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2/341951年の「トヨタ・ジープBJ型」を起源に持つクロスカントリーモデル「ランドクルーザー」。ランドクルーザーという名前となったのは1954年のことで、今日に受け継がれる車名としては、日本最古の歴史を誇る。
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3/34日本で販売される「ランドクルーザー」のラインナップ。今日では、ライトデューティー系の“250”(写真中央2台)が“生活実用”のための基幹モデルとされており、ヘビーデューティー系の“70”(写真向かって右)は業務用途や過酷な環境下での使用を主体とした“普遍”のモデル、ステーションワゴン系の”300”(同左)は、最新の技術により率先して進化する、ランクルの“象徴”として位置づけられている。
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4/34オフロードコースを走行する“70”(写真左手前)と“300”(同右奥)。ヘビーデューティー系の“70”と、“300”を含むステーションワゴン系の「ランドクルーザー」は、それぞれ累計290万台がグローバルで販売されてきた。
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5/34「ランドクルーザー“300”」のなかでも、今回試乗した「GRスポーツ」は悪路走破性を突き詰めた上級グレードである。フロント、センター、リアにデフロックを備え、電子制御ダンパー「AVS」や、前後スタビライザーのロック/フリー機構「E-KDSS」なども標準で装備される。
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6/34ブラックとダークレッドでコーディネートされた「GRスポーツ」のインテリア。操作系は大幅に電動化されているが、使いやすさ、わかりやすさ、そして確実に操作・入力できることを重視して、物理スイッチを多用している。
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7/34「ランドクルーザー“300”GRスポーツ」のホイールアーティキュレーションは、「SDM」を備えた“250”より実に2割も大きく、前後リジッドアクスルだった「80系」をも超える数値を実現している。
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8/34「さなげアドベンチャーフィールド」の林間コースを走る「ランドクルーザー“300”」。ボディーは巨大だが最小回転半径は5.9mに抑えられており、車体の見切りもいいので、こうしたコースでも意外とストレスがない。
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9/34センターディスプレイの「マルチテレインセレクト」画面。選択中のドライブモードや、副変速機/デフロックの状態、車両の姿勢などが一目でわかる。
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10/34パワーユニットは、3.4リッターV6ガソリンターボエンジン「V35A-FTS」(右)と、3.3リッターV6ディーゼルターボエンジン「F33A-FTV」(左)の2種類だ。
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11/34一部では「“250”が出たら“300”の人気も落ち着くのでは?」と推測されていた「ランドクルーザー“300”」だが、関係者いわく「現状はまったくそんなことはない」とのこと。依然として膨大なバックオーダーを抱えており、今も新規の受注を止めているという。
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12/341984年の発売以来、一度もモデルチェンジすることなく販売されている「ランドクルーザー“70”」。ラダーフレームに前後リジッドアクスルの足まわり、前後直結のパートタイム式4WDと、昔ながらのクロスカントリー車のかたちを今日に受け継ぐモデルだ。
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13/34インテリアは各所にハードプラを用いた素っ気ないものだが、それだけに本物感がただよう。エアコンは昔懐かしの、スライドレバーのマニュアル式だ。
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14/34シート表皮は合成皮革とファブリックの組み合わせ。2014~2015年に“再販”された30周年記念車とは異なり、リアシートの可倒機構は3:2の分割式となっている。
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15/34サスペンションは前後ともに車軸式で、フロントにコイルスプリング、リアにリーフスプリングを採用。複雑なギミックなしでも、ご覧のとおり圧巻の路面追従性を実現している。
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16/34勢いをつけて岩場を乗り越える「ランドクルーザー“70”」。同車には、悪路において自動で一定速走行を行う「クロールコントロール」などの機能は用意されておらず、ドライバーは自らの手足でクルマを操る必要がある。
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17/34センターコンソールに備わるトランスファーレバー。ローレンジのギア比は2.488だ。
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18/34フロントとリアに装備されるデフロックは、ステアリングコラム左脇の、ダッシュボードに備わるスイッチで操作する。
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19/34ダッシュボードに備わるダウンヒルアシストのスイッチ(写真中央)。同システムにブレーキ制御式のアクティブトラクションコントロールと、「ランクル“70”」にもいよいよ電制のアシスト機構が備わるようになった。
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20/34「ランドクルーザー“70”」の3アングルは、アプローチアングルが33°、ランプブレークオーバーアングルが26°、デパーチャーアングルが23°。最大渡河深度は700mmとなっている。
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21/34大きく盛り上がったボンネットの形状に注目。大幅改良を受けた「ランドクルーザー“70”」では、パワートレインの冷却性向上と歩行者保護の観点から、ボンネットの形状が変更された。
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22/34パワーユニットには、最高出力204PS、最大トルク500N・mを発生する2.8リッター直4ディーゼルターボエンジン「1GD-FTV」を採用。シーケンシャルシフトマチック付きの6段ATが組み合わされる。
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23/34リアサスペンションは乗り心地を改善するため、“30周年記念車”(バン)で6枚だったリーフスプリングを2枚に削減。同時にロングテーパーリーフの“三日月”形状を最適化するなどして、十分な強度や耐久性を確保している。
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24/34ドライブトレインには「デュアルモードオートマチックロッキングハブ」を採用。マニュアル操作で前輪のハブをアスクルから切り離せば、2WD走行時における前軸用のドライブシャフト、ディファレンシャルギア、プロペラシャフトの回転抵抗が解消され、よりスムーズで効率のよい走りが可能となる。
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25/34高い耐久性や堅牢(けんろう)さに加え、いまやプリミティブであること自体がひとつの魅力となっている「ランドクルーザー“70”」。プロはもちろん、クロカンを愛好する趣味人のなかにも、「このクルマでなければだめだ」という人は多いことだろう。
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26/34トヨタ・ランドクルーザー“300”GRスポーツ
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29/34トヨタ・ランドクルーザー“300”GRスポーツ
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31/34トヨタ・ランドクルーザー“70”AX
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山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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