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2/26「BMW 8シリーズ」に一部改良が実施されたのは、2022年3月のこと。「M8」シリーズの改良は内外装の変更が主で、外装ではヘッドランプ内にダークカラーの差し色を加える「Mヘッドライト・シャドーライン」が標準装備となった。
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3/26インテリアでは、12.3インチの大型センターディスプレイの採用がトピック。試乗車には上質なバイカラーのメリノレザーで各所を覆う、オプションの「BMW Individualフルレザー・メリノ」が採用されていた。
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4/26軽量・高剛性で座り心地やホールド性にも優れる「Mカーボンバケットシート」。同シートを選択すると、ランバーサポートやアクティブベンチレーション機能は非搭載となる。
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5/26BMW M(厳密にはその前身となるBMWモータースポーツ)の創立50周年を記念する、特別な「Mバッジ」。車体の前後や、ホイールのセンターキャップなどに用いられる。
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6/26ボディーサイズは全長×全幅×全高=4870×1905×1360mmと、ドアが2枚しかないモデルとしては非常に大柄。車重も1910kgと、かなりの重量級だが、そうしたスペックを感じさせないほどに、身のこなしは軽快だ。
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7/26メーターパネルは12.3インチのフル液晶で、ドライブモードで「TRACK」を選択すると、ターボのブースト圧やタイヤ空気圧、前後左右の加速度などを表示。ヘッドアップディスプレイも、シフトインジケーターやエンジン回転計などからなるMモデル専用の表示に切り替わる。
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8/26予防安全・運転支援システムはBMWのなかでも最新世代のものとなっており、アダプティブクルーズコントロールや車線維持支援機能などに加え、渋滞時の“手放し運転”を可能にする「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」も搭載されている。
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9/26駆動システムには4輪のトルク配分を無段階で制御する4WDシステム「M xDrive」を採用。制御モードは3種類で、デフォルトの「4WD」モードでも、基本はあくまで後輪駆動だ。
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10/26センターコンソールには、ドライブモードの設定やアクティブエキゾーストシステムの音量・音質を切り替えるスイッチ類を配置。
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11/26ドライブモードは「ROAD」「SPORT」「TRACK」に、カスタマイズモード「M1」「M2」を加えた全5種類。SPORTモードについても、ドライバーの任意で各種設定の変更が可能となっている。
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12/26タイヤサイズは前が275/35ZR20、後ろが285/35ZR20。試乗車のタイヤはピレリのハイパフォーマンスタイヤ「Pゼロ」だったが、雨のなかの試乗では、接地感がやや心もとなかった。
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13/26ルーフには軽量・高剛性なカーボンファイバー強化樹脂(CFRP)を採用。軽量化と低重心化を図っている。
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14/26最高出力625PS、最大トルク750N・mを発生する4.4リッターV8ツインターボエンジン。今回の改良に合わせ、「クーペ」「カブリオレ」「グランクーペ」ともに600PS仕様の「M8」は廃止。625PS仕様の「M8コンペティション」のみの設定となった。
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15/26Vバンクの間に搭載される2基のターボチャージャー。ここへ排ガスを送るエキゾーストマニフォールドをクロスバンク型とすることで、最大限に排気エネルギーを活用しながら素早いレスポンスを実現している。
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16/26走り方に応じて刺激的なサウンドを奏でる4本のエキゾーストパイプ。試乗車にはオプションの「Mカーボンエクステリアパッケージ」が採用されており、フロントバンパー左右のエアカーテンガイドや、ミラーキャップ、リアスポイラー、リアディフューザーのインサートがいずれもカーボン製となっていた。
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17/26ドライブトレインには、左右のトルク配分を可変制御する「アクティブMディファレンシャル」を搭載。4WDシステムは、「4WDスポーツ」モードを選択すると“ほぼ後輪駆動”状態にできるほか、DSCをオフにすると、本当に完全な後輪駆動状態にもできる。
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18/26ステアリングホイールには「M1」「M2」の2つの赤いスイッチを配置。ドライバーが作成した2つのカスタマイズモードを、ワンプッシュで呼び出せる。
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19/26「M1」「M2」のカスタマイズモードでは、先述の「SPORT」モードよりさらに多数の項目において、より幅広い制御の設定が可能。
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20/26惜しげもなく本革が使われたリアシート。めったに使われないであろう“+2”の乗車スペースも、細部までていねいに仕立てられている。
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21/26BMWの最高級クーペならではのラグジュアリネスと、Mモデルならではの妥協のないスポーティネスを併せ持った「M8クーペ コンペティション」。このクルマからは、BMWという多面的なブランドが持つあまたの側面の、それぞれの“最上”を感じることができた。
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22/26BMW M8クーペ コンペティション
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山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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