作業も容易になった。
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7/212ペダル仕様のトランスミッションはZF製のトルコン式8段AT。0-100km/h加速はMT仕様が5.2秒なのに対し、AT仕様は4.8秒とアナウンスされる。
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8/21新世代モーガンでは、ヘッドランプとテールランプにLEDを採用。状況に応じて自動で点灯/消灯する「オートマチックヘッドライト」も装備される。
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9/21車体の一部にウッドを用いるのもモーガンのクルマづくりの伝統。過去のモデルほどわかりやすくはないが、「プラスフォー」でもフロントバルクヘッドなどに“木目”を確認できる。
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10/21シートは運転席、助手席ともにスライドおよびリクライニング調整が可能。オプションでシートヒーターも用意される。
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11/21シート後方のトランクスペースには簡易ながらキーロック付きの小物入れを用意。左右に見えるのは、オプションで用意されるBluetoothオーディオのスピーカーだ。
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12/21ダッシュボード中央のパネルには、計器類と時計、空調などのコントローラーをまとめて配置。スタート時にはステアリングコラムのシリンダーにキーを挿してひねり、パネル下部のスタートスイッチを押してエンジンを始動する。
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13/21AT仕様の「プラスフォー」の車重は1009kg(乾燥重量)。最大トルク400N・mというエンジンの膂力(りょりょく)もあり、その走りは非常に快活だ。
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14/21運転席正面の計器パネルには水温計と燃料計、そしてデジタル液晶のインフォメーションディスプレイが装備される。
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15/21パワートレインの制御がアグレッシブとなる「スポーツプラス」モードのスイッチ。「プラスフォー」ではシフトセレクターを左に倒すと「スポーツ」モードに入り、その状態で写真のスイッチを押すと、スポーツプラスモードとなる。
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16/21試乗車に装着されていたスポークホイールはオプション。標準で装備されるのはシルバーのアロイホイールである。
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17/21「プラスフォー」はスポーティーで刺激的でありながら、“緩さ”や“優しさ”も持ち合わせた希有(けう)なスポーツカーだった。
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18/21モーガン・プラスフォー
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19/21
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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