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2/272022年9月15日に販売が開始される「マツダCX-60」。新開発されたエンジン縦置きプラットフォームをベースとする、マツダが「ラージ商品群」と呼ぶSUVの第1弾モデルである。
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3/27今回試乗した「マツダCX-60 XDハイブリッド プレミアムモダン」は、3.3リッター直6ディーゼルターボに48Vマイルドハイブリッド機構を組み合わせた4WD車。車両本体価格は547万2500円と発表されている。
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4/27「CX-60 XDハイブリッド」に搭載される「e-SKYACTIV D」。最高出力254PS、最大トルク550N・mの3.3リッター直6ディーゼルターボに、同16.3PS、同153N・mの電気モーターを用いた48Vマイルドハイブリッドシステムが加わる。
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5/27堂々とした風格のあるフロントフェイスや力強いFR骨格などで「魂動デザイン」の知性やエレガンスを表現したと紹介される「CX-60」のエクステリアデザイン。「プレミアムモダン」グレード(写真)のグリルは、ピアノブラックのバーデザインになっている。
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6/27今回試乗した「CX-60 XDハイブリッド プレミアムモダン」は、5万5000円の有償色となる「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」のボディーカラーをまとっていた。
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7/27「ルーセントクロス」と呼ばれるピュアホワイトのデコレーションパネルが採用された「CX-60 XDハイブリッド プレミアムモダン」のインストゥルメントパネル。ダッシュボードからドアパネルに至る、連続感のあるデザインが特徴だ。
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8/27メーターには12.3インチサイズのフル液晶パネルが用いられている。イグニッションスイッチをオンにすると、「CX-60」のロゴに続き、実車と同じボディーカラーをまとった車両のアニメーションが流れる。
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9/27幅の広いセンターコンソールパネルに、ATのシフトセレクターとインフォテインメントシステムのコントローラーを配置。パーキングポジションは右上に位置し、シフトノブの先端にあるリリースボタンを握りながらセレクターを左にスライドさせることで、RやN、Dレンジにシフトできる。
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10/27左右のフロントフェンダーに、サイドシグネチャーガーニッシュを配置。縦置き搭載される直6エンジンを意味する「INLINE 6」のクロームメッキエンブレムが備わっている。
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11/27「CX-60 XDハイブリッド プレミアムモダン」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4740×1890×1685mm、ホイールベースは2870mm。ロングノーズのフォルムが、後輪駆動用プラットフォームであることを表現している。
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12/27ピュアホワイトのナッパレザーにチタン色のアクセントラインが入れられたシート表皮は「プレミアムモダン」グレード専用のアイテム。前席にはヒーターとベンチレーション機能が備わっている。
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13/27ヒーター機能が標準で装備される「XDハイブリッド プレミアムモダン」のリアシート。背もたれは40:20:40の分割可倒機能が備わっており、積載物に合わせたシートアレンジが行える。
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14/27近年のマツダ各車と同じく、こだわりのオルガン式アクセルペダルを採用。右足を伸ばした先にアクセルペダルが、左足を伸ばした先にフットレストが極めて自然に配置されている。
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15/27ダッシュボードセンターのモニター下部に配置される、エアコンの吹き出し口と操作パネル。使用頻度や直感的な使いやすさを考慮し、あえてスイッチ式の操作方法を採用したという。
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16/27「e-SKYACTIV D」と呼ばれる3.3リッター直6ディーゼルマイルドハイブリッドは、車重1940kgの「CX-60 XDハイブリッド」を上り坂でも軽々と加速させる実力を披露した。WLTCモードで21.0km/リッターを記録する燃費値も同モデルの特徴である。
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17/27「XDハイブリッド プレミアムモダン」には切削加工が施された、ブラックメタリック塗装の20インチホイールが標準装備される。タイヤは235/50R20サイズの「ブリヂストン・アレンザ001」で、マツダの認証マーク付きとなる。
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18/275人乗車時の荷室容量は570リッター。後席の背もたれをすべて前方に倒すと、容量を1726リッターに拡大できる(数値は欧州仕様発表時のもの)。「XDハイブリッド」モデル全車に、ハンズフリー機能付きパワーリフトゲートが標準で装備される。
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19/27「XDハイブリッド プレミアムモダン」のダッシュボードに用いられたかけ縫いのステッチ。「CX-60」の開発における“人馬一体”というキーワードから、馬具を結ぶというポイントに着目し、この手法を採用したという。
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20/27内装色とコーディネートされたホワイトのステッチが施された「XDハイブリッド プレミアムモダン」のステアリングホイール。エントリーモデルを除くほとんどのグレードでステアリングヒーターが標準装備されているのも「CX-60」の特徴だ。
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21/27「マツダCX-60」の開発を指揮した、商品本部副本部長兼主査の和田宜之氏。SUVでも安全に走りが楽しめるドライビングエンターテインメントと、人に響くクルマづくりをコンセプトに開発を行ったという。
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22/27今回のメディア向け試乗会の会場に展示されていた「CX-60」の販売店オプション装着車。ボディーの前後と左右のアンダーガーニッシュに、フェンダーアーチモールが加えられた35万9569円の外装アイテム「シグネチャースタイル」が装着されている。
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23/27「XDハイブリッド プレミアムスポーツ」グレードのインテリア。外装色は7万7000円の有償オプション「ソウルレッドクリスタルメタリック」で、内装色はタン、シート表皮にはナッパレザーとレガーヌと呼ばれる人工皮革のコンビネーションが用いられている。
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24/27「XDハイブリッド プレミアムスポーツ」グレードでは、ブラックメタリック塗装された10本スポークホイールが標準で装備される。タイヤは235/50R20サイズの「ブリヂストン・アレンザ001」が組み合わされる。
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25/27「CX-60」のサスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン式、リアがマルチリンク式。コーナリング時に、リア内輪に微弱な制動をかけて車体のロール量をコントロールする「KPC(キネマティック・ポスチャー・コントロール)」も全車に標準採用されている。
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26/27マツダCX-60 XDハイブリッド プレミアムモダン
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河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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