-
1/21いつしかつけられたニックネームのほうが正式車名よりも有名になった、誰もが知る国内外の名車5モデルをセレクト。ニックネームで呼ばれるのは、その人気がホンモノであることの証明でもある。
-
2/21フィアット500
-
3/211936年に発表された元祖「フィアット500」。2004年に復活した21世紀のモデルとは一線を画す大きなフロントグリルが特徴的だ。この初代は設計者ダンテ・ジアコーザ博士の出世作であり、同時にイタリアのベーシックトランスポーターの歴史的傑作でもある。
-
4/21当時のイメージカラーだった赤/黒のツートンにペイントされた「トポリーノ(Topolino)」こと初代「フィアット500」。フォルムと配色が世界一有名なキャラクター、ミッキーマウスを想起させる。ちなみにイタリアではミッキーマウスをトポリーノ、ドナルドダックを「パペリーノ(Paperino)」と呼んでいる。
-
5/21フォルクスワーゲン・タイプ1
-
日産 スカイライン の中古車webCG中古車検索
-
6/211938年にドイツの国民車「KdF」としてデビューした「フォルクスワーゲン・タイプ1」。第2次大戦後にも生産が継続され、全世界で大ヒットを収めた。英語圏では「ビートル」、日本では「カブトムシ」、イタリアでは「マッジョリーノ」、フランスでは「コクシネル」などと呼ばれ親しまれた。
-
7/211946年3月に、記念すべき1000台目の車両がラインオフ。「ビートル」は基本構造を大きく変更することなく、2003年7月30日にメキシコのフォルクスワーゲン・メヒコの工場で生産が終了するまで、トータルで約2153万台が製造されたという。
-
8/21アメリカで独自の文化を形成することにも成功した「ビートル」。米西海岸を中心に“キャルルック(Cal Look)”や“キャルスタイル(Cal Style)”などと呼ばれるカーライフやカスタマイズも流行した。
-
9/21フェラーリ365GT 2+2
-
10/211967年のパリモーターショーでデビューを飾った4シーターの「フェラーリ365GT 2+2」。「ディーノ206GT」のデザインを手がけたことでも知られる、ピニンファリーナのチーフデザイナーだったアルド・ブロヴァローネがそのフォルムを描き出した。米自動車専門誌『ロード&トラック』が、豪華客船「クイーンメリー」になぞらえて呼んだことから、このニックネームが定着したとされる。
-
11/21「クイーンメリー」と呼ばれる理由のひとつといわれる、ゴージャスなキャビン。本革やウッドパネルでぜいたくな空間に仕立てられている。「フェラーリ365GT 2+2」は、パワーステアリングやパワーウィンドウを標準で装備した最初のフェラーリでもある。
-
12/21「365GT 2+2」の全長は4980mm。なだらかなルーフラインから続く、長いリアのオーバーハングがエクステリア上の特徴として挙げられる。写真はシャシーナンバー19093の車両で、2022年8月に米モントレーで開催されるRMオークションに出品される予定だ。
-
13/21スバル360
-
14/211958年にデビューした「スバル360」は、日本における軽自動車のパイオニア的存在。当時のファンや一般の子どもたちからは「てんとう虫」の愛称で呼ばれることが多かった。
-
15/21設計者である百瀬晋六が、第2次大戦前・戦中の旧中島飛行機で培った航空機テクノロジーを四輪自動車に転用して開発された。356ccの空冷2ストローク直2エンジンをリアに搭載。最高出力16PSからスタートし、最終型では25PSにまでパワーアップした。
-
16/21「ビートル」こと「フォルクスワーゲン・タイプ1」との近似性を感じさせる「スバル360」のリアビュー。1958年に発表・発売され、1966年まで生産された。
-
17/21日産スカイライン(C10型)
-
18/211968年にデビューした3代目「スカイライン」(C10型)。テレビやラジオCMなどで「愛のスカイライン」として広告展開が行われた。のちにその形状から「ハコスカ」と呼ばれるようになった。
-
19/211968年にデビューした4代目「スカイライン」(C110型)。テレビCMなどに用いられた「ケンとメリーのスカイライン」というキャッチフレーズから、「ケンメリ」というニックネームが自然発生した。
-
20/211977年にデビューした5代目「スカイライン」(C210型)。広告キャンペーンのキャッチフレーズは「SKYLINE JAPAN」で、そこから「ジャパン」のニックネームが一般化した。
-
21/211981年にデビューした6代目「スカイライン」(R30型)。テレビCMや新聞・雑誌広告などに米俳優のポール・ニューマンが起用されたことから「ニューマンスカイライン」と呼ばれ、のちに登場した高性能バージョン「RS」シリーズは、そのフロントフェイスデザインから「鉄仮面」と称された。

武田 公実
日産 スカイライン の中古車webCG中古車検索
エディターから一言の新着記事
-
第849回:新しい「RZ」と「ES」の新機能をいち早く 「SENSES - 五感で感じるLEXUS体験」に参加して 2025.10.15 レクサスがラグジュアリーブランドとしての現在地を示すメディア向けイベントを開催。レクサスの最新の取り組みとその成果を、新しい「RZ」と「ES」の機能を通じて体験した。
-
第848回:全国を巡回中のピンクの「ジープ・ラングラー」 茨城県つくば市でその姿を見た 2025.10.3 頭上にアヒルを載せたピンクの「ジープ・ラングラー」が全国を巡る「ピンクラングラーキャラバン 見て、走って、体感しよう!」が2025年12月24日まで開催されている。茨城県つくば市のディーラーにやってきたときの模様をリポートする。
-
第847回:走りにも妥協なし ミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」を試す 2025.10.3 2025年9月に登場したミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」と「クロスクライメート3スポーツ」。本格的なウインターシーズンを前に、ウエット路面や雪道での走行性能を引き上げたという全天候型タイヤの実力をクローズドコースで試した。
-
第846回:氷上性能にさらなる磨きをかけた横浜ゴムの最新スタッドレスタイヤ「アイスガード8」を試す 2025.10.1 横浜ゴムが2025年9月に発売した新型スタッドレスタイヤ「アイスガード8」は、冬用タイヤの新技術コンセプト「冬テック」を用いた氷上性能の向上が注目のポイント。革新的と紹介されるその実力を、ひと足先に冬の北海道で確かめた。
-
第845回:「ノイエクラッセ」を名乗るだけある 新型「iX3」はBMWの歴史的転換点だ 2025.9.18 BMWがドイツ国際モーターショー(IAA)で新型「iX3」を披露した。ざっくりといえば新型のSUVタイプの電気自動車だが、豪華なブースをしつらえたほか、関係者の鼻息も妙に荒い。BMWにとっての「ノイエクラッセ」の重要度とはいかほどのものなのだろうか。
新着記事
-
NEW
開幕まで1週間! ジャパンモビリティショー2025の歩き方
2025.10.22デイリーコラム「ジャパンモビリティショー2025」の開幕が間近に迫っている。広大な会場にたくさんの展示物が並んでいるため、「見逃しがあったら……」と、今から夜も眠れない日々をお過ごしの方もおられるに違いない。ずばりショーの見どころをお伝えしよう。 -
NEW
レクサスLM500h“エグゼクティブ”(4WD/6AT)【試乗記】
2025.10.22試乗記レクサスの高級ミニバン「LM」が2代目への代替わりから2年を待たずしてマイナーチェンジを敢行。メニューの数自体は控えめながら、その乗り味には着実な進化の跡が感じられる。4人乗り仕様“エグゼクティブ”の仕上がりを報告する。 -
NEW
第88回:「ホンダ・プレリュード」を再考する(前編) ―スペシャリティークーペのホントの価値ってなんだ?―
2025.10.22カーデザイン曼荼羅いよいよ販売が開始されたホンダのスペシャリティークーペ「プレリュード」。コンセプトモデルの頃から反転したようにも思える世間の評価の理由とは? クルマ好きはスペシャリティークーペになにを求めているのか? カーデザインの専門家と考えた。 -
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。
注目のキーワード
注目の記事
-
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集
-
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集
-
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングスカイライン