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1/21新生BMWアルピナの未来像を示すコンセプトモデル「ビジョンBMWアルピナ」。
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2/211965年の創立以来、BMW車をベースとしたクルマづくりをしながらも、一個の自動車メーカーとして独立を守ってきたBMWアルピナ。しかし2022年3月にBMWへのブランド売却が発表され、2026年1月に、正式に同グループ傘下のラグジュアリーブランドとして再始動した。
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3/21年産2000台にも満たない、エクスクルーシブなブランドだったBMWアルピナにとって、日本は世界販売の1/4~1/5を占める比重の大きなマーケットだった。日独で同時に新型車が世界初公開されたり、東京モーターショーへの出展を続けたりしていたのは、そのためだ。写真は2022年3月の「B4グランクーペ」の発表会の様子。
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4/21「ビジョンBMWアルピナ」は、2026年5月の「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」で世界初公開された。プレゼンテーターを務めたのは、BMWグループのデザインを統括する、エイドリアン・ファン・ホーイドンク氏である。
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5/21コモ湖を見下ろす展示台に置かれた「ビジョンBMWアルピナ」。写真のとおり、発表会には多くの人が詰めかけた。
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6/21「ビジョンBMWアルピナ」は、全長5.2mという堂々としたボディーサイズの、4座のラグジュアリークーペだ。
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7/21シンプルなフォルムに逆スラントしたノーズ、後ろに寄せられた薄いキャビンなど、その基本デザインは、昔ながらの「カッコいいBMW」を踏襲したものと言える。
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8/21運転席まわりのインターフェイスは“ノイエクラッセ世代”の最新のBMWに準じたもの。ガラスルーフとリアウィンドウが連続した広大なガラスエリアは、かつてミッソーニ氏が手がけたポールスターのモデルを思い出させる。
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9/21「BMW i3」(上)と「ビジョンBMWアルピナ」(下)のサイドビュー。プレスラインの角度こそ違うが、ともにボディーの下部に折れ線が入り、その下が大きく削り込まれている。
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10/21好みがわかれそうなのがこのグリルのデザイン。まったく新しいキドニーグリルを提案したもので、遠目には完全なダミーのように見えるが……。
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11/21その構造はスケッチのごとし。フタの奥に、スリットの入ったエアダクトが設けられている。
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12/21あくまでデザインスタディーではあるが、「V8エンジン搭載車」と説明される「ビジョンBMWアルピナ」。リアには左右4本出しの、だ円のテールパイプがのぞく。
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13/21ほった「でも、わざわざフタをしたグリルといい、抑揚を抑えた面構成といい、なんかEVっぽい雰囲気もありますよね」
清水「あえてそうしてるのかもしれないね。アルピナでもEVは出るだろうし」 -
14/212026年をもって販売が終了される、現行型「BMW 8シリーズ」。後継モデルについては、特にアナウンスはされていないが……。
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15/21ラグジュアリーブランドでも専用のボディーを仕立てない例としては、メルセデス・マイバッハなどが挙げられる。写真は上が「メルセデス・ベンツSクラス」、下が「メルセデス・マイバッハSクラス」。
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16/21いま成功を収めているラグジュアリーブランドのモデルというと、優雅さより押しの強さを重視したものが多数を占める。写真はロールス・ロイスの2ドアクーペ「スペクター」。
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17/212025年の「ジャパンモビリティショー」で発表されたセンチュリーのコンセプトモデル。欧米の、既存のラグジュアリーモデルとは趣を異にするデザインで注目を集めたが、基本はやっぱり迫力重視である。
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18/21「ビジョンBMWアルピナ」のデザインスケッチ。オラオラ系が闊歩するラグジュアリーカーのマーケットに、本当にこのスポーティーな路線で挑むのか? サルーンやSUVはどうするのか? いろいろと気になるところだ。
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19/21新生BMWアルピナの第1弾モデルは、「7シリーズ」をベースとしたものになるというが……。
ほった「これをどう料理したら、『ビジョンBMWアルピナ』みたいな趣にできるんですかね?」 -
20/21「ビジョンBMWアルピナ」とともに「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」に持ち込まれた「BMWアルピナB7Sターボ」。「上品で控えめなアルピナの伝統は、受け継ぎますよ」という意思表明であると思いたい。
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21/21高性能なスポーツカーを思わせる「ビジョンBMWアルピナ」のデザインスケッチ。実際の市販モデルがどうなるか、楽しみなような、怖いような……。

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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