第4回:カユいところに手が届く?
「キャデラックCTS」の“気遣い機能”をご紹介
2017.03.10
キャデラックCTSセダン日常劇場<PR>
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アダプティブクルーズコントロールなんてもう当たり前!? キャデラックのご多分に漏れず、便利機能が満載の「CTSセダン」。先進的なだけではない、各種装備の使い勝手を、東京-横浜間のドライブを通じてリポートする。
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あえて「Apple CarPlay」に頼らない
キャデラックのプレミアムセダン「CTS」のリポートも今回で4回目。せっかくなのでちょいと遠出して、高速道路でのインプレッションを……などと考えていたのだが、前回においてwebCG 関が、「街乗りインプレッション」と銘打ちながら思いっきり高速インプレを披露しているではないか。どうしてくれよう。
仕方ない&せっかくなので、今回は休日のドライブがてら、このクルマの個人的お気に入り装備を紹介させていただく。目的地は「CTSが似合う場所」ということで、神奈川・横浜のみなとみらいに決定。東京・武蔵野のわが家からなら、1時間ちょっとの小旅行である。近所とはいえ休日渋滞にはまるのはいやなので、朝6時に武蔵野を出ることとする。
早速クルマに乗り込むと、まずは例によってオーディオを調整。CTSには13個のスピーカーからなるBOSEのサウンドシステムが装備されており、偉大なる山口 隆のシャウトや、平成の吟遊詩人・草野マサムネの繊細ボイスに心ゆくまで浸ることができる。もちろん健全なる30代独身男子の記者のこと、タイムアライメントは潔く運転席にフォーカスである。
続いて「ホーム」ボタンを長押ししてナビ機能を呼び出し、目的地を登録する。CTSのインフォテインメントシステムは「Apple CarPlay」に対応しており、アップルに魂を売った藤沢編集部員などは「スマホのナビ機能を車載モニターで操る」という荒業を繰り返している。しかし、いかんせんGPS頼りのスマホナビでは、トンネルに入ったとたんにジ・エンド。実用原理主義の記者は、今日も車載ナビを頼るのであった。
ちなみにCTSのナビゲーションシステムが算出したこの日の道順は、井の頭通り→環八→第三京浜という王道中の王道ルート。まあ渋滞が始まる時間でもないので、これで無問題なのでしょう。
もろもろの準備を終えたら、近所迷惑にならぬようそろりそろりと駐車場を出発。寒暁のお出掛けとなると、降雪はなくとも路面状態が気になるところ。4WD+スタッドレスタイヤというCTSの盤石っぷりが心強い。
車線の狭い井の頭通りを走っていると、不意にぶぶぶっとシートの座面が震えた。「セーフティアラートドライバーシート」というやつで、各種予防安全装備と連動し、シートの振動でドライバーに警告を発する機能である。このとき、CTS君は「車線から右にはみ出そうですよ」と言いたかったようで、座面の右側がぶぶぶっとなっていた。
キャデラックならではの“気遣い機能”の数々
地味だけれど、これ、個人的にけっこう気の利いた装備ではないかと思う。シートの振動する方向によって何が危ないのか、何の警報なのかが直感的に察知できるし、何よりデカい電子音を発しまくる警報システムだと、ドライバー以外の乗員まで不安にさせてしまうからだ。どうです皆さん。アメリカ車にだって、繊細な気遣いができるんですよ。
もうひとつうれしいのが、前のクルマを自動で追っかけてくれるアダプティブクルーズコントロール。停止と発進を繰り返す渋滞の中でも使えるスグレモノで、行きの第三京浜はもちろん、帰りの首都高1号線でも重宝した……のだが、これについては昨今の高級車なら付いていて当たり前なので説明は割愛。天下のキャデラックが、そういう装備で後れをとるはずがないでしょう。
それより紹介したいもうひとつの“気遣い機能”が、携帯端末の非接触充電システムである。今日ではUSBを使った有線での充電機能がすっかり普及しているが、ぶっちゃけ、充電ケーブルって家に忘れたりロケ先で紛失したりするんですよ。その点、これならケーブルなしでも充電できる。これは素晴らしい! ……のだが、実はワタクシ、この機能の恩恵に浴したことが一度もない。お察しの通り、わがへっぽこスマホがこの機能に対応していないのだ。
それどころか、なんと「Android Auto」(グーグル版Apple CarPlayみたいなもんです)にさえ非対応である。記者が先進のコネクティビティーからひとり距離を置いているのには、そんな事情もあるのだ。
こうした連携機能ってクルマ、スマホ、ソフトウエアの3つがそろって初めて機能するもの。そして記者は、皆さんは意外と思うかもしれないけど、そのなかではクルマの進化(と言うか対応)が一番速いと感じている。なにせキャデラックはApple CarPlayだけでなく、ロクにアプリもなかった時代からAndroid Autoにも対応していた。一方で、置き去りにされた感があるのがスマホ側のハードウエア。古い機種……といっても、ワタクシのスマホ、発売からまだ2年ちょっとなんですけどね……への対応とか、もう少し気を遣ってくれませんかねえ?
まったく、グーグルさんにはキャデラックCTSの気遣い、心遣いを見習ってほしいものである。
(文と写真=webCG ほった)
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堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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