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1/20スカイアクティブXを搭載するテスト車。現行「アクセラ」をベースにしている。
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2/20マットブラックのテスト車は、一見するとごく普通の「アクセラ」だ。しかしそのエンジンルームには、次世代の内燃機関が収まっている。
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3/20マツダ独自の燃焼方式であるSPCCI(火花点火制御圧縮着火)を採用するスカイアクティブXは、サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030の一環として開発された。
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4/20スカイアクティブXでは、ガソリンと空気の混合気をピストンの圧縮によって自己着火させる燃焼技術(圧縮着火)を世界に先駆けて採用している。
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5/20試乗の舞台はドイツ。フランクフルト郊外にあるマツダモーターヨーロッパ・ヨーロピアンR&Dセンターを拠点にして行われた。
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6/20「アクセラ」ベースのテスト車に搭載されたスカイアクティブXユニット。黒いエンジンカバーで覆われており、本体そのものはほとんど見えない。
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7/20スカイアクティブXでは、現行のスカイアクティブG(ガソリンエンジン)と比較して、全域で見れば10%以上、最大30%におよぶトルクの向上を実現しているという。
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8/20通常の火花点火では失火してしまうレベルまで燃料を希薄化したスーパーリーン燃焼を行う。これにより、燃費率は現行のスカイアクティブGと比べて、最大で20~30%改善されているという。
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9/20スカイアクティブXを上から見たところ。ディーゼルエンジンの“コモンレール”に似た高圧の燃料噴射系が確認できる。
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10/20「アクセラ」に搭載されたスカイアクティブXの排気量は2リッター。シリンダーのボア×ストロークはスカイアクティブG 2.0と同じ83.5×91.2mm。
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11/202リッターのスカイアクティブXユニットは190psと240Nmと発生する。現行のスカイアクティブGでいえば、2.5リッター(190ps、251Nm)に近い数値だ。
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12/20スカイアクティブXのエンジンノイズは、従来のガソリンエンジンに遜色ないほど低く抑えられている。自着火エンジンとは思えない静かだ。
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13/20ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの、いわば“いいとこ取り”を目指すスカイアクティブXは、低速域で力強く、高速域で気持ちいいのが特徴。
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14/20マツダモーターヨーロッパ・ヨーロピアンR&Dセンターはドイツ・フランクフルトの北部、オーバーウァゼルにある。
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15/20スカイアクティブXは、正確には完全自着火エンジンではなく、スパークプラグが備わる。5000rpmを超えるとリーン領域から完全に外れて通常の点火燃焼となるが、切り替わったことを認識させる“段付き”はほとんど感じなかった。
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16/20マツダは今回、スカイアクティブXだけでなく“次世代プラットフォーム”も公開した。
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17/20新しいモノコックのポイントは、フロントダンパーとその対角に位置するリアダンパー間の力が伝わる経路を、“多方向に環状構造化”した点にある。
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18/20リアホイールハウス付近の骨格。多方向環状構造化を採用することにより、対角方向へ遅れなく力を伝達するのが狙いだ。
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19/20バルクヘッド(室内とエンジンルームの隔壁)を、エンジンルーム側から見る。
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20/20スカイアクティブXと次世代プラットフォームの組み合わせにより、マツダ車の走りには新たな魅力が加わるかもしれない。

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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