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1/16「マツダMX-30ロータリーEV」のパワーユニットとして新開発された1ローターエンジン「8C」型。高出力モーターとジェネレーターの同軸上に配置される。ロータリーエンジンは発電機としてのみ用いられ、発電した電気でモーターを駆動し車両が走行する。
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2/16発電用の「8C」型ロータリーエンジンを搭載するプラグインハイブリッドモデル「マツダMX-30ロータリーEV」。2023年11月の発売を予定している。市販車にロータリーエンジンが採用されるのは2012年に生産が終了した「RX-8」以来、じつに11年ぶりとなる。
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3/16「MX-30」のエンジンルームにピッタリとおさまる新開発のシリーズ式プラグインハイブリッドシステム。写真右側に「8C」型ロータリーエンジンが横置きされている。
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4/16「MX-30ロータリーEV」では右リアフェンダーに給電口が備わる。写真右側が急速充電用、同左側が普通充電用のソケット。ガソリンの給油口は左リアフェンダーに設置される。
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5/16「MX-30ロータリーEV」には容量17.8kWhのリチウムイオン電池が搭載される。一充電あたりの航続距離は107km(WLTCモード)で、燃料満タン時の走行可能距離は、車内の検証データで700km以上になるという。
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6/16「8C」型と呼ばれる新開発の1ローターエンジン。排気量は830ccで、最高出力71PS/4500rpm、最大トルク112N・m/4500rpmを発生する。
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7/16写真左が新しい「8C」型ロータリーエンジン、同右が「RX-8」などに搭載されていた「13B」型ロータリーエンジン。13B型ではローターとハウジングが2基組み合わされる(写真は1基分)。
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8/16「8C」型ロータリーエンジンの組み立て風景。ロータリーエンジンは組み立て途中の品質ゲートごとに機能確認をおこない、補器類を取り付けたあとに燃焼室の圧力、異音・振動を含むエンジンの全機能を確認するモータリングテストが実施される。
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9/16「8C」型ロータリーエンジンを構成する主なパーツ。手前からローター、フロントサイドハウジング、ローターハウジング、エキセントリックシャフト、リアサイドハウジングとなる。ハウジングは軽量なアルミ製で、「10A」型以来60年ぶりの採用になるという。
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10/16サイドハウジングの摺動(しゅうどう)面に2000度近い温度で特殊な粉末を吹き付ける高速フレーム溶射を採用。摩耗の低減を図り、オイルシールの機能を確保する役割を担う。これはルマン優勝車「マツダ787B」のエンジンにも採用されていた技術である。
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11/16「MX-30 EVモデル」で2階建てバッテリーが備わる後部座席下のスペースが燃料タンク(写真左)に置き換わる「MX-30ロータリーEV」のバッテリーユニット。
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12/16製造ラインで、燃料タンク付きのバッテリーユニットを「MX-30ロータリーEV」に組み合わせる様子。バッテリーユニットは、車体下部からボディーにインサートされる。
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13/16ローターの気密性のキモとなるアペックスシール、コーナーシール、サイドシールという3つのシールの組み付けには、いまだに熟練した職人の感覚が必要とされる。
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14/16写真上が2ローターの「13B」型ロータリーエンジン、写真下が1ローターの新しい「8C」型ロータリーエンジンの構成パーツ。
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15/16バッテリーの組み付け風景。「MX-30 EVモデル」用のバッテリーも、燃料タンクを後部に搭載する「MX-30ロータリーEV」用のバッテリーユニットも同ラインで組み立てられる。
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16/16マツダの広島本社工場の製造ラインでは、MHEVやEV、今回発表された「ロータリーEV」と呼ばれるPHEVを含む「MX-30」と、「マツダ・ロードスター」「CX-30」の混流生産方式が採用されている。

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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