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2/19航空機産業に携わる2社を母体とするBMW。その生い立ちは複雑だが、メーカー自身はオットー社がバイエリッシェ・フルークツォイク・ヴェルケ(BFW)に改称した1916年3月7日を創立の日としている。なお、公の文書で今日のメーカー名に通じるバイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ(BMW)という名称が初めて記録されたのは、ラップ社がその名に社名変更した1917年7月23日のことだ。
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3/19当初、BMWは主に航空機用エンジンを手がけていた。写真は500基目の「IIIa」エンジンの製造を記念した様子。(1919年)
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4/191913年当時のオットー社の工場の様子。この後、1914年に第1時世界大戦がぼっ発。オットー社とラップ社は急成長を遂げるが、1918年の敗戦で窮地に陥った。
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5/191923年に登場したBMWの二輪モデル「R32」。水平対向2気筒エンジンを搭載し、動力をドライブシャフトで後輪に伝えるという、今日のモデルにも受け継がれる特徴をすでに備えていた。
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6/19ミュンヘン・ミルバーツホーフェンに位置するBMWの工場。(1920年代)
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7/191929年に登場した「BMW 3/15 PS」。BMWの名を冠した最初の四輪モデルは、イギリスの大衆車「オースチン・セブン」をライセンス生産したものだった。
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8/19「3/15 PS」に続く「3/20 PS」で、BMWは初めて四輪車に自車開発のエンジンを搭載。1933年に登場した「303」(写真)は同社初の完全オリジナルのモデルで、2リッターの6気筒のエンジンに加え、今日に受け継がれるデザインアイコン「キドニーグリル」の原型も採用されていた。
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9/191936年にデビューした「326」。同車により、BMWは念願の大型高級車市場への参入を果たした。
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10/19戦間期における傑作スポーツカーのひとつとして数えられる「BMW 328」。軽量なボディーに2リッター直6エンジンを搭載しており、ルマンやミッレミリアなどのモータースポーツでも活躍した。
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11/19“コッパ・ブレシア”こと1940年のミッレミリアの様子。ブレシア周辺の公道で行われたこのレースで、「328」は総合優勝を果たした。
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12/19第2次世界大戦のぼっ発により、BMWは再び軍需生産に専念することとなった。写真は1942年当時の工場の様子。
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13/191945年のミルバーツホーフェン工場の様子。戦災により、BMWは甚大な被害を受けたうえ、東西ドイツの分断により、2つの会社に分けられることとなった。
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14/19工場で生産される「R24」(1948年)。戦前型の「R23」をベースに改良を施したもので、1949年だけで9144台が売れたという。戦後のBMWを支えたのは、定評のある二輪モデルだった。
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15/191951年のフランクフルトモーターショーで発表された「501」。堂々としたボディーサイズの大型高級車だったが、成功には至らなかった。
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16/191955年のフランクフルトショーで発表された「507」。最高出力150馬力の3.2リッターV8エンジンを搭載した高性能スポーツカーだった。
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17/19伊イソ社とのライセンス契約により生産された「BMWイセッタ」。ハインケルやメッサーシュミットの“クラインヴァーゲン”ともども、庶民の足として活躍した。
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18/191959年の年次株主総会では、ダイムラー・ベンツの傘下に入ることまで議論された。
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19/191961年にデビューした「1500」。四輪独立懸架のシャシーにクロスフローの直4 SOHCエンジンを搭載した高性能かつ上質なセダンで、今日の「3シリーズ」や「5シリーズ」へとつながる礎を築いた。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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