日産GT-R NISMO NアタックパッケージAキット装着車(4WD/6AT)/ノートe-POWER NISMO ニスモパーツ装着車(FF)/ホンダ・シビックハッチバック 無限パーツ装着車(FF/6MT)/ヴェゼル ハイブリッドRS Honda SENSING 無限パーツ装着車(FF/7AT)/オデッセイ ハイブリッド アブソルートEX Honda SENSING 無限パーツ装着車(FF)
新たな発見がある 2018.08.19 試乗記 TRD/STI/NISMO/無限という国内メーカー直系の4ブランドが、”峠道”のようなクローズドコースで合同試乗会を開催。後編ではNISMOがチューンした「GT-R」「ノートe-POWER」と、無限のパーツをフル装備した「シビックハッチバック」「ヴェゼル」「オデッセイ」の走りをリポートする。異次元の走りが味わえる ――GT-R NISMO NアタックパッケージAキット装着車
2007年末の発売からすでに11年目。一向に聞こえてこない“次期モデル”のうわさに「やきもき」とさせられるようになってからすでに久しいが、一方でそんな現在のR35型GT-Rが、日本で随一なのはおろか、世界的にもいまだ頂点に君臨する走りのパフォーマンスの持ち主であることも紛れもない事実だ。
そんなモデルをベースに、日産のモータースポーツ・スペシャリストであるニスモが手を加えた“マシン”の走りのレベルが、すさまじいものであるのは当然。実際、今回もアンバサダーとしてイベントに同席したミハエル・クルムさんが駆る「NアタックパッケージAキット」を装着したモデルのパッセンジャーシートでは、「目くるめく官能の世界」を体験することができた。
さまざまなボディーキットや、エンジン/サスペンション等で構成され、工賃込みで900万円(!)という価格(税抜き)が設定されたこのキットは、2013年に7分8秒679という、当時としては「GT-Rのそれまでの記録を10秒以上短縮」というタイムをたたき出したモデルに採用された“タイムアタック専用アイテム”を、17年と18年モデルへの装着を前提にパッケージ化したもの。路面すれすれにセットされたフロントスポイラーやカーボン製のフロントフェンダー/リアウイングなど、見た目も明らかに“ただ者”ではない。
エスケープゾーンなど皆無という群馬サイクルスポーツセンターのコースを、そんなクルマ+世界屈指のプロドライバーという組み合わせで駆け巡るのは、まさに背中がムズムズするような異次元体験。後に自身でもステアリングを握ったものの、なるほどこのコースが「ここまで狭く感じられる」スピード性能の持ち主に出会ったのは、初めての経験だった。
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基本性能が顔を出す ――ノートe-POWER NISMO ニスモパーツ装着車
“凶暴”そのものだったGT-Rから乗り換えると、何とも平和で乗りやすく感じられたのが、駆動力をモーター出力でのみ発生させるシリーズハイブリッドシステムの持ち主であるノートe-POWERに2016年末に追加された「NISMO」バージョンをたたき台として、さらにニスモ製パーツを組み込んだこのモデル。
実はこのモデル、昨年のイベントにも出展されたものの、今回の見どころは現在開発中という「L.S.D.」がアドオンされた点にある。そして、その効果は何とも明確なものだった。
狭く、荒れた群馬サイクルスポーツセンターの中に1カ所だけ存在する、MT車であれば思わず1速ギアまで落としたくなるようなきつい登りの右ヘアピン。
通常のFWDモデルであれば、荷重が大きく抜けることで右前輪が「空転必至!」となるこのポイントで、今回のモデルはガシッと路面を捉えて加速を続ける姿勢をあらわにしたのである。
こうした極端なシーンではなくても、トラクション能力に大きな効果を発揮してくれるのがこのアイテム。たとえステアリングをフルロック状態にしてのターンでも異音やショックを発することはなかったから、“日常使い”でももちろん問題ナシだ。
一方で、朝から夕刻まで、同じコースをさまざまなモデルで走り回るというイベントであるからこそ気付いたのが、ノートというモデルそのものにまつわる基本的なポテンシャルへの課題。
例えば、「新世代のプラットフォームを採用」とうたういくつかのライバルに比べると、基本的なボディーの剛性感はもとより、サスストロークやステアリングのフリクションといった点で劣勢が明らかだ。
このところ、特に日本市場向けモデルのリファインが停滞している感が拭えない日産の作品。その影響は“クルマいじり”の分野にまで及んでいるのだ。
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予想を超えるスポーティーさ ――シビックハッチバック 無限パーツ装着車
“走りのシビック”といえば、話題が「タイプR」にフォーカスされるのは半ば必然。何しろ、「ホンダ渾身(こんしん)のリアルスポーツカー」というフレーズで紹介されるこのモデルは、ニュルブルクリンクの旧コースでFFモデル最速! というのが金看板でもあるのだ。
それゆえ、テストドライブの後に「これは思わぬダークホースだった」と知らされるに至ったのが、今回の“普通の”シビックハッチバック。ボディーキットを装着し、19インチのシューズを装着……と、基本的にはそんなドレスアップを主体としたリファインが加えられたにすぎないこのモデルは、しかし予想をはるかに超えるスポーティーなテイストを味わわせてくれることとなったのだ。
搭載されるノーマル仕様のエンジンは、わずかに1.5リッターという排気量のターボ付き。ところが、ハイオクガソリン指定で180ps超を発するこのユニットは思いのほか生きがよく、そのパワフルさは“スポーツ心臓”と表現しても過言ではない印象だ。
さらにそこに好印象を重ねていたのが、現在開発中というクイックシフターが組み込まれた、昨今では稀有(けう)なMTが織りなすフィーリング。ちょっと固めではあるもののストロークが小さな操作感は、やはり開発中というスポーツエキゾーストシステムが発するメリハリの効いたサウンドと共に、“操る楽しさ”を倍化させてくれていた。
率直なところ、新型シビックのボディーのサイズ感やスタイリングのテイストは、必ずしも日本人好みとは思えない。だが、その走りのタイナミズムは「スポーツシビックの再来」というフレーズがぴったりだ。
峠道でもシフトパドル要らず ――ヴェゼル ハイブリッドRS Honda SENSING無限パーツ装着車
比較的コンパクトであるゆえの身の丈感の強さなどから、2013年末の発売以来好評を博しているヴェゼル。今年2月にベースモデルがマイナーチェンジを実施したことを受け、フロントアンダースポイラーのデザインを一新させるなどの対応を行って再度発売されているのが、最新の無限製パーツだ。
フロントアンダースポイラー、サイドスポイラー、リアアンダースポイラー、そしてロアウイングという4点で構成されるボディーパーツについては、「RS」用とそれ以外のグレード用という2タイプの異なるデザインが用意されている。
さらにスポーツサスペンションやスポーツサイレンサーなど、多数のアイテムが組み込まれた今回のテスト車は、「ハイブリッドRS」グレードがベース。7段DCTに組み込まれた出力22kWを発するモーターによって一瞬“無音”でのスタートを切った後、エンジンの目覚めと共に重低音の効いたなかなか迫力あるサウンドを奏でながら、さらに力強く加速を続けていく。
ヴェゼルに搭載されるi-DCDは、“スポーツハイブリッド”という愛称のとおり、アクセル操作に対するダイレクト感に富んだ応答性と、通常のエンジンバージョン以上の力強さが味わえるのが特徴。前出のスポーツサイレンサーが奏でるサウンドは、エンジン主体というシステムの特徴を巧みに生かしているのも特徴だ。
クローズドコースゆえのアップテンポな走りでは、「Lレンジ」を選択しておくと、高回転域をキープしつつ減速時には早いタイミングでダウンシフトを行って次の加速へと備えるので、「シフトパドル要らず」だったのも発見だ。
コンフォート>スポーティー ――オデッセイ ハイブリッド アブソルートEX Honda SENSING 無限パーツ装着車
全長は4.8m、全幅も1.8mを超えるホンダのフラッグシップミニバンがオデッセイ。
そんなキャラクターの持ち主ゆえ、15mmのローダウン化を伴うスポーツサスペンションや、非ハイブリッド仕様の「アブソルート」用とそれ以外のグレード用で個別の設計が行われたスポーツエキゾーストシステムなど、そもそも無限が得意とする分野のアイテムと共に、2017年11月に行われたマイナーチェンジでのベースモデルのデザイン変更に対応するボディーキット類は、車格にふさわしいボリューム感に富んだ見栄えが意識されている。
テストドライブしたのは、ハイブリッド仕様のアブソルートグレード。日常シーンでは動力性能に不足は感じないものの、クローズドコースゆえにアクセルを深く踏み込んでしまうと、加速は置き去りにしつつ一気にエンジン回転数が上昇して“ラバーバンド感”が気になってしまうのはちょっと残念だった。「パワーユニットの無限」というイメージからすれば、このあたりにも何とか手を加えてもらいたいところだ。
大きな段差に勢いよく突入したりすると、ショックをいなし切れない場面もあったものの、そうした場面以外ではなかなかコンフォート性に優れていると思えたのが、そのフットワークのセッティング。
まずはスポーティーに演出されることが多い無限の作品の中にあって、少しばかり異なる走りのベクトルが感じられるのがこのモデルの仕上がりでもあった。
(文=河村康彦/写真=荒川正幸/編集=近藤 俊)
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テスト車のデータ
日産GT-R NISMO NアタックパッケージAキット装着車
(ベース車:日産GT-R NISMO)
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4690×1895×1370mm
ホイールベース:2780mm
車重:1740kg
駆動方式:4WD
エンジン:3.8リッターV6 DOHC 24バルブ ツインターボ
トランスミッション:6段AT
最高出力:600ps(441kW)/6800rpm
最大トルク:652Nm(66.5kgm)/3600-5600rpm
タイヤ:(前)255/40ZRF20 97Y/(後)285/35ZRF20 100Y(ダンロップSP SPORT MAXX GT 600 DSST CTT)
燃費:--km/リッター
価格:1870万0200円/テスト車=1877万5800円(ニスモパーツ含まず)
オプション装備:ボディーカラー<ブリリアントホワイトパール>(4万3200円)/プライバシーガラス(3万2400円)
装着部品:NISMO NアタックパッケージAキット[エンジン・パワートレイン<専用インタークーラーパイピング+専用フロントL.S.D.+専用リアL.S.D.>/足まわり・ブレーキ<専用ショック&スプリング+専用スタビライザー+専用フロントブレーキパッド>/エクステリア<専用カーボンフロントフェンダー+専用フロントアドオンスポイラー+専用カーボンリアウイング>/インテリア<専用フルバケットシート+キルティングクロスマット+専用カーボンリアバルクヘッド>](972万円、工賃を含む)/BBS社製アルミホイール(試作品)
テスト車の年式:--年型
テスト開始時の走行距離:--km
テスト形態:トラックインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(ハイオクガソリン)
参考燃費:--km/リッター
日産ノートe-POWER NISMO ニスモパーツ装着車
(ベース車:日産ノートe-POWER NISMO)
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4165×1695×1535mm
ホイールベース:2600mm
車重:1250kg
駆動方式:FF
エンジン:1.2リッター直3 DOHC 12バルブ
モーター:交流同期電動機
エンジン最高出力:79ps(58kW)/5400rpm
モーター最高出力:109ps(80kW)/3008-1万rpm
エンジン最大トルク:103Nm(10.5kgm)/3600-5200rpm
モーター最大トルク:254Nm(25.9kgm)/0-3008rpm
タイヤ:(前)205/45ZR17 88Y/(後)205/45ZR17 88Y(ミシュラン・パイロットスポーツ4)
燃費:--km/リッター
価格:248万8320円/テスト車=292万0827円(ニスモパーツ含まず)
オプション装備:ナビゲーションシステムほか
装着部品:フロントL.S.D.(開発中)/カーボンピラーガーニッシュ フロント(3万5640円)/カーボンピラーガーニッシュ リア(1万7820円)/カーボンドアミラーカバー(4万6440円)/マルチファンクションブルーミラー(2万0520円)/フューエルフィラーキャップカバー(5940円)/オイルフィラーキャップ(6696円)/フロアマット(2万9700円)/ノートNISMO S日産純正アルミロードホイール(--円)/ミシュラン・パイロットスポーツ4<205/45R17>(--円) ※以下、取扱店限定メニュー エンジンチューニングメニュー<NISMOスポーツリセッティング>(13万円、工賃を含む)
テスト車の年式:--年型
テスト開始時の走行距離:--km
テスト形態:トラックインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(レギュラーガソリン)
参考燃費:--km/リッター
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ホンダ・シビックハッチバック 無限パーツ装着車
(ベース車:ホンダ・シビックハッチバック)
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4520×1800×1435mm
ホイールベース:2700mm
車重:1320kg
駆動方式:FF
エンジン:1.5リッター直4 DOHC 16バルブ
トランスミッション:6段MT
最高出力:182ps(134kW)/5500rpm
最大トルク:240Nm(24.5kgm)/1900-5000rpm
タイヤ:(前)235/35R19 91W/(後)235/35R19 91W(ブリヂストン・ポテンザ アドレナリンRE003)
燃費:17.4km/リッター(JC08モード)
価格:280万0440円/テスト車=--円
オプション装備:--
装着部品:カーボンフロントガーニッシュ(9万6120円)/フロントバンパーガーニッシュ(4万2120円)/フロントアンダースポイラー(6万3720円)/サイドスポイラー(9万1800円)/リアアンダースポイラー(7万7760円)/テールゲートスポイラー(9万1800円)/ベンチレーテッドバイザー(1万9440円)/スポーツエキゾーストシステム(開発中)/ハイパフォーマンスオイルエレメント(2808円)/ハイパフォーマンスオイル MS-S(1万2096円)/エンジントリートメントオイル MT105(5184円)/ブレーキローター フロント用(開発中)/ブレーキパッド ―タイプスポーツー フロント用(開発中)/ブレーキパッド ―タイプスポーツー リア用(開発中)/ミクロメッシュブレーキライン(開発中)/ハイパフォーマンスブレーキフルード(6480円)/アルミホイール「MDC」<19×8 1/2J インセット45>(21万1680円)/ホイールナット&ロックセット(9504円)/クイックシフター(開発中)/エンジンスタート・ストップスイッチ(1万9440円)/スポーツマット(4万2120円)/スポーツラゲッジマット(2万1600円)/スカッフプレート(1万2960円)/ドアハンドルプロテクター(6048円)/無限メタルロゴエンブレム(7344円)/カーボンナンバープレートガーニッシュ フロント用(2万1600円)/ナンバープレートボルト(4968円)
テスト車の年式:--年型
テスト開始時の走行距離:--km
テスト形態:トラックインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(ハイオクガソリン)
参考燃費:--km/リッター
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ホンダ・ヴェゼル ハイブリッドRS Honda SENSING 無限パーツ装着車
(ベース車:ホンダ・ヴェゼル ハイブリッドRS Honda SENSING)
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4340×1790×1605mm
ホイールベース:2610mm
車重:1310kg
駆動方式:FF
エンジン:1.5リッター直4 DOHC 16バルブ
モーター:交流同期電動機
トランスミッション:7段AT
エンジン最高出力:132ps(97kW)/6600rpm
モーター最高出力:29.5ps(22kW)/1313-2000rpm
エンジン最大トルク:156Nm(15.9kgm)/4600rpm
モーター最大トルク:160Nm(16.3kgm)/0-1313rpm
タイヤ:(前)225/50R18 95V/(後)225/50R18 95V(ダンロップ・エナセーブEC503)
燃費:25.6km/リッター(JC08モード)
価格:281万円/テスト車=--万円
オプション装備:--
装着部品:フロントアンダースポイラー(7万2360円)/サイドスポイラー(7万3440円)/リアアンダースポイラー(7万0200円)/ロアウイング(6万1560円)/ベンチレーテッドバイザー(2万0520円)/スポーツサイレンサー(10万2600円)/ハイパフォーマンスエアフィルター(1万6200円)/ハイプレッシャーラジエーターキャップ(2916円)/ハイパフォーマンスオイルエレメント(2808円)/エンジントリートメントオイル MT105(5184円)/ヘキサゴンオイルフィラーキャップ(9180円)/ブレーキパッド ―タイプツーリングー フロント用(1万9440円)/ハイパフォーマンスブレーキフルード(6480円)/スポーツサスペンション(19万4400円)/アルミホイール「MD5」<18×7 1/2J インセット54>(19万4400円)/ホイールナット&ロックセット(9504円)/カーボンセレクトノブ(1万9440円)/スポーツマット(3万2400円)/スポーツラゲッジマット(2万4840円)/ハイドロフィリックLEDミラー(2万2680円)/ドアハンドルプロテクター(3024円)/無限メタルロゴエンブレム(7344円)/カーボンナンバープレートガーニッシュ フロント用(2万1600円)/ナンバープレートボルト(4968円)
テスト車の年式:--年型
テスト開始時の走行距離:--km
テスト形態:トラックインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(レギュラーガソリン)
参考燃費:--km/リッター
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ホンダ・オデッセイ ハイブリッド アブソルートEX Honda SENSING 無限パーツ装着車
(ベース車:ホンダ・オデッセイ ハイブリッド アブソルートEX Honda SENSING)
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4840×1820×1685mm
ホイールベース:2900mm
車重:1890kg
駆動方式:FF
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ
モーター:交流同期電動機
エンジン最高出力:145ps(107kW)/6200rpm
モーター最高出力:184ps(135kW)/5000-6000rpm
エンジン最大トルク:175Nm(17.8kgm)/4000rpm
モーター最大トルク:315Nm(32.1kgm)/0-2000rpm
タイヤ:(前)245/35R19 93W/(後)245/35R19 93W(ヨコハマ・ブルーアースA)
燃費:24.4km/リッター(JC08モード)/20.0km/リッター(WLTCモード)
価格:415万円/テスト車=419万3200円(無限パーツ含まず)
オプション装備:ボディーカラー<プラチナホワイト・パール>(4万3200円)
装着部品:フロントアンダースポイラー(8万5320円)/サイドガーニッシュ(11万6640円)/リアアンダースポイラー(6万8040円)/フロントロアスポーツグリル(4万9680円)/ウイングスポイラー(6万4800円)/ベンチレーテッドバイザー(2万2680円)/スポーツエキゾーストシステム(15万1200円)/ハイプレッシャーラジエーターキャップ(2916円)/ハイパフォーマンスオイルエレメント(2808円)/ハイパフォーマンスオイル MS-S(1万2096円)/エンジントリートメントオイル MT105(5184円)/ヘキサゴンオイルフィラーキャップ(9180円)/ハイパフォーマンスブレーキフルード(6480円)/スポーツサスペンション(21万6000円)/アルミホイール「MDA」<18×8J インセット55>(20万3040円)/ホイールナット&ロックセット(9504円)/カーボンルームミラーカバー(1万1880円)/スポーツペダル(1万4580円)/スポーツマット<7人乗り用>(7万3440円)/スポーツラゲッジマット<床下ラゲッジスペース用>(9720円)/スポーツラゲッジマット<3列目シート収納時用>(1万6200円)/パワースイッチ(1万9440円)/無限メタルロゴエンブレム(1万4688円)/カーボンナンバープレートガーニッシュ フロント用(2万1600円)/カーボンナンバープレートガーニッシュ リア用(2万1600円)/ナンバープレートボルト(4968円)
テスト車の年式:--年型
テスト開始時の走行距離:--km
テスト形態:トラックインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(レギュラーガソリン)
参考燃費:--km/リッター

河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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