-
1/9先日、1.2リッター直3ガソリンターボを搭載するプジョーの4ドアクロスオーバークーペ「408 GT」に試乗した。2023年6月に行われた同車導入時の報道関係者向け試乗会ではPHEVにしか乗れなかったので、ずっと評判のいいダウンサイジングターボ車に乗ってみたいと思っていたのだ。
-
2/9プジョーの輸入元であるステランティス ジャパンは、数回にわたりプジョー車の価格改定を行っているが、「408」については導入時の価格が維持されている。今回試乗した「408 GT」の車両本体価格は499万円。ちょいワル特急こと、わが「プジョー508」よりも、格段に割安感がある。
-
3/9プジョーのインテリアといえば、独自設計の「i-Cockpit(iコックピット)」である。「GT」グレードのメーターは3D表示となり、速度などの重要な情報が手前に表示される。スマートフォンのように滑らかな操作を可能にするという10インチサイズのタッチスクリーンがセンタコンソールに備わるのもトピックだ。。
-
4/9「408 GT」のフロントフェイスではボディー同色のグリッドが配されたフレームレスグリルと、新デザインのエンブレム、そしてプジョーのアイデンティティーともいえるライオンの牙をモチーフとしたLEDデイタイムランニングランプが目を引く。
-
5/91.2リッター直3ターボの「ピュアテック」ガソリンエンジンは最高出力130PS/5500rpm、最大トルク230N・m/1750rpmを発生。8段ATが組み合わされる。旧グループPSAが開発したこのエンジンは、ダウンサイジングターボの傑作である。
-
プジョー の中古車webCG中古車検索
-
6/9今回「408 GT」で首都高を一周した際の燃費は16.9km/リッター。カタログに掲載されるWLTC燃費の16.7km/リッターを上回った。このクラスのピュアガソリンエンジン車としてはトップクラスの燃費性能だと思う。
-
7/9愛車ちょいワル特急こと、わが「プジョー508 GT BlueHDi」(写真左)と、今回試乗した1.2リッター直3ターボを搭載する「408 GT」(写真右)。1.2リッターのガソリンエンジンはとても優秀だが、パワーやトルクはもちろん、燃費でも2リッターディーゼルが勝つ。408にディーゼルの設定がないのはやはり残念である。
-
8/9ボディーカラーが派手な赤(正式名称は「エリクサー・レッド」で、8万2500円の有償色)の「408 GT」は抜群に目立つ。隣家の修繕にきた職人さんは「すごいですね。レクサスかと思いました」と、カーマニア的に微妙な褒め言葉を発した。とにかく、注目されるデザインであることは間違いない。
-
9/9プジョーは1905年の自動車製造開始から今日まで、一貫してライオンのエンブレムを使用している。ライオンのモチーフは、仏ブルゴーニュ=フランシュ=コンテの中心都市、ベルフォールの貴族の紋章に由来するものとされ、100年以上の歴史のなかで10種類のデザインが存在する。現在のエンブレムは2021年に登場し、3代目「308」から使用が開始された。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
プジョー の中古車webCG中古車検索
カーマニア人間国宝への道の新着記事
-
第346回:EVかいわいで辰巳かいわいへ 2026.10.12 清水草一の話題の連載。日産の「サクラ」と「アリア」、そしてホンダの「スーパーONE」と、国内メーカーがリリースする3台のEVに立て続けに試乗した。三者三様の走りを味わい、リアルに感じたことをカーマニア目線で報告する。
-
第345回:10秒ごとの快感 2026.9.28 清水草一の話題の連載。実に16年ぶりのフルモデルチェンジとなった日産の新型「エルグランド」が狙うのは、圧倒的な強さを誇るトヨタのミニバン「アルファード」と「ヴェルファイア」の牙城だ。早速、首都高でエルグランドの走りを確かめた。
-
第344回:アンパンマンよりばいきんまん 2026.9.14 清水草一の話題の連載。メルセデス・ベンツの新型「CLAシューティングブレーク」が気になってしかたがない。理由はその特徴的なフロントフェイス。左右の目玉(ヘッドランプ)がつながったデザインがたまらない。果たして実車の印象は?
-
第343回:おやじ、涅槃で待つ 2026.8.31 清水草一の話題の連載。ちまたでの評判がよく、売れ行き好調の新型「日産キックス」に試乗した。その出来はカーマニアをも満足させる評判どおりのもので、新車購入のきっかけにもなった。え? 購入したのはキックスではない?
-
第342回:どうしてこんなに高いんですか 2026.8.17 清水草一の話題の連載。BYDが日本の軽自動車市場に向けて独自開発した電気自動車「ラッコ」が上陸した。早速、愛車「ダイハツ・タント」の後継として検討すべく、近所のディーラーで試乗することに。果たしてその印象は?
新着記事
-
NEW
日産キックスX e-4ORCE(前編)
2026.10.18思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「日産キックス」に試乗。デザインが新しいのはもちろんのこと、まさに下ろしたての最新のパワートレインを搭載。日産の大きな期待を背負ったコンパクトSUVである。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
三菱eKクロスEV P(FWD)【試乗記】
2026.10.17試乗記三菱の軽乗用電気自動車(EV)「eKクロスEV」が、一部改良でデザインを刷新! 2022年発売の古参の一台は、台頭するライバルをどう迎え撃つのか? 最新モデルと比べても、キラリと光る魅力はあるのか? 軽EVのパイオニアが擁する一台の実力を確かめた。 -
写真で解説する「フィアット・グランデパンダ」
2026.10.16画像・写真ステランティスが「フィアットブランドの大きな柱のひとつとなる重要なモデル」と位置づける「グランデパンダ」が日本上陸。その具体的な見どころを、写真とともに解説する。 -
フィアット・グランデパンダ ハイブリッド ラプリマ(FF/6AT)【試乗記】
2026.10.16試乗記欧州を代表するコンパクトカーの一台である「フィアット・パンダ」が第4世代に進化。新たに「グランデパンダ」を名乗り、日本にやってきた。ずばり新型の見どころは車両の随所にちりばめられた初代モデルへのオマージュである。上位グレード「ラプリマ」の仕上がりをリポートする。 -
スズキの未来を徹底検証! 技術戦略説明会から“10年先のスズキの姿”を夢想する
2026.10.16デイリーコラム年間生産500万台で、Dセグメントまでカバーする巨大メーカーに!? スズキが発表した「10年先を見据えた技術戦略2026」を徹底検証。技術開発に製品開発、インドを核としたグローバル戦略などの中身を通して、「10年先のスズキの姿」を予想した。 -
賢い選択 ――キャデラック「LYRIQ」フラットプランのすゝめ――
2026.10.15投資家も太鼓判! 「キャデラック・リリック」×フラットプランという最適解<AD>クルマが変わり、時代も変われば“持ち方”だって変化する? お金のプロである投資家が、「キャデラック・リリック」の残価保証型リースを勧める理由とは? 夢の「2台持ち」をかなえる、最新電気自動車の賢い選び方を考えた。





























