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2/332022年秋に日本で発売された「CX-60」。価格帯は299万2000円から626万4500円と非常に幅広く、単なる高付加価値商品としてではなく、幅広いユーザーに訴求する主力車種としてマツダが考えていることが分かる。
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3/33「CX-60」に用いられるラージプラットフォーム。今どき珍しい、FRをベースとしたエンジン縦置きの構造となっており、新開発の直6エンジンともども注目を集めている。
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4/33近年のマツダ車の例にもれず、インテリアの仕立てはていねいで上質。高級感とスポーティネスを併せ持つ「プレミアムスポーツ」や、日本人の美意識を表現したという「プレミアムモダン」(写真)など、独自のコンセプトを具現したグレードも用意している。(写真:花村英典)
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5/33マツダとしては久々となるFR系プラットフォームを採用した「CX-60」。今後はマーケットに応じて、「CX-70」「CX-80」「CX-90」と新型車を投入していくという。(写真:花村英典)
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6/33エントリーモデルとなる「25S Sパッケージ」だが、各所にクロームメッキ装飾が施されることから、外装に“廉価版”のイメージはない。ホイールはグレーメタリック塗装の18インチだ。
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7/33「Sパッケージ」や「XD」に装備されるクロスシート。両グレードでは、ダッシュボードの装飾パネルは樹脂、ドアトリムは黒のクロスとなる。
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8/3320インチホイールを装着した「XDエクスクルーシブモード」。「Lパッケージ」と「エクスクルーシブモード」については、外装に差異はない。
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9/33シート表皮は「Lパッケージ」がレザー、「エクスクルーシブモード」がナッパレザー(写真)。シートカラーは、前者にはブラックとベージュ、後者にはブラックとグレージュが用意される。
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10/33「エクスクルーシブスポーツ」と「プレミアムスポーツ」では、外装の各部がブラックアウトされ、ハニカムメッシュのグリルが装備される。写真は「XDハイブリッド プレミアムスポーツ」。
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11/33「エクスクルーシブスポーツ」に装備されるナッパレザーシート。内装の仕様は「エクスクルーシブモード」と共通だが、内装色はブラックしか選択できない。(写真:向後一宏)
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12/33「プレミアムスポーツ」のシートはナッパレザーと合成皮革のコンビタイプ。内装色はタンで、マットブラックヘアラインの装飾が施される。
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13/33「エクスクルーシブモダン」と「プレミアムモダン」の外装は基本的に共通。切削光輝加工とブラック塗装を組み合わせた20インチアルミホイールが目を引く。
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14/33「プレミアムモダン」の内装色はピュアホワイトのみ。インテリアトリムは黒をまぶしたルーセントクロスと本杢(メープル)の組み合わせで、他車の上級グレードにはない、独自の趣を醸し出している。
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15/33「XD」の3.3リッター直6ディーゼルターボエンジン。海外向けには直6のガソリンエンジンや「SKYACTIV-X」(火花点火制御圧縮着火エンジン)も用意されるが、日本への導入は見送られた。
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16/33MHEVの「XDハイブリッド」に搭載されるエンジンは、最高出力254PS、最大トルク550N・mと、「XD」のそれよりやや強力だ。
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17/33「PHEV」のパワーユニットは自然吸気の2.5リッターガソリンエンジンに最高出力175PSのモーターの組み合わせ。電池の容量は17.8kWhで、CHAdeMO規格の急速充電や、V2H、V2Lといった外部給電にも対応している。
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18/33トランスミッションには自社製の8段ATを採用。ユニットのコンパクト化とパワーパック全体のレイアウトの工夫により、乗員のフットスペースへの干渉を最小限に抑えた。
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19/334WD車の駆動システムには、ジェイテクト製の電子制御カップリングを用いたフルタイム4WDを採用。状況に応じて4輪に最適な駆動力を配分するほか、電動パワートレイン搭載車では回生協調ブレーキと連携して前後の回生配分を最適化。エネルギー回収の効率向上に寄与している。
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20/33ドライブモードは、FR車では「ノーマル」と「スポーツ」の2種類。加えて4WD車には「オフロード」モードが備わり、さらにディーゼルの4WD車と「PHEV」には「トーイング」モードが、PHEVには「EV」モードが設定される。
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21/33「CX-5」や「CX-8」とは一線を画す、厚みのある顔まわりが特徴の「CX-60」。グリルとヘッドランプをつなぐ装飾「シグネチャーウイング」には、ライティング機能が盛り込まれた。
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22/33FRベースであることを感じさせる、ロングノーズ・ショートデッキのサイドビュー。フロントフェンダーにはスポーツカーを思わせるサイドシグネチャーがあしらわれる。
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23/33リアバンパーの左右下端に備わるエキゾーストガーニッシュは、実はダミー。基本はクロームメッキだが、「25S」ではグレードにかかわらずブラック塗装、「エクスクルーシブスポーツ」「プレミアムスポーツ」(写真)ではブラックメタリック塗装となる。
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24/33ボディーカラーは、マツダ車ではおなじみの「ソウルレッドクリスタルメタリック」や、新色の「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」(写真)など、全7色が用意されている。
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25/33「XDエクスクルーシブモード」のインストゥルメントパネルまわり。メーターパネルは「XD」や純エンジン車の「Sパッケージ」および「25S Lパッケージ」では機械式の3眼メーター。その他のグレードでは、12.3インチのフル液晶ディスプレイとなる。
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26/33インフォテインメントシステムはセンターコンソールのコントローラーで操作が可能。機械式のボタンとダイヤルの組み合わせはクラシックだが、それだけに使い方が分かりやすく、操作しやすい。(写真:向後一宏)
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27/33最近のマツダ車の例にもれず、運転環境は優秀で、自然なドライビングポジションがとれる。「25S Sパッケージ」と「XD」を除き、運転席にはメモリー機能付きの電動調整機構が装備される。
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28/33乗車スペースについては、「CX-5」と比べて前後席ともにショルダールームのゆとりが増している。一方で、後席のレッグルームはCX-5と同等といった感じで、決して窮屈ではないが、堂々とした外観から想像されるほど広いわけでもない。
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29/33荷室容量は5人乗車時で570リッター。荷室長は975mm、最大荷室幅は1275mm、荷室高は817mmとなっている。
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30/33パワートレインについては今のところ「XDハイブリッド」が人気だが、ディーゼルエンジン+電動化ユニットの組み合わせはさすがに高額で、補助金の額によっては、購入費用が「PHEV」と“横並び”となる場合もある。
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31/33「Sパッケージ」や「XD」などのグレードはお得感があるが、一部の快適装備だけでなく、車線維持支援機能や右直事故回避アシスト機能、交差点事故回避アシスト機能、渋滞時運転支援機能……といった予防安全・運転支援システムも非設定もしくはオプション扱いとなるので、注意が必要だ。
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32/33リアシートヒーターが装備されるのは「Lパッケージ」以上のグレードなので、ファミリーカーとして使う人にはやはり上位モデルがおすすめ。それらのグレードでは、全4個のUSBポートもType-AからType-Cにアップグレードされる(「XD」を除く下位グレードでもオプションで選択可能)。
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33/33装備のバランスやコストパフォーマンスを考慮すると、オススメは「XD Lパッケージ」(写真向かって左)だろう。

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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