-
1/18ダイハツ・ミラ トコット
-
2/18一応は“女性向けの軽乗用車”でありながらも、ユニセックスなデザインが特徴の「ミラ トコット」。もちろん、かわいい系のクルマからの代替え需要にも対応するべく、ファンシーな仕様も用意されている。写真は販売店オプション「アナザースタイルパッケージ(スイートスタイル)」装着車。
-
3/18明照寺氏からも好評価の「ホンダN-ONE」。その価格は120万0960円から177万2280円と、「ダイハツ・ミラ トコット」よりひとクラス上の軽乗用車である。
-
4/18現在、ダイハツがラインナップしているもう1台の“オシャレ軽”こと「ムーヴ キャンバス」。「ミラ トコット」とはテイストが違うが、しっかりと突き出たボンネットに立ち気味のAピラー、後端まで水平基調のショルダーラインなど、クラシックでクルマらしいデザインをしている。
-
5/182004年から2009年にかけて販売された「ムーヴラテ」。どこをとってもカドのない、丸いデザインが特徴の軽ハイトワゴンだった。
-
6/18禁断のライバル2ショット。左上が「ダイハツ・ミラ トコット」で右下が「スズキ・アルトラパン」。こうして比べてみると、ターゲットユーザーも価格帯も似たようなクルマなのに、デザインの方向性はまったく異なる。
-
7/18ボディーとは別体部品のフロントグリルに、ボディー下部をぐるり一周するモール、そしてツートンカラーの設定と、「アルトラパン」の外装はとにかくコストがかかっている。
-
8/18リアを見ても、デザインと使い勝手を両立すべく丸いリアコンビランプをテールゲートで2分割とするなど、非常に手が込んでいる。
-
9/18「ミラ トコット」にもツートンカラー仕様はあるのだが、こちらはデザインフィルムによるラッピング。キャンバス地調の質感はユニークだが……。
-
10/18明照寺:「『アルトラパン』と比べてしまうと、『トコット』はちょっとデザイン面での商品力が足りないんじゃないかなって思ってしまいますね」
(写真=向後一宏) -
11/18「ミラ トコット」のヘッドランプはボンネットとバンパー、フェンダーパネルの境にできる切り欠きにはまる、カマボコ型のデザインをしている。丸と棒を組み合わせたランプ内のデザインもシンプル。(写真=向後一宏)
-
12/18リアコンビランプ周辺の意匠に注目。2本のショルダーラインのうち、上の1本はCピラーにそって上へと回されており、もう1本の線はリアコンビランプにせき止められている。ランプが、プレスラインやパネル構成と脈絡のない格好で配されているように見えてしまう。
-
13/18ほった:「リアハッチの取っ手やナンバープレートを付けるバンパーのくぼみなんかもあるから、仕方ないところもあるんでしょうけど、『ミラ トコット』のリアビューは、ちょっと雑然としていて、フロントと比べてデザインテーマが徹底されてない感じがしますね」
-
14/18ボディーサイド、ボンネットの横からドアノブの上を通る強い陰影に注目。
明照寺:「こんな風にショルダーラインがしっかりしているクルマは、もっともっと、全体をシンプルに統一してもいいと思うんですけどね」
(写真=荒川正幸) -
15/18「ミラ トコット」のドアパネル中央に施された、バー状の凹み。
明照寺:「なんだかブリキ缶みたいで、『エフォートレス』っていうクルマのコンセプトにも合致しないと思うんですよね」 -
16/18ちなみに、販売店のパッケージオプション「アナザースタイルパッケージ」の中でも、“上質感押し”の「エレガントスタイル」だと、件の凹みにはメッキのガーニッシュが施される。
-
17/181999年に登場したダイハツの軽乗用車「ネイキッド」。アウターヒンジのドアや、リベット打ち風の装飾が施された外装パネルなど、武骨なデザインが魅力的だったが、市場の反応はイマイチだったようで、後継モデルが投入されることもなく、2004年に姿を消した。
-
18/18

明照寺 彰
さまざまな自動車のデザインにおいて辣腕を振るう、現役のカーデザイナー。理想のデザインのクルマは「ポルシェ911(901型)」。
永福ランプ(えいふく らんぷ)
大乗フェラーリ教の教祖にして、今日の自動車デザインに心を痛める憂国の士。その美を最も愛するクルマは「フェラーリ328」。
webCGほった(うぇぶしーじー ほった)
当連載の茶々入れ&編集担当。デザインに関してはとんと疎いが、とりあえず憧れのクルマは「シェルビー・コブラ デイトナクーペ」。
ダイハツ ミラ トコット の中古車webCG中古車検索
カーデザイナー明照寺彰の直言の新着記事
-
第41回:ジャガーIペース(後編) 2019.7.17 他のどんなクルマにも似ていないデザインで登場した、ジャガー初の電気自動車「Iペース」。このモデルが提案する“新しいクルマのカタチ”は、EV時代のメインストリームとなりうるのか? 明照寺彰と永福ランプ、webCGほったが激論を交わす。
-
第40回:ジャガーIペース(前編) 2019.7.10 ジャガーからブランド初の100%電気自動車(EV)「Iペース」が登場。SUVのようにも、ハッチバックのようにも見える400psの快速EV。そのデザインに込められた意図とは? EVデザインのトレンドを踏まえつつ、現役の自動車デザイナー明照寺彰が語る。
-
第39回:アウディA6 2019.7.3 アウディ伝統のEセグメントモデル「A6」が、5代目にモデルチェンジ。新世代のシャシーやパワートレインの採用など、その“中身”が話題を呼んでいる新型だが、“外見”=デザインの出来栄えはどうなのか? 現役のカーデザイナー明照寺彰が斬る。
-
第38回:三菱eKクロス(後編) 2019.6.26 この“顔”はスポーツカーにもよく似合う!? SUV風のデザインが目を引く、三菱の新しい軽乗用車「eKクロス」。迫力満点のフロントマスク「ダイナミックシールド」の特徴とアドバンテージを、現役の自動車デザイナー明照寺彰が語る。
-
第37回:三菱eKクロス(前編) 2019.6.19 三菱最新のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」の採用により、当代きっての“ド迫力マスク”を手に入れた「三菱eKクロス」。そのデザインのキモに、兄弟車「日産デイズ」や同門のミニバン「三菱デリカD:5」との比較を通して迫る。
新着記事
-
NEW
マツダCX-5 L(4WD)【試乗記】
2026.8.19試乗記マツダの販売の中軸を担うミドルクラスSUV「CX-5」が、3代目にフルモデルチェンジ。その完成度にはどうしても期待してしまうところだが、実車の仕上がりはどうだったのか? 絶対に失敗の許されない、マツダの基幹車種の実力に触れた。 -
NEW
第125回:「日産エルグランド」と「メルセデス・ベンツVLE」(後編) ―古豪復活と新勢力の出現で進むミニバンデザインの多様化―
2026.8.19カーデザイン曼荼羅帰ってきたキング・オブ・ミニバンこと新型「日産エルグランド」に、メルセデス・ベンツが世に問うた乗用MPVの「VLE」。古豪の復活とニューモデルの登場で、高級ミニバンのトレンドはどう変わるのか? オラオラ系が幅を利かすミニバンデザインの未来を考えた。 -
NEW
新型「キックス」がスマッシュヒットの日産 次なる一手のコンパクトミニバンとはどんなクルマか?
2026.8.19デイリーコラム新型「キックス」が好評の日産が、次はコンパクトミニバンの発売をプランしているという。日産の国内ラインナップには(なぜか)なかったジャンルのモデルだが、果たしてどんなクルマになるのだろうか。「シエンタ」「フリード」といった強力なライバルに、どのような武器を手に挑むのだろうか。 -
トヨタbZ4XツーリングZ(FWD)【試乗記】
2026.8.18試乗記クルマの進化か、充電インフラの進化か、それともCEV補助金拡充の効能かは定かではないが、ようやく日本の電気自動車(BEV)も普及期を迎えつつある。ことに「bZ4Xツーリング」は豊かな一充電走行距離と優れたドライバビリティーが自慢のトヨタの最新作だ。FWDモデルの仕上がりをリポートする。 -
「シフトパドル」に代わる、より優れたCVTやATの変速デバイスはありうるか?
2026.8.18あの多田哲哉のクルマQ&AAT車の手動変速装置は今、パドルタイプのものが主流になっている。今後、これに代わる変速デバイスは登場するのだろうか? 元トヨタのエンジニア、多田哲哉さんが「変速と運転の今後」について語る。 -
第342回:どうしてこんなに高いんですか
2026.8.17カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。BYDが日本の軽自動車市場に向けて独自開発した電気自動車「ラッコ」が上陸した。早速、愛車「ダイハツ・タント」の後継として検討すべく、近所のディーラーで試乗することに。果たしてその印象は?





























