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1/21渕野氏が、デザインにおいて2023年で最も印象的なクルマに挙げた「ボルボEX30」。100%電動のパワートレインを搭載した、コンパクトSUVである。
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2/21サイドビューでは、EVならではの長いホイールベースと、短い前後のオーバーハングが目を引く。
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3/21インテリアのデザインは、外観同様にシンプルですっきりとしたもの。縦型のタッチ式センタースクリーンと、スイッチ類を極力排したインストゥルメントパネルは、各社の“次世代モデル”のお約束だ。
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4/21「EX30」のデザインスケッチ。既出の「EX90」、ひいてはコンセプトカー「ボルボ・コンセプト リチャージ」のデザインテーマを強く受け継いでいる。
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5/21「ボルボEX30」のリアのクオータービュー。ややサイド寄りの視点だが、この角度から見ても前後のオーバーハングはほとんど感じられず、また前後ランプもフォルムの内側に収まっている。
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6/21似たような角度の、「トヨタ・クラウン スポーツ」のリアクオータービュー。前後のバンパーや、リアコンビランプから下の張り出し具合に注目。両車の“狙い”の違いがよくわかる。(写真:向後一宏)
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7/21Volvo Studio Tokyoで行われた「EX30」の日本発表会より。ご覧のとおり、EX30はバンパーの両縁が大きく、丸く削り込まれているのがわかる。
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8/21フェンダーには全周にわたってモールが付けられている。タイヤを、ギリギリまでボディーの外側につけようとしたためだ。
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9/21Volvo Studio Tokyoに展示された「EX30」。
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10/21日本でもおなじみの「ボルボV60」。真横から見るとリアオーバーハングは結構あるが、角を削り込んでいるため、斜め前から見るとほとんどその存在を感じない。
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11/21張り出しを抑えたスタイリングは、よくも悪くも「クルマを小さく見せる」という作用を持ち合わせている。
ほった「周りに比較対象になるものがない写真を選んでみました」
清水「これだと本当にサイズ不明だね。タイヤが相対的にデカいこともあって、見ようによってはBセグメントにも思えてくる」 -
12/21渕野「巨大なグリルやイカツい空力パーツはないけれど、『EX30』はプロポーションだけでスポーティーに見せているんですよ」
ほった「そのあたりは、現行型の『ポルシェ・マカン』にも通じるところがありますね」 -
13/21「ボルボEX30」のフロントマスク。フロントグリルはなく、特徴的なTの字(Yの字?)のヘッドランプと、黒い“くま取り”で個性を出している。
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14/21ほった「リアはフロントと比べてシンプル……というか、あえて目につくような特徴を控えめにした、という感じがありますね」
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15/21特徴的なヘッドランプは、従来モデルより「トールハンマー」のモチーフを踏襲したものだが、既存のものより大幅にサイズを拡大。ボディー形状に合わせて大きくサイドに回り込ませたり、黒い“くま取り”を付けたりと、より押し出しの強さを感じさせるものとなった。
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16/21「EX30」より一足早く、2022年11月に発表された「EX90」。グリルレスのフロントマスクは、次世代のボルボ製EVに共通する意匠となるようだ。
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17/212013年にデビューした「BMW i3」。EV草創期(今もだけれど)にBMWが世に問うたモデルで、ショート&ワイド&トールなボディーに、観音開き式の4ドアを備えたコンパクトモデルだった。
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18/21清水「このクルマ、こんなナリしてツインモーター仕様だと428PSの543N・m、0-100km/h加速は3.6秒だそうです」
渕野「要りませんよね。このクルマにそんな性能」
ほった「ゼロヒャクのタイムが、ネガティブ要素として語られる時代がくるとは……」 -
19/21「EX30」は、派生モデルとしてクロスオーバー仕様の「クロスカントリー」の設定もアナウンスされている。
ほった「SUVをベースにしたクロスオーバーモデルって……」
清水「なんだかもうよく分からないよ!」 -
20/212021年にデビューした「日産アリア」。シンプルですっきりしたイメージの持ち主だが、ドアパネルのうねりと直線的なラインのコントラストなど、実はかなり凝ったデザインをしているのだ。
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21/21「ボルボEX30」の日本でのデリバリーは、2024年2月に開始される予定。
渕野「今はまだ屋内でしかEX30を見られていないので、外を走る姿を見られるのが楽しみですね」

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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