-
1/26
-
2/262022年4月に発表、同年5月に受注が開始された「スバル・ソルテラ」。しかし、その直後に足まわりの不具合が発覚し、販売を停止。受注は同年10月に再開された。
-
3/26試乗車は上級グレードの「ET-HS」。harman/kardonのオーディオやリモート機能付きのパーキングアシストなどを備えた豪華仕様だ。
-
4/26液晶メーターはプジョー車のようにステアリングホイールの上から見るタイプ。さまざまな情報が表示されるが、バッテリーの残量はバーメーターでざっくりとしか示されない。
-
5/26「ET-HS」に装備されるタンカラーの本革シート。前席には電動調整機構やヒーターに加え、ベンチレーション機能も備わる。
-
スバル の中古車
-
6/26前後席間には1000mmものタンデムディスタンスが確保されており、リアシートの居住性は上々。後席用のエアコン吹き出し口やシートヒーター、2口のUSB Type-Cポートなども装備される。
-
7/26姉妹車の「スバル・ソルテラ」と「トヨタbZ4X」だが、その中身には微妙な差異がある。例えば4WD車ではダンパーの特性が異なり、さらにソルテラにのみパドルスイッチが装備される。
-
8/26センターコンソールに備わるシフトセレクターはダイヤル式。その左右にはドライブモードセレクターやワンペダルドライブ「e-Pedal」のオン/オフスイッチなどが配されている。
-
9/26ドライブモードセレクターに「POWER」モードが備わるのは4WD車のみ。FF車は「NORMAL」「ECO」の2モード式となる。
-
10/264WD車には悪路走行向けに各種制御を切り替える「X-MODE」を搭載。モードは「SNOW・DIRT」「DEEP SNOW・MUD」の2種類で、ヒルディセントコントロールやグリップコントロールなどの機能も備わる。
-
11/26ダッシュボードをファブリック表皮で覆うなど、工夫が凝らされた「ソルテラ」のインテリアだが、その質感はやや素っ気ない。
-
12/26「ソルテラET-HS」の交流電力量消費率は148Wh/km(約6.8km/kWh)、一充電走行距離は487kmと公称されている(WLTCモード)。
-
13/26パワートレインは前後に2基のモーターを搭載した2モーター4WD。前後モーターともに最高出力は109PS、最大トルクは169N・mを発生する。
-
14/26「ET-HS」に装備される20インチアルミホイール。タイヤサイズは235/50R20で、試乗車にはブリヂストンのSUV用スタッドレスタイヤが装着されていた。
-
15/26「ソルテラ」は最大出力150kWまでの急速充電に対応しているが、実際にはバッテリー残量や温度などの条件により、入力制限がかかることがある。異常発熱によるバッテリーの劣化を防ぐためだ。
-
16/26今回の試乗では、東名高速道路の鮎沢PA(上り)で急速充電を実施。入力制限が作動することはなく、出力50kWの充電器に30分つないで充電量は22.7kWh……と、おおむね計算どおりに充電ができた。
-
17/26「トヨタbZ4X」「スバル・ソルテラ」は、車台にトヨタのBEV専用アーキテクチャー「e-TNGA」を採用。生産もトヨタの元町工場で行われる。
-
18/26荷室容量はベースグレードの「ET-SS」で452リッター、今回試乗した「ET-HS」で441リッター。床面の高さは2段階で調整可能で、さらにその下には、充電ケーブルなどをしまえる床下収納も設けられている。
-
19/26アウトドアレジャーや緊急時に電源として利用できるよう、「ソルテラ」にはAC100V/1500Wのアクセサリーコンセントが標準装備される。
-
20/26ケーブルを使って車内のコンセントから電気を取り出す際、雨や虫などの侵入を防ぐためのアタッチメントも用意されている。
-
21/26美点も弱点もあった「スバル・ソルテラ」だが、スバル(とトヨタ)のBEV事業はまだ始まったばかり。今後も不断のブラッシュアップが施されていくことだろう。
-
22/26スバル・ソルテラET-HS
-
23/26
-
24/26
-
25/26
-
26/26

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
スバル の中古車
関連記事
-
ランドローバー・レンジローバー ファーストエディションP530(4WD/8AT)【試乗記】 2023.2.20 試乗記 プレミアムSUVの開祖であり、いまだにその中心にあり続ける「ランドローバー・レンジローバー」。その実力を確かめんと信州の雪中行軍に臨んだのだが、冬の山道をあっけなく踏破する盤石のパフォーマンスに、筆者はただただ感服するしかなかった。
-
-
マツダCX-60 XDエクスクルーシブモード(4WD/8AT)【試乗記】 2023.3.14 試乗記 熱心な読者の方であれば、マツダの新世代SUV第1弾「CX-60」の乗り味に賛否合わせてさまざまな意見があることはご存じだろう。今回の試乗車はマイルドハイブリッドではないピュアなディーゼルの「XD」。高速道路とワインディングロードを中心に走ってみた。
-
ランドローバー・レンジローバー スポーツ ダイナミックHSE D300(4WD/8AT)【試乗記】 2023.3.11 試乗記 旗艦「レンジローバー」に続いて、「レンジローバー スポーツ」もフルモデルチェンジ。第3世代となる新型では内外装デザインのモダニズムをさらに推し進めたほか、シャシーの刷新によってドライバビリティーの強化も図っている。山口県を舞台に試乗した。
-
フェラーリ・プロサングエ(4WD/8AT)【海外試乗記】 2023.3.8 試乗記 フェラーリ初の4ドア・4シーターモデル「プロサングエ」に、冬のアルプス山麓で試乗。一部から「SUVの跳ね馬なんて……」と懐疑的な目で見られていたマラネッロの新作は、V12フェラーリの血統を確かに受け継ぐ、由緒正しきスーパースポーツに仕上がっていた。
-
トヨタ・クラウン クロスオーバーRS/クラウン クロスオーバーG【試乗記】 2023.3.6 試乗記 16代目で旧来のイメージを一新し、ガラリと生まれ変わった「トヨタ・クラウン」。その第1弾として登場した「クロスオーバー」は、果たしてその名に恥じないだけの走破能力を備えているのだろうか。冬の北海道で試してみた。
注目のキーワード
注目の記事
-
カーマニアをうならせるAnycaのカーシェア 今ならお得なキャンペーンも実施中 特集
-
最新の「楽ナビ」搭載の「ジムニーシエラ」でドライブ。移動時間が楽しくなる驚きの機能とは? 特集
-
乗れば乗るほど良さがわかる! 雪道でも楽しく乗れる、高性能SUV「T-Roc R」の走りとは? 特集
-
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
webCG MoviesYouTube公式
キャンペーン・お得な情報
この記事を読んだ人が他に読んだ記事
週間アクセスランキングソルテラ