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2/21商用、乗用を問わず使える小型のオートバイとして、1958年8月に誕生した「ホンダ・スーパーカブ」。今日では世界15カ国の16拠点で生産されている。
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3/21新型「スーパーカブ」の特徴となっている、丸いヘッドランプ。見た目はクラシカルだが、中身はLED式とハイテクである。
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4/21エンジンは空冷4ストローク単気筒OHC。新設計のピストンとシリンダースリーブを採用することで、低フリクション化とさらなる耐久性の向上が図られている。
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5/21今回のモデルチェンジは平成28年排出ガス規制への適合を目的としたもの。新型は海外仕様とは異なる日本専用モデルとなり、生産拠点も中国から日本の熊本製作所に移管された。写真は「スーパーカブ110」。
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6/21今回の新型では、レッグシールドを一体構造とし、リアキャリアを外さなくともボディーカバーを脱着できるようにするなど、メンテナンス性についても改善が図られている。写真は普通自動車免許や原付免許で乗れる「スーパーカブ50」。
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7/21驚異的な燃費も「スーパーカブ50」の自慢。カタログ値は国土交通省届出値(30km/h定速走行)で105.0km/リッター(!)、WMTCモード値で69.4km/リッターとなっている。
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8/21ボディーサイドにヘルメットホルダーが標準装備されるなど、デイリーユースでの利便性の高さは新型でも変わらない。
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9/21メーターについては文字の見やすさを考慮したデザインの文字盤と、LEDインジケーターランプを採用。コンパクトでありながら、高い視認性を実現している。
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10/21排気量にゆとりのある「110」でも、車速が60km/hに迫ると振動が増えてくるが、おかげで、メーターを見ずとも「そろそろ制限速度だな」と分かる(最近は、千葉の方で制限速度が70km/hの道もできたというが……)。
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11/21トランスミッションは、四輪車風に言うところのセミAT。クラッチ操作は不要だが、変速操作は手動で行う必要がある。
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12/21変速時に操作するシーソー式のフットペダル。新型「スーパーカブ」では、シフトドラムの回転をより滑らかにすることで、節度のある上質な変速フィーリングを実現している。
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13/21新型「スーパーカブ」には、ボディーの両側に取り外し可能なサイドカバーを採用。メンテナンスのしやすさと収納力を向上させた。
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14/21「スーパーカブ110」ではエンジンの改良に加え、ドライブチェーンを420から428にサイズアップ。さらなる耐久性の向上と長寿命化が図られている。
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15/21「スーパーカブ」の特徴のひとつである、優雅な意匠のサイクルフェンダー。サスペンションは非常にシンプルなテレスコピック式(前)とスイングアーム式(後ろ)の組み合わせだ。
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16/21シートについてはウレタン素材と底板形状を従来モデルから変更。快適な座り心地と足つき性の良さを実現している。
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17/21フロントに装着された「Super Cub」のバッジ。
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18/21スーパーカブ50
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19/21
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20/21スーパーカブ110
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森口 将之
モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト。ヒストリックカーから自動運転車まで、さらにはモーターサイクルに自転車、公共交通、そして道路と、モビリティーにまつわる全般を分け隔てなく取材し、さまざまなメディアを通して発信する。グッドデザイン賞の審査委員を長年務めている関係もあり、デザインへの造詣も深い。プライベートではフランスおよびフランス車をこよなく愛しており、現在の所有車はルノーの「アヴァンタイム」と「トゥインゴ」。
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