-
1/17
-
2/17「スープラ」という車名は、1978年に登場した北米向け「セリカXX」に初めて使用された。セリカの派生モデルではなく独立車種となったのは、1986年にA70系が登場してからだ。
-
3/17主査の多田哲哉氏によると、映画『ワイドスピード』の影響もあってか、「スープラ」の復活については特に北米市場が盛り上がっているという。
-
4/17黒いカバーで覆われた試乗車のインストゥルメントパネルまわり。メーターには広範囲にわたり液晶モニターが使用されていた。
-
5/17今回の試乗は、雨天の下、千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われた。
-
トヨタ スープラ の中古車webCG中古車検索
-
6/17新型「スープラ」のフロントビュー。「キーンルック」や「アンダープライオリティ」といった今日のトヨタ車の“お約束”は守りつつ、前に突き出たノーズなど、既存のモデルとは趣の異なる意匠となっている。
-
7/17長めのフロントオーバーハングが目を引くサイドビュー。カムフラージュされたボディーには、「TOYOTA」ではなく「GR TOYOTA GAZOO Racing」と書かれていた。
-
8/17カムフラージュに紛れ込まされた「A90」の文字から見るに、次期型スープラにはA90という型式が与えられそうだ。
-
9/17参考として、コンポーネンツを共有する「BMW Z4」のスペックを記載すると、ボディーサイズは全長×全幅×全高=4324×1864×1304mm、ホイールベースは2470mm、車重は1610kgとなっている(欧州仕様)。
-
10/17スチールとアルミニウムを使用した車体は、フルカーボンの「レクサスLFA」を超える剛性を実現しているという。
-
11/17タイヤサイズは、前が255/35ZR19、後ろが275/35ZR19。銘柄は「ミシュラン・パイロットスーパースポーツ」で、BMWのOE装着タイヤであることを示す「★」マークが付いていた。
-
12/17走行モードは「ノーマル」と「スポーツ」の2種類、VSCの介入度合いについては「オン」「トラック」「オフ」の3種類の制御が用意されている。
-
13/17ドライブトレインには2WAYの電子制御式アクティブディファレンシャルを搭載。各種センサーから得られた情報をもとに、0~100%でロック率を制御する。
-
14/17袖ヶ浦フォレストレースウェイで試乗した「スープラ」は、ウエット路面であったことを差し引いても、姿勢変化をかなり許容するクルマに感じられた。
-
15/17開発に際しては、ニュルブルクリンク北コースなどのクローズドコースだけでなく、公道で走りを煮詰めることも重視。走行テストのおよそ9割を、世界中の公道で行ったという。
-
16/17新型「スープラ」の世界初公開は、2019年の北米国際自動車ショーで行われる予定。市場投入までの間に、あと1回のアップデートを予定しているという。
-
17/17トヨタ・スープラ プロトタイプ

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
トヨタ スープラ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】 2025.9.6 空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
-
ランボルギーニ・ウルスSE(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.3 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が「ウルスSE」へと進化。お化粧直しされたボディーの内部には、新設計のプラグインハイブリッドパワートレインが積まれているのだ。システム最高出力800PSの一端を味わってみた。
-
ダイハツ・ムーヴX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.2 ダイハツ伝統の軽ハイトワゴン「ムーヴ」が、およそ10年ぶりにフルモデルチェンジ。スライドドアの採用が話題となっている新型だが、魅力はそれだけではなかった。約2年の空白期間を経て、全く新しいコンセプトのもとに登場した7代目の仕上がりを報告する。
-
BMW M5ツーリング(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.1 プラグインハイブリッド車に生まれ変わってスーパーカーもかくやのパワーを手にした新型「BMW M5」には、ステーションワゴン版の「M5ツーリング」もラインナップされている。やはりアウトバーンを擁する国はひと味違う。日本の公道で能力の一端を味わってみた。
新着記事
-
NEW
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】
2025.9.8試乗記「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。 -
NEW
第318回:種の多様性
2025.9.8カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。 -
NEW
商用車という名の国民車! 「トヨタ・ハイエース」はなぜ大人気なのか?
2025.9.8デイリーコラムメジャーな商用車でありながら、夏のアウトドアや車中泊シーンでも多く見られる「ハイエース」。もはや“社会的インフラ車”ともいえる、同車の商品力の高さとは? 海外での反応も含め、事情に詳しい工藤貴宏がリポートする。 -
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか? -
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。