-
1/16
-
2/162022年11月に開催されたモーターサイクルショー「EICMA 2022」で発表された「スーパーメテオ650」。ロイヤルエンフィールドは以前から中型のクルーザー「メテオ350」をラインナップしており、スーパーメテオ650はその上位に位置するモデルとなる。
-
3/16ロイヤルエンフィールドは印アイシャー・モーターズ傘下のバイクブランドである。創業は英国で1901年と、現存するバイクブランドとしては世界最古の歴史を誇る。
-
4/16いかにもバイク然とした、クラシックな意匠が目を引く「スーパーメテオ650」だが、その中身はもちろん最新鋭。丸目1灯のヘッドランプも実はLED式である。
-
5/16クルーザーモデルなのでシート高は740mmと低め。身長170cmの筆者が乗ると、写真のとおりゆとりをもって地面に足をつくことができる。
-
6/16エンジンは「コンチネンタルGT650」や「INT650」でおなじみの、排気量648ccの空冷並列2気筒SOHC 4バルブ。47PSの最高出力と52.3N・mの最大トルクを発生する。
-
7/16計器類はアナログ式の速度計と、シフトインジケーターや燃料計、時計、トリップメーターなどの情報を表示する液晶ディスプレイで構成。エンジン回転計は装備されない。
-
8/16低・中回転域ではスムーズさが魅力のエンジンだが、高回転まで回すと270°クランクの並列2気筒らしいビートを鳴らし、ライダーの気分を盛り上げてくれる。
-
9/16新設計のフレームとスイングアームは、ロイヤルエンフィールドの子会社である英国のフレームビルダー、ハリス・パフォーマンスと共同で開発。走行安定性の高さと取り回しのしやすさを追求したものとなっている。
-
10/16足まわりでは、フロントにロイヤルエンフィールドとして初めて倒立フォークを採用。足もとの仕様はフロント19インチ/リア16インチのキャストホイールに専用設計のチューブレスタイヤの組み合わせだ。
-
11/16丸い灯火類と左右2本出しのマフラー、ツインショックのサスペンションがクラシックなリアビュー。リアサスペンションには5段階のプリロード調整機能が備わっている。
-
12/16「ROYAL ENFIELD」のロゴが施されたハンドルグリップ。スイッチボックスは鋳造アルミ製で、シックな雰囲気を漂わせている。
-
13/16ロイヤルエンフィールドのエンブレムが貼られたクラシックな燃料タンク。15.7リッターの容量を備えている。
-
14/16ゆったりと流しても、スポーティーに走らせても面白いバイクだった「スーパーメテオ650」。開発関係者が“ダイナミッククルーザー”と表したのも納得できる、高いパフォーマンスの持ち主だった。
-
15/16ロイヤルエンフィールド・スーパーメテオ650
-
16/16

河野 正士
フリーランスライター。二輪専門誌の編集部において編集スタッフとして従事した後、フリーランスに。ファッション誌や情報誌などで編集者およびライターとして記事製作を行いながら、さまざまな二輪専門誌にも記事製作および契約編集スタッフとして携わる。海外モーターサイクルショーやカスタムバイク取材にも出掛け、世界の二輪市場もウオッチしている。
試乗記の新着記事
-
アストンマーティン・ヴァンキッシュ クーペ(FR/8AT)【試乗記】 2025.10.7 アストンマーティンが世に問うた、V12エンジンを搭載したグランドツアラー/スポーツカー「ヴァンキッシュ」。クルマを取り巻く環境が厳しくなるなかにあってなお、美と走りを追求したフラッグシップクーペが至った高みを垣間見た。
-
ルノー・カングー(FF/7AT)【試乗記】 2025.10.6 「ルノー・カングー」のマイナーチェンジモデルが日本に上陸。最も象徴的なのはラインナップの整理によって無塗装の黒いバンパーが選べなくなったことだ。これを喪失とみるか、あるいは洗練とみるか。カングーの立ち位置も時代とともに移り変わっていく。
-
BMW R12 G/S GSスポーツ(6MT)【試乗記】 2025.10.4 ビッグオフのパイオニアであるBMWが世に問うた、フラットツインの新型オフローダー「R12 G/S」。ファンを泣かせるレトロデザインで話題を集める一台だが、いざ走らせれば、オンロードで爽快で、オフロードでは最高に楽しいマシンに仕上がっていた。
-
メルセデス・ベンツGLE450d 4MATICスポーツ コア(ISG)(4WD/9AT)【試乗記】 2025.10.1 「メルセデス・ベンツGLE」の3リッターディーゼルモデルに、仕様を吟味して価格を抑えた新グレード「GLE450d 4MATICスポーツ コア」が登場。お値段1379万円の“お値打ち仕様”に納得感はあるか? 実車に触れ、他のグレードと比較して考えた。
-
MINIカントリーマンD(FF/7AT)【試乗記】 2025.9.30 大きなボディーと伝統の名称復活に違和感を覚えつつも、モダンで機能的なファミリーカーとしてみればその実力は申し分ない「MINIカントリーマン」。ラインナップでひときわ注目されるディーゼルエンジン搭載モデルに試乗し、人気の秘密を探った。
新着記事
-
NEW
日産リーフB7 X(FWD)/リーフB7 G(FWD)【試乗記】
2025.10.8試乗記量産電気自動車(BEV)のパイオニアである「日産リーフ」がついにフルモデルチェンジ。3代目となる新型は、従来モデルとはなにが違い、BEVとしてどうすごいのか? 「BEVにまつわるユーザーの懸念を徹底的に払拭した」という、新型リーフの実力に触れた。 -
NEW
走りも見た目も大きく進化した最新の「ルーテシア」を試す
2025.10.8走りも楽しむならルノーのフルハイブリッドE-TECH<AD>ルノーの人気ハッチバック「ルーテシア」の最新モデルが日本に上陸。もちろん内外装の大胆な変化にも注目だが、評判のハイブリッドパワートレインにも改良の手が入り、走りの質感と燃費の両面で進化を遂げているのだ。箱根の山道でも楽しめる。それがルノーのハイブリッドである。 -
NEW
新型日産リーフB7 X/リーフAUTECH/リーフB7 G用品装着車
2025.10.8画像・写真いよいよ発表された新型「日産リーフ」。そのラインナップより、スタンダードな「B7 X」グレードや、上質でスポーティーな純正カスタマイズモデル「AUTECH」、そして純正アクセサリーを装着した「B7 G」を写真で紹介する。 -
NEW
新型日産リーフB7 G
2025.10.8画像・写真量産BEVのパイオニアこと「日産リーフ」がいよいよフルモデルチェンジ。航続距離702km、150kWの充電出力に対応……と、当代屈指の性能を持つ新型がデビューした。中身も外見もまったく異なる3代目の詳細な姿を、写真で紹介する。 -
NEW
第87回:激論! IAAモビリティー(後編) ―もうアイデアは尽き果てた? カーデザイン界を覆う閉塞感の正体―
2025.10.8カーデザイン曼荼羅ドイツで開催された欧州最大規模の自動車ショー「IAAモビリティー2025」。クルマの未来を指し示す祭典のはずなのに、どのクルマも「……なんか見たことある」と感じてしまうのはなぜか? 各車のデザインに漠然と覚えた閉塞(へいそく)感の正体を、有識者とともに考えた。 -
NEW
ハンドメイドでコツコツと 「Gクラス」はかくしてつくられる
2025.10.8デイリーコラム「メルセデス・ベンツGクラス」の生産を手がけるマグナ・シュタイヤーの工場を見学。Gクラスといえば、いまだに生産工程の多くが手作業なことで知られるが、それはなぜだろうか。“孤高のオフローダー”には、なにか人の手でしかなしえない特殊な技術が使われているのだろうか。