-
1/131955年1月に発売された「トヨペット・クラウン(RS)」。最高出力48psを発生する1.5リッター直4 OHVエンジンを搭載し、3段MTを介して最高速度100km/hを実現した。当初はモノグレード(スタンダード仕様)で、価格は101万5000円だった。ちなみに当時の大卒初任給は1万円前後である。
-
2/13初代「クラウン」と同時にデビューした「トヨペット・マスター(RR)」。前後リーフリジッドのサスペンションを持つシャシーに、クラウンと共通のパワートレインを搭載したタクシーキャブ用セダン。ドアなどボディーの一部は初代「コロナ」に流用された。
-
3/13最初期の「トヨグライド」。Lレンジで発進してDレンジにセレクトする2段式で、「クラウン」セダンではなく、4ナンバーの商用バン/ピックアップの「マスターライン」にオプション設定された。トヨタとしても売れるとは思っていなかったのであろう。
-
4/131959年に追加された「クラウン ディーゼル」(CS20)。スタンダード仕様のボディーに1.5リッターディーゼルエンジンを積んだ国産初のディーゼル乗用車。約1.2tの車重に対して最高出力40psでは、さぞかし走らなかったのではないだろうか。
-
5/131964年に2代目から派生した「クラウン エイト」。ホイールベースを延ばして拡幅した、全長4720mmに対して全幅1845mmと異例に幅広いボディーに2.6リッターのV8 OHVエンジンを搭載。2段トヨグライド(AT)、パワーウィンドウ、電磁ドアロックなどを備えた、いわば国産米車だった。
-
トヨタ クラウン の中古車webCG中古車検索
-
6/131965年に2代目に追加された「クラウンS」の運転席。SUツインキャブを備えて125psを発生する2リッター直6 SOHCエンジンを搭載、4段フロアMT、前輪ディスクブレーキ、タコメーターを含む専用インパネなどを備えたクラス初のスポーツセダンだった。
-
7/131968年に3代目に追加設定された「クラウン ハードトップ」。クラス初となる2ドアハードトップで、トップグレードの「SL」(写真)はセダンの「S」と同じ、2リッター直6 SOHCのSUツインキャブユニットを搭載。パワーウィンドウが標準装備で、4段MTと3段ATが用意された。
-
8/131971年に登場したものの、斬新なスタイリングが受け入れられず、クラウン史上最大の失敗作となってしまった俗称“クジラ”こと4代目のセダン。2段式のノーズの見切りが悪かったことも、タクシードライバーなどからは不評だったという。だが、今見ると個性が際立っている。
-
9/13「いつかはクラウン」の傑作コピーを掲げて登場した7代目に、1985年に追加された日本初のスーパーチャージャー付きエンジン搭載車。写真のモデルは専用サスペンションやフロントスポイラーを装着し、初めて「アスリート」を名乗った特別仕様車。
-
10/134ドアハードトップに車幅を1745mmに広げた3ナンバー規格のワイドボディーを用意し、1989年には「セルシオ」用として開発された4リッターV8エンジン搭載モデルも登場した8代目。電子制御エアサスペンションや日本初となるトラクションコントロールも導入された。
-
11/131991年デビューの9代目ではモノコックボディーにV8エンジンを搭載したモデルが「クラウンマジェスタ」(写真手前)となり、直6エンジン搭載の4ドアハードトップ(同奥)は「ロイヤル」と呼ばれるようになった。
-
12/132003年登場の通称“ゼロクラウン”こと12代目。ホイールベースを延ばして前後オーバーハングを短縮した空力的なボディーに、40年近く使った直6に代えてV6エンジンを搭載。クラウンならではのもてなしはそのままに、世界トップレベルの走行性能を持つ高級車に生まれ変わったと自称した。
-
13/132012年にデビューした14代目に、翌13年に設定された特別仕様車「アスリートG “ReBORN PINK”」。2.5リッター直4のハイブリッド(2WD)と2.5リッターV6(4WD)がラインナップされ、1カ月の期間限定で受注が行われた。2015年には誕生60周年記念特別仕様車として空色と若草色の「アスリートS」も設定された。

沼田 亨
1958年、東京生まれ。大学卒業後勤め人になるも10年ほどで辞め、食いっぱぐれていたときに知人の紹介で自動車専門誌に寄稿するようになり、以後ライターを名乗って業界の片隅に寄生。ただし新車関係の仕事はほとんどなく、もっぱら旧車イベントのリポートなどを担当。
トヨタ クラウン の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
街から看板が消えたシェルがエンジンオイルで再出発 ブランドの強みを生かせるかNEW 2026.4.2 サービスステーションの再編で、おなじみの看板が街から消えたシェルは、エンジンオイルで存在感を示そうとしている。F1パイロットも登場した新製品の発表イベントで感じたシェルの強みと、ブランド再構築の道筋をリポートする。
-
今こそブランドの伝統と強みを前面に マツダと三菱のPHEVを乗り比べる 2026.4.1 日産自動車をはじめとした国産6ブランドがBEVとPHEVを集めた合同試乗会を開催。マツダと三菱のPHEVを乗り比べ、それぞれの特性や開発陣の考え方の違い、近い将来に向けたビジョンなどに思いをはせた。
-
欧州メーカーもホンダも大損 EV政策はなぜ急加速から“大コケ”に至ったか? 2026.3.30 主要な自動車メーカーが、EV政策の見直しにより、2025年12月期または2026年3月期の決算で莫大(ばくだい)な損失を計上した。なぜEV開発はかくも急速に進められ、急減速に至ったのか。清水草一は、その理由についてこう考える。
-
500万円超のラインナップが2倍に!? 唐突すぎるホンダの上級車種戦略に物申す 2026.3.27 2026年は500万円超のモデル数が2倍に!? 急拡大するホンダの上級車種だが、そこにいまひとつ計画性を感じられないのはなぜか? 豊富とはいえないグレード構成に、再販と販売終了を繰り返すこらえ性のなさ……。今、あえてホンダの上級車戦略に苦言を呈す!
-
おめでとう勝田貴元選手! WRCでの日本人34年ぶりの優勝に至る、14年の足跡 2026.3.26 世界ラリー選手権(WRC)サファリ・ラリーで、勝田貴元選手が優勝! WRCのトップカテゴリーで日本人が勝利を挙げたのは、実に34年ぶりのことだ。記念すべき快挙に至る勝田選手の足跡を、世界を渡り歩くラリーカメラマンが写真とともに振り返る。
新着記事
-
NEW
街から看板が消えたシェルがエンジンオイルで再出発 ブランドの強みを生かせるか
2026.4.2デイリーコラムサービスステーションの再編で、おなじみの看板が街から消えたシェルは、エンジンオイルで存在感を示そうとしている。F1パイロットも登場した新製品の発表イベントで感じたシェルの強みと、ブランド再構築の道筋をリポートする。 -
NEW
第955回:イタリアでは事情が違う? ニュースにおける高級外車の“実名報道”を考える
2026.4.2マッキナ あらモーダ!目立つから仕方ない? ベントレーやランボルギーニといった高級輸入車だけが、事故を起こすたびに“実名報道”されてしまう理由とは? この現象は日本固有のものなのか? イタリア在住の大矢アキオが、日本の事故報道におけるふとした疑問を掘り下げる。 -
NEW
MINIクーパー コンバーチブルS(FF/7AT)
2026.4.2JAIA輸入車試乗会2026JAIA輸入車試乗会で「ディフェンダー」の次に乗り込んだのは新型「MINIクーパー コンバーチブルS」。重厚でタフな世界から一転、屋根を全開にして走りだせば、飛ばさなくても笑みがこぼれる、幸せな時間が待っていた。 -
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション(4WD)/CR-V e:HEV RS(4WD)【試乗記】
2026.4.1試乗記ホンダの「CR-V」が日本市場に帰ってきた。先代モデルの発売時(2018年)も2年ぶりの復活で(少し)盛り上がっていたが、今回もまた3年半ぶりの復活である。モデルライフが途切れ途切れなところは気になるものの、新型のすっきりと上質な乗り味はまぎれもなくプレミアムな領域に達している。 -
今こそブランドの伝統と強みを前面に マツダと三菱のPHEVを乗り比べる
2026.4.1デイリーコラム日産自動車をはじめとした国産6ブランドがBEVとPHEVを集めた合同試乗会を開催。マツダと三菱のPHEVを乗り比べ、それぞれの特性や開発陣の考え方の違い、近い将来に向けたビジョンなどに思いをはせた。 -
第107回:さよならワグナー(後編) ―革新から正統へ 変節するメルセデスと欧州カーデザインの未来―
2026.4.1カーデザイン曼荼羅「EQ」シリーズの失敗を機に、保守的なイメージへ大転換! メルセデス・ベンツのカーデザインは、一体どこへ向かおうとしているのか? 名物デザイナー、ゴードン・ワグナー氏の退任を機に、スリーポインテッドスターと欧州カーデザインの未来を考えた。
注目の記事
-
雪を求めて北国へ。「デリカD:5」とクムホのオールシーズンタイヤでどこまで行けるのか? 特集 -
これがポルシェが認めた性能だ。ネクセンのSUV用タイヤ「N-FERA RU1」の実力をリポート。 特集 -
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングクラウン ロイヤル
関連キーワード





























