第653回:氷上性能に自信あり ブリヂストンの新型スタッドレスタイヤ「ブリザックVRX3」を試す

2021.07.15 エディターから一言
ブリヂストンの新型スタッドレスタイヤ「ブリザックVRX3」を装着した「トヨタ・プリウス」。
ブリヂストンの新型スタッドレスタイヤ「ブリザックVRX3」を装着した「トヨタ・プリウス」。拡大

ブリヂストンは2021年7月15日、新型スタッドレスタイヤ「ブリザックVRX3」を同年9月に発売すると発表した。「歴代最高・断トツの氷上性能」をうたうVRX3の第一印象を、横浜の屋内スケートリンクで行われたプリプロダクションモデルの試走会からリポートする。

2021年7月15日に発表された、ブリヂストンのスタッドレスタイヤ「ブリザックVRX」シリーズの第3世代となる「VRX3」。同年9月に発売を予定している。軽自動車からミニバンやスポーツモデルと、装着想定車種は幅広く、全111サイズをラインナップする。価格は9460円から11万7150円。
2021年7月15日に発表された、ブリヂストンのスタッドレスタイヤ「ブリザックVRX」シリーズの第3世代となる「VRX3」。同年9月に発売を予定している。軽自動車からミニバンやスポーツモデルと、装着想定車種は幅広く、全111サイズをラインナップする。価格は9460円から11万7150円。拡大
凹モールドを用いて、文字が浮き出て見えるようにデザインされた「VRX3」のロゴ。これを含めサイドウォールのデザインは、従来型「VRX2」とは明確に異なったものとなっている。
凹モールドを用いて、文字が浮き出て見えるようにデザインされた「VRX3」のロゴ。これを含めサイドウォールのデザインは、従来型「VRX2」とは明確に異なったものとなっている。拡大
195/65R15サイズの「ブリザックVRX3」が装着された「トヨタ・プリウス」での氷上走行シーン。北海道・北東北の主要5都市におけるブリザックの装着率は実に46.2%に達し(2020年2月現在)、これらの都市においては20年連続で「装着率No.1のスタッドレスタイヤ」であるという。
195/65R15サイズの「ブリザックVRX3」が装着された「トヨタ・プリウス」での氷上走行シーン。北海道・北東北の主要5都市におけるブリザックの装着率は実に46.2%に達し(2020年2月現在)、これらの都市においては20年連続で「装着率No.1のスタッドレスタイヤ」であるという。拡大

3つの性能にフォーカス

ブリヂストンの独自技術“発泡ゴム”を採用するスタッドレスタイヤ、ブリザック。発泡ゴムは、ゴム内部に細かな気泡を封じ込め、あたかもスポンジのような優れた吸水性で滑りの原因となるタイヤと氷上間の“ミクロの水膜”を吸収。さらに、通常は特殊なオイルの混入で行う柔軟性の確保もその細かな気泡が担うため、オイル抜けに伴う硬化が発生せず、結果として経年劣化が遅い──という特性がメリットとうたわれている。

1988年に初代モデルが誕生したその歴史に、今回また新たな1ページが加えられることになった。2021年9月に発売される最新タイヤ、VRX3の登場である。

商品コンセプトとして掲げられるキャッチフレーズは、“新次元のプレミアムブリザック”というもの。思い起こせば今から4年前、2017年に「VRX2」が登場した際にうたわれていたのが「氷雪路では断トツの性能を発揮し、舗装路上ではしっかり走れる“プレミアムブリザック”」という一節。ネーミングからしても前出のキャッチフレーズからしても、このVRX2の後任であることは明らかだ。

これまでも、特に氷上性能に関しては数あるスタッドレスタイヤのなかにあって、「トップランナー」と称されることの多かったVRX2。それをベースに、「これまで蓄積してきた技術と発泡ゴムの進化により、高い総合性能はそのままに、アイス性能・長持ち・耐摩耗性の3点にフォーカスして性能向上を目指した」のがVRX3というわけである。

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