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2/23最高出力800PSオーバーの電動パワートレインを搭載した「メルセデスAMG S63 Eパフォーマンス」。2023年9月に、まずは初版限定モデル「エディション1」を発表。同年10月~11月にはジャパンモビリティショーに実車が展示された。
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3/23インテリアにはAMGモデルの専用装備として、ナッパレザーの「AMGパフォーマンスステアリング」や「AMGドライブコントロールスイッチ」「AMGスポーツペダル」「AMGロゴ入りイルミネーテッドステップカバー」などが採用される。
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4/23シート表皮はナッパレザーで、AMG専用のダイヤモンドステッチを採用。各席のヘッドレストにはAMGのエンブレムをエンボス加工であしらっており、また前席のバックレストにはAMGのバッジも装着している。
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5/23フロントのフェンダーパネルに備わる、「V8 BITURBO/E-PERFORMANCE」のバッジ。AMGモデルでもダウンサイジングは進んでおり、V8エンジンの搭載はDセグメント以上のモデルか、「SL」などのスポーツモデルにかぎられるようになった。
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6/23外寸は全長×全幅×全高=5335×1920×1515mmと実に巨大。ボディーの設定はロングのみで、標準ボディーとの組み合わせはない。
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7/23液晶メーターやヘッドアップディスプレイ、センターディスプレイには、PHEVモデル、AMGモデルならではの機能や表示を追加。バッテリーの残量などに加え、エンジンやモーターの稼働状態なども確認できる。
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8/23タイヤサイズは、前が255/40ZR21、後ろが285/35 ZR21。ホイールは4種類から選択可能で、試乗車には10ダブルスポークデザインの鍛造ホイールが装着されていた。
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9/23ステアリングホイールに備わる、ドライブモードなどの切り替えスイッチ。ドライブモードセレクターの「AMGダイナミックセレクト」には、「エレクトリック」「コンフォート」「バッテリーホールド」「スポーツ」「スポーツプラス」「スリップリー」、そしてカスタマイズモードの「インディビジュアル」の、計7つのモードが用意されている。
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10/23最高出力612PS、最大トルク900N・mを発生する4リッターV8ツインターボエンジン。ベルト駆動のスタータージェネレーターがセットされており、剛性を調整可能なダイナミックエンジンマウントを介して車体に搭載される。
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11/23液晶メーターの「コックピットディスプレイ」は、表示内容などの大幅なカスタマイズが可能。AMGモデルには「スーパースポーツ」と呼ばれる独自の表示レイアウトも用意される。
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12/23荷室容量は305リッター。リアに電動パワートレインを搭載する都合で、標準車(480~535リッター)よりいささか縮小されている。
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13/23リアに搭載される400Vのバッテリーは、容量は13.1kWhと小さめだが、連続出力80kW、最高出力140kW(10秒間)と、充放電能力の高さが特徴。高負荷状態でも性能が落ちないよう、バッテリーセルを直接冷却する液冷式の冷却システムが装備される。
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14/23「S63」は統合型車両運動特性制御システム「AMGダイナミクス」を搭載。各種センサーの情報から車両が走行状態を認識し、スタビリティーコントロールや4WD、電子制御式LSDなどの制御を最適化。機敏な走りを実現する。
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15/23試乗車には、各種リラクゼーション機能やフットレスト付きのエグゼクティブシート(助手席側後席)などからなるオプションパッケージ「リアコンフォートパッケージ」と、リアエンターテインメントシステムが装備されていた。
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16/23「リアコンフォートパッケージ」に含まれる「MBUXリアタブレット」。取り外しができ、マッサージ機能や照明など、さまざまな機能の操作が可能となっている。
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17/23あらゆる電子制御や、シャシー性能を高める機能・機構が満載された「S63」。それでもドライバーは、このクルマが約2.7tの巨体であること、ハイレスポンスな800PS級のパワートレインを搭載することを忘れてはならない。
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18/23メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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