-
1/22
-
2/22本国と同じ名称に改められた「MINIカントリーマン」(先代は「MINIクロスオーバー」を名乗っていた)。今回の試乗車はトップパフォーマンスモデルの「ジョンクーパーワークスALL4」。
-
3/22ボディーサイズは全長×全幅×全高=4445×1845×1640mm。先代モデルより130mmも長くなっただけでなく横幅も高さもそれなりに成長している。
-
4/22先代モデルでも丸くはなかったが、ヘッドランプはエッジが立った六角形に。グリルはチェッカードフラッグパターンで、ソナーにもきちんとプリントしてあるところがさすがだ。
-
5/22リアに大書された「COUNTRYMAN」のロゴ。大きなスペースにこのロゴとブランドエンブレムしか備わっていないため、妙に間延びして見える。
-
6/22ホイールもチェッカードフラッグデザイン。タイヤサイズは245/40R20で、今回の試乗車は「ピレリPゼロ」を履いていた。
-
7/22フロントに横置きされる2リッター4気筒ターボエンジンは最高出力317PS、最大トルク400N・mを発生する。
-
8/22ダッシュボードとドアパネルには赤い模様が勇ましいリサイクルポリエステルがあしらわれる。ダッシュボードの主役は直径240mmの丸い有機ELディスプレイだ。
-
9/22センターコンソールの一等地に備わる箱はキーを入れるのにぴったりで、「JCW」にふさわしい走りをしてもキーが飛んでいってしまうことはないだろう。ふたを閉めた姿は上の写真で確認を。
-
10/22丸いディスプレイの下のスイッチ類。左からオーディオのボリューム、エクスペリエンスモードのセレクター、スタート/ストップレバー、シフトセレクター、「P(パーキング)」ボタン。
-
11/22エクスペリエンスモードは「コア」「グリーン」「ゴーカート」「ビビッド」「タイムレス」「パーソナル」「バランス」「トレイル」と全8種類も用意される。これは始動した際に必ず選ばれるコアモード。
-
12/22「タイムレス」モードはオールド調デザインが特徴。このモードに限らず燃料系をタッチするとトリップメーターが、ライト点灯マークをタッチするとライトのセッティングページが表示されるなどよく練られたインフォテインメントだ。
-
13/22「ビビッド」モードにするとアンビエントライトが点滅して心拍音のようなサウンドが流れ、シートマッサージが始まる。初めて設定するとドキッとするモードだ。
-
14/22メーターナセルはなくなったが、ステアリングの前方にコンバイナー投影式のヘッドアップディスプレイが備わっている。これなら素直にメーターでもいいのでは?
-
15/22ステアリングホイールは左右の2本スポークタイプで、縦向きのはスポークではなくストラップ。左のパドルを引き続けるとブースト機能が作動する。
-
16/22足まわりはフロントがストラットでリアがマルチリンク。これまでの「JCW」とは一線を画す、どちらかといえば穏やかな乗り味だ。
-
17/22シート表皮は人工皮革の「べスキン」が主体で、肩から上の部分にはダッシュボードと同じ風合いのファブリックが使われている。着座位置はかなり高め。
-
18/22後席には「BMW X1」譲りの座面のスライド調整機構が備わっている。
-
19/22荷室の容量は505~1530リッター。先代モデルは450~1390リッターだった。
-
20/22荷室の床下にもこんなに大きな収納が隠されている。
-
21/22MINIジョンクーパーワークス カントリーマンALL4
-
22/22

今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
試乗記の新着記事
-
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】 2025.9.6 空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
-
ランボルギーニ・ウルスSE(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.3 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が「ウルスSE」へと進化。お化粧直しされたボディーの内部には、新設計のプラグインハイブリッドパワートレインが積まれているのだ。システム最高出力800PSの一端を味わってみた。
-
ダイハツ・ムーヴX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.2 ダイハツ伝統の軽ハイトワゴン「ムーヴ」が、およそ10年ぶりにフルモデルチェンジ。スライドドアの採用が話題となっている新型だが、魅力はそれだけではなかった。約2年の空白期間を経て、全く新しいコンセプトのもとに登場した7代目の仕上がりを報告する。
-
BMW M5ツーリング(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.1 プラグインハイブリッド車に生まれ変わってスーパーカーもかくやのパワーを手にした新型「BMW M5」には、ステーションワゴン版の「M5ツーリング」もラインナップされている。やはりアウトバーンを擁する国はひと味違う。日本の公道で能力の一端を味わってみた。
新着記事
-
NEW
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】
2025.9.8試乗記「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。 -
NEW
第318回:種の多様性
2025.9.8カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。 -
NEW
商用車という名の国民車! 「トヨタ・ハイエース」はなぜ大人気なのか?
2025.9.8デイリーコラムメジャーな商用車でありながら、夏のアウトドアや車中泊シーンでも多く見られる「ハイエース」。もはや“社会的インフラ車”ともいえる、同車の商品力の高さとは? 海外での反応も含め、事情に詳しい工藤貴宏がリポートする。 -
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか? -
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。