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1/13今回は2代目「ホンダNSX」の最終進化版たる「タイプS」で、夜の首都高に出撃。ちょうど1年ぐらい前にも初代モデルだが、同じタイプSで首都高に繰り出したことを思い出した。
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2/13担当サクライ君の運転で音もなく到着し、わが家の前でスタンバイしていた「NSXタイプS」。シブい「カーボンマットグレー・メタリック」のボディーカラーは、タイプS専用としてラインナップされた新色で、69万3000円の有償オプションとなる。日本には10台限定で導入される。
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3/13モーターのみで走行する「クワイエット」モードで東京・杉並の住宅街を行く「NSXタイプS」。高性能ミドシップスーパーカーなれど、深夜や早朝でも気を使わず静かに走れるのはありがたい。
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4/132代目「NSX」はよくできたクルマだが、なぜか世間は盛り上がらなかった。今夜は、その理由も検証するつもりでドライブした。
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5/13いつもの首都高辰巳PAに到着。こうしてあらためて眺めてみると、そのスタイリングはごくごくまっとうなミドシップのスーパーカールックである。
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6/13久しぶりに乗った2代目「NSX」は相変わらず視界がものすごく良かった。しかも「タイプS」であっても、乗り心地は実にカイテキ。試乗車のシートは、エボニー色のセミアニリンレザーとアルカンターラのコンビネーション表皮で仕立てられていた。
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7/13「NSXタイプS」ではフロントフェイスをカーボンパーツでスポーティーな印象にブラッシュアップ。空気の流入量を増やすべくグリルの開口部が大幅に拡大され、さらにリアインタークーラーへの空気の流速を高めるために、バンパー左右端も同モデル専用形状になっている。
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8/13スイッチ式シフトセレクターの前方に、走行モードの切り替えダイヤルを配置。走行モードはEV走行用の「クワイエット」、デフォルトの「スポーツ」と少し走りが元気になる「スポーツ+」、そして最強の「トラック」という全4種類が用意されている。
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9/13首都高辰巳PAに「NSXタイプS」を駐車し、休憩しつつ記念撮影。ポーズはともかく、2代目NSXに乗れるのもこれが最後かもしれない……としみじみしていたところに、メルセデスに乗る中年男性が声をかけてきた。
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10/13首都高辰巳PAで出会った初代「NSXタイプR」のオーナー男性は、「エアロ(パーツ)を見てひと目で新しい『タイプS』だと気づきました!」と言う。わかる人にはその違いがわかるのだ。
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11/13エンジンルームで目を引く赤いセンターカバーは、「NSXタイプS」の専用アイテム。システム最高出力は標準車より29PS高い610PS、システム最大トルクも21N・mアップした667N・mを誇る。
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12/13今回の試乗は、メーターナセルやステアリングホイールのインレイにカーボンパーツを用いるオプションの「カーボンファイバーインテリアスポーツパッケージ」が装着されていた。
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13/13短命に終わった2代目「NSX」。初代「NSXタイプR」のオーナーは、「乗ればピカイチですが、やはり最初の値段が高かったのだと思います」と語っていた。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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