『CAR GRAPHIC』2023年1月号発売 ホンダの挑戦の歴史を振り返る
2022.12.01 From Our Staff『CG』2023年1月号の特集はホンダにとって大切なふたつの名前――50周年を迎えた「ホンダ・シビック」と、30周年を迎えた「タイプR」。最新モデルの試乗から歴史の話まで含む、充実の内容です。これに続くのは「マセラティMC20チェロ」や「フォルクスワーゲンID.4」など車種が幅広い、国内外での試乗記。お楽しみください。(CG編集部)
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シビックの50年、タイプRの30年
今月号の特集は、ホンダのシビックとタイプRです。2022年はそれぞれその名が誕生して50周年/30周年という、ダブルアニバーサリーでした。
特集のトップを飾るのは、このふたつの名前を両方もつ「シビック タイプR」です。前号の鈴鹿でのサーキット試乗に続き、今号では公道でテストしその仕上がりを詳しくリポートしています。また、シビック タイプRがつくられる本田技研工業埼玉製作所完成車工場、いわゆる寄居工場の組み立てラインも取材。他のモデルと混流で生産されながらも、特別に手組みされるフロントサスペンションなど、このモデルへのこだわりの一端が見えます。
そして現行シビック タイプRに続くのは、歴代タイプRの振り返りです。1992年の「NSX-R」に始まり、「インテグラ」そしてシビックへとホンダのレーシングスピリットは赤いエンブレムとともに波及していきます。その歴史を振り返りながら、タイプRの称号を引き継いだ開発責任者の柿沼秀樹さんにお話をうかがいました。
タイプRを振り返った後に続くのは、現行の“標準シビック”の比較テストです。1.5リッター直4ターボの6段MT車とCVT車、さらに2リッター直4ハイブリッドのe:HEVを合わせた3台を連れ出しました。それぞれはどんなキャラクターなのか、どう違うのかをリポートしています。このほかにも、歴代シビックの開発者や本田技研工業の青山真二四輪事業本部長へのインタビュー、CG編集部の“推しホンダ”紹介など、シビックを通じてホンダの過去と現在、そして未来がわかる、そんな特集になっています。
ホンダ特集に続く試乗記も見逃せません。「マセラティMC20」のオープンモデルであるMC20チェロや、BMWの新しいEVフラッグシップサルーン「i7」、アストンマーティンが送り出したハイパワーSUVの「DBX707」、マクラーレンのハイブリッドスーパースポーツ「アルトゥーラ」のサーキット試乗、フォルクスワーゲンが満を持して送り込む電気自動車、ID.4など興味深いモデルが続きます。また、フェラーリが50年ぶりにルマン24時間耐久レースにワークス復帰するためにつくったLMハイパーカー「499P」の現地発表にも参加、これも詳しくリポートしています。
そして今号からは、モータースポーツジャーナリストの赤井邦彦さんによる新連載『忘れ難きレーサーの面影』が始まりました。第1回では小河 等選手のレース人生を振り返っています。このほかにも、アルピーヌのディエップ工場取材記やパリサロンのリポートは必見でしょう。そんなCG1月号は定価1500円です。デジタル版は、Amazon/Kobo/BookLive!/ブックパス/SonyReaderStore/Fujisanで購読できます。お近くの書店や、オンライン書店でお買い求めください。
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『CAR GRAPHIC』2023年1月号
発行所:株式会社カーグラフィック
定価:1500円
A4判変型・176ページ
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