-
1/18
-
2/18「メルセデス・ベンツEクラス カブリオレ」が日本に導入されたのは、2018年1月のこと。今回は中間グレードの「E200カブリオレ スポーツ」に試乗した。
-
3/18ボディーカラーは全11色、ソフトトップは全4色が用意されており、44パターンのコーディネートが可能。テスト車はボディーカラーが「ダイヤモンドホワイト」、ソフトトップが「ダークレッド」という組み合わせ。
-
4/18「E200カブリオレ スポーツ」には、ボディーのワイド感を強調する、AMGルックのフロントバンパーが装着される。
-
5/18パワーユニットは最高出力184psと最大トルク300Nmを生み出す2リッター直4直噴ターボエンジン。車重1850kgのボディーに対して、過不足のない性能を発揮する。
-
メルセデス・ベンツ Eクラス カブリオレ の中古車webCG中古車検索
-
6/18「Eクラス カブリオレ」には、ACC機能である「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」や、ウインカー操作のみで自動的に車線変更を行う「アクティブレーンチェンジングアシスト」といった先進装備が標準で備わる。
-
7/1812.3インチのスクリーンを2つ並べたインストゥルメントパネルや、タービン形状のエアコン吹き出し口などは、「Eクラス クーペ」のものを踏襲している。
-
8/18テスト車には、ナッパレザーのシートや首元に温風を吹き出す「エアスカーフ」(前席のみ)などを組み合わせたセットオプションの「レザーパッケージ」が装着されていた。
-
9/18「エアスカーフ」と「シートヒーター」の操作スイッチは、ドアのインナーパネルに設置される。
-
10/18「Cクラス」をベースとしていた従来型に対して、新型は「Eクラス」がベース。ボディーサイズがひと回り大きくなったほか、居住空間も若干広くなっている。
-
11/18フロントウィンドウ上部のウインドディフレクターと、後席後部のドラフトストップからなる「エアキャップ」も「レザーパッケージ」に含まれるオプション装備。室内への風の巻き込みを抑制する効果がある。
-
12/18リアシートは2人乗り。従来型よりもレッグルームが44mm、ショルダールームが14mm、それぞれ広くなっている。
-
13/18リアのシートバックは50:50分割で前に倒すことができる。
-
14/18ソフトトップの開閉に要する時間は、それぞれ約20秒。Z字型にきっちりと折りたたまれる様子が美しい。
-
15/18トランクルームの容量は、ソフトトップを開けたときが310リッターで、閉めたときが385リッター。
-
16/18タイヤサイズはフロントが245/40R19で、リアが275/35R19。テスト車にはミシュランのコンフォートタイヤ「プライマシー3」のランフラットタイプが装着されていた。
-
17/18「Eクラス カブリオレ」で困るのは、大量の荷物を運べないことくらいのもの。便利で快適、それでいながらオープンエアモータリングを楽しめる“1粒で2度おいしい”クルマなのだ。
-
18/18メルセデス・ベンツE200カブリオレ スポーツ

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
メルセデス・ベンツ Eクラス カブリオレ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ランボルギーニ・ウルスSE(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.3 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が「ウルスSE」へと進化。お化粧直しされたボディーの内部には、新設計のプラグインハイブリッドパワートレインが積まれているのだ。システム最高出力800PSの一端を味わってみた。
-
ダイハツ・ムーヴX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.2 ダイハツ伝統の軽ハイトワゴン「ムーヴ」が、およそ10年ぶりにフルモデルチェンジ。スライドドアの採用が話題となっている新型だが、魅力はそれだけではなかった。約2年の空白期間を経て、全く新しいコンセプトのもとに登場した7代目の仕上がりを報告する。
-
BMW M5ツーリング(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.1 プラグインハイブリッド車に生まれ変わってスーパーカーもかくやのパワーを手にした新型「BMW M5」には、ステーションワゴン版の「M5ツーリング」もラインナップされている。やはりアウトバーンを擁する国はひと味違う。日本の公道で能力の一端を味わってみた。
-
ホンダ・シビック タイプRレーシングブラックパッケージ(FF/6MT)【試乗記】 2025.8.30 いまだ根強い人気を誇る「ホンダ・シビック タイプR」に追加された、「レーシングブラックパッケージ」。待望の黒内装の登場に、かつてタイプRを買いかけたという筆者は何を思うのか? ホンダが誇る、今や希少な“ピュアスポーツ”への複雑な思いを吐露する。
-
BMW 120d Mスポーツ(FF/7AT)【試乗記】 2025.8.29 「BMW 1シリーズ」のラインナップに追加設定された48Vマイルドハイブリッドシステム搭載の「120d Mスポーツ」に試乗。電動化技術をプラスしたディーゼルエンジンと最新のBMWデザインによって、1シリーズはいかなる進化を遂げたのか。
新着記事
-
NEW
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。 -
NEW
谷口信輝の新車試乗――BMW X3 M50 xDrive編
2025.9.5webCG Movies世界的な人気車種となっている、BMWのSUV「X3」。その最新型を、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? ワインディングロードを走らせた印象を語ってもらった。 -
NEW
アマゾンが自動車の開発をサポート? 深まるクルマとAIの関係性
2025.9.5デイリーコラムあのアマゾンがAI技術で自動車の開発やサービス提供をサポート? 急速なAIの進化は自動車開発の現場にどのような変化をもたらし、私たちの移動体験をどう変えていくのか? 日本の自動車メーカーの活用例も交えながら、クルマとAIの未来を考察する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」発表イベントの会場から
2025.9.4画像・写真本田技研工業は2025年9月4日、新型「プレリュード」を同年9月5日に発売すると発表した。今回のモデルは6代目にあたり、実に24年ぶりの復活となる。東京・渋谷で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の登場で思い出す歴代モデルが駆け抜けた姿と時代
2025.9.4デイリーコラム24年ぶりにホンダの2ドアクーペ「プレリュード」が復活。ベテランカーマニアには懐かしく、Z世代には新鮮なその名前は、元祖デートカーの代名詞でもあった。昭和と平成の自動車史に大いなる足跡を残したプレリュードの歴史を振り返る。 -
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】
2025.9.4試乗記24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。