-
1/19
-
2/19改良型プラグインハイブリッドシステムを搭載する最新の「V90」は2022年1月に、同じボルボの中・大型車用プラットフォーム「SPA」を用いる「V60」や「V60」「XC60」「XC90」と同時に発売された。
-
3/19今回は、車両本体価格が1054万円となる「V90」の最上級モデル「リチャージプラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション」に試乗。山岳路と高速道を中心にドライブした。
-
4/19「インスクリプション」グレードのフロントフェイス。エプロン上部にメッキモールが備わる専用デザインが採用され、他グレードとの識別が容易になっている。
-
5/19ボディーサイズは全長×全幅×全高=4945×1890×1475mm、ホイールベース=2940mm。車重はマイルドハイブリッドの同グレードよりも200kg重い2130kgと発表されている。
-
ボルボ V90 の中古車webCG中古車検索
-
6/19アクセルペダルだけで加減速や車両停止も可能になる、ワンペダル機能が新たに搭載された。ワンペダル機能はセンターコンソールのディスプレイで、オン/オフの設定が任意に行える。
-
7/19「V90リチャージプラグインハイブリッドT8 AWD」のパワーユニットは、最高出力317PSの2リッター直4ターボエンジンと、同71PSのCISG、同145PSのリアモーターで構成される。
-
8/19普通充電用ポートが左フロントフェンダーに設置される。バッテリー容量は従来型の11.6kWhから同18.8kWhへと約6割アップ。バッテリー単体の重量は約19kg増加している。
-
9/19北欧テイストのデザインや素材が用いられた「V90」のインテリア。Googleと共同開発された新しいインフォテインメントシステム「Google Apps and Services」を全グレードに標準採用している。
-
10/19「V90リチャージプラグインハイブリッドT8 AWD」には、「ハイブリッド」「パワー」「ピュア」「コンスタント4WD」の4つの走行モードが用意されている。画面はハイブリッドモード選択時の様子。
-
11/19後席使用時の荷室容量は560リッターで、後席背もたれを前方に倒せば最大1526リッターに拡大できる。荷室床面の一部を垂直に立ち上げ、フックとストラップで荷物を簡単に固定できるバッグホルダーも備わっている。
-
12/19ドライバーインフォメーションディスプレイと呼ばれるメーターは、12.3インチサイズ。中央部にナビを表示する「Navi」と中央部が空白になる「Calm」の2種類から画面デザインを選択できる。写真はNaviを選択した様子。
-
13/19「インスクリプション」グレードには、スウェーデンのオレフォス社が手がけるクリスタル製のシフトノブが標準で装備されるほか、カップホルダーとシャッター式のカバーが専用デザインとなる。
-
14/19「バーチライトメタリック」の外装色が選択された「インスクリプション」グレードでは、「チャコール/ブロンド」の内装色と明るい「ブロンド」色のファインナッパレザーシート表皮が組み合わされる。
-
15/19ロングホイールベースを生かしたゆとりある後席スペースも「V90」の自慢。リアのレッグルーム長は911mm、座面から天井までは966mmの高さが確保されている(数値は欧州発表値)。
-
16/19「V90リチャージプラグインハイブリッドT8」には20インチサイズのホイールが標準で装備される。今回の試乗車は「8マルチスポークダイヤモンドカット/ブラック」ホイールに、245/40R20サイズの「ピレリPゼロ」タイヤが組み合わされていた。
-
17/19今回の改良によって、EV走行換算距離が従来型の約2倍となる81kmに延びた。「Google Map」の情報を元に、設定した目的地までのエネルギー配分(エンジンの稼働やEV走行)をコントロールする「VEM(Vehicle Energy Management)」機能も標準装備されている。
-
18/19ボルボV90リチャージプラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション
-
19/19

生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
ボルボ V90 の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。