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2/212022年4月に世界初公開された、レクサスの新型BEV「RZ」。現在はまだ開発段階にあり、同年末の発売が見込まれている。
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3/21左右非対称なセンターコンソールを持つ「レクサスRZ」のインテリア。ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを高度に連携させる「Tazuna Concept」が採用されている。
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4/21SBW搭載車には、上部のリムを取り払った操縦かん型のステアリングホイール(写真)が装着される。
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5/21横方向から見たSBW搭載車(左ハンドル車)のコックピット周辺部。ステアリングホイールの特異な形状もあって運転席前方はすっきりしている。
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6/21ステアリングホイールと操舵輪が物理的に分離するSBWシステムでは、互いの操舵情報と路面情報を、電気信号を使って伝達することになる。
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7/21今回は愛知県内にあるトヨタ自動車の下山テストコースで「RZ」のプロトタイプに試乗した。
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8/212021年秋の時点で豊田章男社長から直々に“だめ出し”されたというSBW。その後の開発においては、路面からのインフォメーションを適切にドライバーに伝えられるよう注力された。
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9/21電気信号を使うSBWシステム(写真左)と、物理的連結による従来型ステアリングシステム(同右)の動作イメージ。SBWの働きは膨大な解析データによるものであり、そのデータは、車両開発スタッフの走り込みで収集されている。
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10/21試乗車「レクサスRZ450e」の20インチアルミホイール。ダンロップの「SPスポーツマックス050」タイヤが組み合わされていた。
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11/21SBW搭載車の操縦かん型ステアリングホイールの切れ角は左右最大150度。写真は右いっぱいにステアした状態。
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12/21「RZ」は前後計2基のモーターで4輪を駆動する。前後のトルク配分は、加速度や舵角などの情報を基に100:0~0:100の間で制御される。
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13/21操舵角±150度のステアリングシステムには慣れが必要だが、交差点での右左折やUターン、車庫入れ、ワインディングロードにおけるスポーツ走行などにおいて“持ち替え”不要な運転を可能にする。
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14/21センターコンソール部のダイヤル式シフトセレクターとカップホルダー。写真は左ハンドル車のもの。
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15/213人掛けの後席。大型のサンルーフ「パノラマルーフ」は、リアの乗員の頭上までカバーする。
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16/21車速に応じてステアリングギア比を調整できるSBWにおいては、あらゆるステージで軽快かつ安定した操舵が可能となっている。
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17/21SBW(写真左)では、グリップ状態を含むタイヤと路面との接触情報は伝えられる一方、従来型のステアリングシステム(同右)で感じられるブレーキ振動やキックバックなどの不快な振動は遮断できる。
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18/21「RZ」の「パノラマルーフ」にはサンシェードが備わらない。ガラス面の調光機能により透過度を変化させる。
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19/21開口部の大きなラゲッジルーム。後席の背もたれを倒すことで積載容量を拡大できる。
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20/21「レクサスRZ」は国内のみならず、欧米や中国を含めたおよそ50カ国で展開される見込み。年間の目標販売台数は3万2000台となっている。
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21/21レクサスRZ450eプロトタイプ

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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