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1/12「エンデュラプロ プラス」が装着された「トヨタ86」。
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2/12テインが2017年に上市したリプレイス用ダンパー「エンデュラプロ」(写真は減衰力調整機構付きの「エンデュラプロ プラス」)。補修部品市場の中でも高額・高品質な“プレミアム補修市場”をターゲットとした製品で、年間140~180万本の販売を目標としている。
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3/12テインの世界戦略や「エンデュラプロ」シリーズの狙いについて説明する、テインの藤本吉郎専務。エンデュラプロの開発に際しては、世界各地で市場調査を実施。クルマが酷使されるモンゴルなどではダンパーの劣化も早く、タイヤとほぼ同じ頻度で交換されていたという。
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4/12会場に展示されていた、「エンデュラプロ プラス」が装着された「トヨタ・ヴェルファイア」。
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5/12「エンデュラプロ」の内部構造を説明するために用意されたスケルトン模型。
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6/12「ハイドロ・バンプ・ストッパー」は、ダンパーが収縮するとピストンがバネを押し、オイルが流れる弁をふさいで高い減衰力を発生させる仕組み。ルノーなどが採用するセカンダリーダンパー式より、コンパクトにできる点が特長となっている。
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7/12「エンデュラプロ」に100kgの重りを落下させるデモンストレーション。フルバンプしても重りを跳ね返さないので、グラス内の水が跳ねたりこぼれたりすることはない。
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8/12「エンデュラプロ」と「エンデュラプロ プラス」の違いは、減衰力調整機構の有無である。
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9/12試走では、ノーマル車とは一線を画す快適な乗り心地が印象に残った。
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10/12車内に装備された「EDFCアクティブ・プロ」のコントローラー。ダンパーに備わるツマミを遠隔操作のモーターで回転させ、減衰力を調整する仕組みだ。
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11/12「トヨタ・ハイラックス」用の「エンデュラプロ」。世界展開する製品だけに、適応車種のバラエティーも豊富。国産車に加え、「BMW 5シリーズ」や「フォルクスワーゲン・ゴルフ」(5代目)用などもラインナップされる。
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12/12車種ごとの「EDFC」の取り付け可否について、テインのスタッフに理由を質問する筆者(写真左)。

河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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