ポルシェ911ターボ(後編)
2021.08.15 池沢早人師の恋するニューモデル 漫画『サーキットの狼』の作者、池沢早人師が「余分なストレスを抱えることなく走りを楽しめるスポーツカー」と、高評価した「ポルシェ911ターボ」。唯一、ウイークポイントとして挙がったのは?911オーナーだからこそのチェックポイント
タウンスピードでは硬さが気になるものの、高速道路やワインディングロードでは「ちょうどいいあんばいになる」という足まわりと、標準仕様でも強力なストッピングパワーをもたらすブレーキに感心し、そして何より「とてつもないスピードをイージーに実現できてしまう」と、ポルシェ911ターボを絶賛する池沢早人師先生。
だがそんな完璧とも思える911ターボにも、死角はないのだろうか?
「欠点ですか……。まぁ前回もお話ししたように都内を普通に走る際に足が硬すぎるというのはあるけれど、今回じっくり911ターボに試乗してみて気になったのは、せいぜいそのぐらいじゃないですか?」
そ、それだけですか!
「はい。その一般道では足が硬すぎるというのも、このパワーを考えれば致し方ない話ですしね。ほんと、そのぐらいしか欠点はないんじゃないかな。高速(道路)やワインディングロードでは本当に素晴らしいですしね。ターボ車にありがちな、いわゆるターボラグも感じられないですし」
ううむ、そうですか……。
「強いて挙げるとしたら……」
お、ありますか! 実はその言葉をお待ちしておりました(笑)。
「内装の質感はちょっと……と思いますけどね。例えばこの試乗車の内装は、オプションで164万1000円する『レザーインテリア エクスクルーシブマニュファクチャー』ということですが……」
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