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2/252017年4月にニュルブルクリンク北コースでFF車最速の7分43秒80のラップタイムを刻んだ新型「シビック タイプR」。先代モデルは750台の限定車だったが、新型はカタログモデルとして扱われる。車両価格は450万0360円。
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3/25エアロパーツで身を固めたエクステリア。ダウンフォースを強化した上で、マイナスリフトと空気抵抗の低減を高い次元でバランスさせることを目指した。
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4/25今や「シビック タイプR」のシグネチャーになった巨大なリアスポイラー。ウイング部は今回新たに2ピース構造とされ、従来より薄型化された。
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5/25鷹栖のワインディングコースは1周6.2km。最大高低差は57.5mで、その中に160Rから9Rまでの異なるコーナーが混在する。
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6/25ボディーカラーは「チャンピオンシップホワイト」「クリスタルブラック・パール」「フレームレッド」(写真)、そして「ブリリアントスポーティブルー・メタリック」の4色が設定されている。
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7/25ステアリングは下端を水平にカットした「D」シェイプのものが採用されている。また、インパネにはアルマイト調の赤ストライプをあしらったカーボン調パネルが張られ、スポーティーさが演出されている。
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8/25タイヤサイズは前後とも245/30ZR20。試乗車には「コンチネンタル・スポーツコンタクト6」が装着されていた。
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9/25大型のリアウイングと中央に配置された「トリプルエキゾーストシステム」が後ろ姿を好戦的に演出する。
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10/25鷹栖のワインディングコースを駆け抜ける新型「シビック タイプR」。
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11/252リッター直4ターボエンジンの最高出力は従来型比10ps向上の320psへ。高出力とハイレスポンスを徹底的に追い求めた。
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12/25シートのコンセプトは、低G領域から高G領域まで、乗員の体をしっかり支えること。そのために、体との接触面積を増やすと同時に、シートの骨格と素材を見直して約10%軽量化した。
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13/25ドライビングモードの初期設定は「スポーツ」。前方に押すとサーキットモードの「+R」へ、後方に引くと「コンフォート」に切り替わる。
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14/25フロントブレーキには、ブレンボ製のモノブロック4ピストンキャリパーと、同社製のドリルド&ピラーフィン・ディスクを採用している。
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15/25新型には、4輪のブレーキを独立制御して車両の挙動をコントロールする「アジャイルハンドリングアシスト」が採用されている。コーナーの立ち上がりでは内輪のスリップ量を抑えて、LSDの作用を助ける制御が入る。
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16/25トランスミッションは6段MT。シフトノブはアルミ製。
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17/25中央に置かれたタコメーターのレッドゾーンは7000rpmから。ドライビングモードを切り替えると、モードごとにデザインが切り替わる。写真は「+R」選択時。
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18/25リアシートは2人掛け。乗車定員は4人となる。
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19/25日本仕様の動力性能は未発表。参考までに、欧州向けは0-100km/h加速が5.7秒、最高速は272km/hと発表されている。
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20/25バンパーコーナーからフロントインナーフェンダーのスリットに空気の流れを導き、ドラッグを低減する。
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21/253本出しのエキゾーストシステムが個性を放つ。左右がメインパイプで、中央の1本は低回転域では音圧の向上、高回転域では負圧効果で不快なこもり音の低減に貢献するという。
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22/25ルーフの後端に設置されたボルテックスジェネレーターは、空気の剥離(はくり)を抑えて、リアスポイラーの効果を高める。
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23/25「シビック タイプR」が目指すべきスポーツカー像とは? ホンダの主張は、「シビックである以前に、理想のFFスポーツカーである」ことだ。
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24/25ホンダ・シビック タイプR
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山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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