-
1/14富士スピードウェイのレーシングコースを疾走する「アストンマーティン・ヴァルキリーAMR Pro」。
-
2/14「ヴァルキリーAMR Pro」はアストンマーティンのハイパーカー「ヴァルキリー」のなかでも、サーキット走行に特化したモデル。2018年のジュネーブショーで世界初公開された。
-
3/14車体に描かれた“002”という数字は、このクルマがアストンマーティンにとって第2のハイパーカーであることを示す。当初「ヴァルキリーAMR Pro」は、「AM-RB 002」と呼ばれていた。
-
4/14ガルウイング式のドアを開けると現れる、カーボンモノコックに貼られたプレート。このクルマが世界限定40台のうちの1台であることを示している。
-
5/14空力性能を追求したデザインは、エイドリアン・ニューウェイの手になるもの。名だたるF1マシンを手がけてきた鬼才だ。
-
アストンマーティン の中古車webCG中古車検索
-
6/14ピットで行われたアンベールの様子。
-
7/14コックピットにドライビングに不要な装備は一切なし。ダッシュボードにメーターの類いはなく、ステアリングホイールのディスプレイで走行情報を確認する。
-
8/14軽量化のため、ボディーはもちろんウイッシュボーン式のサスペンションにもカーボンファイバーを採用。フロント/サイドウィンドウはパースペクス製だ。
-
9/14軽量化のためにハイブリッドシステムは撤去されているが、6.5リッターV12エンジンは単体でも1000PSの最高出力を発生する。
-
10/14ホームストレートを駆け抜ける「ヴァルキリーAMR Pro」。この日は最高出力が800PSに抑えられていたというが、それでも最高速は300km/hを優に超えた。
-
11/14大幅に拡大されたボディーと、専用の空力デバイスの追加により、ロードカーの2倍ものダウンフォースを得たという「ヴァルキリーAMR Pro」。コーナーでの横方向加速度は、実に3Gに達するという。
-
12/14リアウイングにはアストンマーティンF1チームのレーシングドライバー、セバスチャン・ベッテルとランス・ストロールのサインが書かれていた。
-
13/14開発段階で掲げられていた目標は、「ルマンが開催されるサルトサーキットを、3分20秒で周回できること」。これはルマンを含む世界耐久選手権の参戦車両のなかでも、最上位カテゴリーのマシンに比肩する性能だ。
-
14/14今やハイパーカーやスーパースポーツのパフォーマンスは、公道ではその片りんすら感じられないほどの高みに達している。今後は「ヴァルキリーAMR Pro」のようなサーキット専用マシンが、スピードを求める好事家の“たしなみ”となることだろう。

西川 淳
永遠のスーパーカー少年を自負する、京都在住の自動車ライター。精密機械工学部出身で、産業から経済、歴史、文化、工学まで俯瞰(ふかん)して自動車を眺めることを理想とする。得意なジャンルは、高額車やスポーツカー、輸入車、クラシックカーといった趣味の領域。
アストンマーティン の中古車webCG中古車検索
エディターから一言の新着記事
-
第855回:タフ&ラグジュアリーを体現 「ディフェンダー」が集う“非日常”の週末 2025.11.26 「ディフェンダー」のオーナーとファンが集う祭典「DESTINATION DEFENDER」。非日常的なオフロード走行体験や、オーナー同士の絆を深めるアクティビティーなど、ブランドの哲学「タフ&ラグジュアリー」を体現したイベントを報告する。
-
第854回:ハーレーダビッドソンでライディングを学べ! 「スキルライダートレーニング」体験記 2025.11.21 アメリカの名門バイクメーカー、ハーレーダビッドソンが、日本でライディングレッスンを開講! その体験取材を通し、ハーレーに特化したプログラムと少人数による講習のありがたみを実感した。これでアナタも、アメリカンクルーザーを自由自在に操れる!?
-
第853回:ホンダが、スズキが、中・印メーカーが覇を競う! 世界最大のバイクの祭典「EICMA 2025」見聞録 2025.11.18 世界最大級の規模を誇る、モーターサイクルと関連商品の展示会「EICMA(エイクマ/ミラノモーターサイクルショー)」。会場の話題をさらった日本メーカーのバイクとは? 伸長を続ける中国/インド勢の勢いとは? ライターの河野正士がリポートする。
-
第852回:『風雲! たけし城』みたいなクロカン競技 「ディフェンダートロフィー」の日本予選をリポート 2025.11.18 「ディフェンダー」の名を冠したアドベンチャーコンペティション「ディフェンダートロフィー」の日本予選が開催された。オフロードを走るだけでなく、ドライバー自身の精神力と体力も問われる競技内容になっているのが特徴だ。世界大会への切符を手にしたのは誰だ?
-
第851回:「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す 2025.11.6 ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。
新着記事
-
NEW
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
NEW
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。 -
NEW
EUが2035年のエンジン車禁止を撤回 聞こえてくる「これまでの苦労はいったい何?」
2025.12.19デイリーコラム欧州連合(EU)欧州委員会が、2035年からのEU域内におけるエンジン車の原則販売禁止計画を撤回。EUの完全BEVシフト崩壊の背景には、何があったのか。欧州自動車メーカーの動きや市場の反応を交えて、イタリアから大矢アキオが報告する。 -
NEW
第856回:「断トツ」の氷上性能が進化 冬の北海道でブリヂストンの最新スタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1」を試す
2025.12.19エディターから一言2025年7月に登場したブリヂストンの「ブリザックWZ-1」は、降雪地域で圧倒的な支持を得てきた「VRX3」の後継となるプレミアムスタッドレスタイヤ。「エンライトン」と呼ばれる新たな設計基盤技術を用いて進化したその実力を確かめるべく、冬の北海道・旭川に飛んだ。 -
次期型はあるんですか? 「三菱デリカD:5」の未来を開発責任者に聞いた
2025.12.18デイリーコラムデビューから19年がたとうとしている「三菱デリカD:5」が、またしても一部改良。三菱のご長寿モデルは、このまま延命措置を繰り返してフェードアウトしていくのか? それともちゃんと次期型は存在するのか? 開発責任者に話を聞いた。 -
フォルクスワーゲンID. Buzzプロ ロングホイールベース(前編)
2025.12.18あの多田哲哉の自動車放談現在の自動車界では珍しい、100%電動ミニバン「フォルクスワーゲンID. Buzz」。トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんが、実車に初めて試乗した感想は?






























