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1/11ジャパンモビリティショー2023で公開され、かつての「プレリュード」を知るクルマ好きをあっと言わせた「ホンダ・プレリュード コンセプト」。かたわらに立つのは、ホンダの三部敏宏社長。
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2/11「プレリュード コンセプト」のリアビュー。外観は全体的に丸みを帯びており、なだらかなルーフラインが印象的だ。
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3/11賛否両論のポイントのひとつは、この顔だろう。一文字のラインは、プレリュードっぽいと言えなくもない、ような気がするが……。
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4/11リアエンドにはリップスポイラーが付いている。2つのエッジを持つ個性的なデザインである。
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5/11ホンダによれば「プレリュード コンセプト」はかつての「プレリュード」のリバイバルではないとのこと。そのうえで歴代モデルと見比べるなら、似ているのは、デートカーイメージのやや薄い4代目(写真)といえるだろう。
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6/111982年に登場した2代目「ホンダ・プレリュード」。ロー&ワイドなデザインは女性ウケもよく、“デートカー”として一世を風靡(ふうび)した。
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7/112代目「プレリュード」のヘッドランプはリトラクタブル(格納式)。低いボンネット高と相まって、その外観を特徴づけた。
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8/112代目「プレリュード」は、後ろ姿も平べったい。日本車ばなれしたムードを醸し出していた。
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9/112代目のデザインを受け継いだ3代目「プレリュード」(1987年)は、デートカーとしての役割も継承。4WS(4輪操舵システム)を搭載したことでも知られる。
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10/113代目「プレリュード」のインテリア。樹脂の質感やシガーソケットが1980年代を思わせる。
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11/11「プレリュード コンセプト」の内装は未完成なのか、ジャパンモビリティショー2023では非公開。どんなデザインになるのか、今後のお楽しみだ。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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