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2/23「アウディA6」に2リッターターボ車が追加設定されたのは2020年1月のこと。ワゴンの「アバント」と、基本構造を共有する「A7スポーツバック」にも同時に設定された。
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3/23今回のテスト車には内外装をよりスポーティーに飾るオプション「Sラインパッケージ」が装着されていた。
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4/23サイドの開口部がメッシュ化されたバンパーとHDマトリクスLEDヘッドライトは「Sラインパッケージ」に含まれている。
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5/23プラットフォームはエンジン縦置きのFFレイアウトがベースとなる「MLB Evo」。
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6/2312V電源のマイルドハイブリッドシステムは100kmあたり0.3リッターの燃料消費を抑えるとうたわれている。WLTCモードの燃費値は11.4km/リッター(約8.8リッター/100km)。
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7/23搭載される2リッター直4ターボエンジンは最高出力245PSと最大トルク370N・mを発生。パワフルさに加えて、静かなことも印象的だった。
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8/23「Sラインパッケージ」装着車には19インチのタイヤ&ホイールが装備されるが(標準は18インチ)、テスト車はさらに大きな20インチを履いていた(オプション)。
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9/23駆動方式はクワトロ(=4WD)。前輪駆動をベースに適宜後輪にトルクを配分するほか、低負荷時にはプロペラシャフト以降をクラッチによって切断。シャフトを回すエネルギーも節約する。
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10/23オプションの「ダンピングコントロールダンパー」は路面状況などに応じて4本のダンパーそれぞれの減衰力を連続かつ可変的にコントロールする。「ダイナミック」や「コンフォート」など任意のセッティングもできる。
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11/23華美さを排して整理整頓が行き届いたインテリアデザインは、最新のアウディ車に共通するもの。ダッシュボードとセンターコンソールのマットアルミ調パネルは「Sラインパッケージ」に含まれている。
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12/23「ダイナミックオールホイールステアリング」は四輪操舵と可変ステアリングギアレシオを組み合わせたもの。その制御は極めて自然だ。
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13/23後輪の最大舵角は、低速時が前輪と逆位相に5度、高速時が前輪と同位相に2.5度。写真の通り目視できるほどに切れている。
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14/23テスト車のボディーカラーは「Sラインパッケージ」装着車専用の「デイトナグレーパールエフェクト」。これも含めて全8色が用意される(オーダーメイドプログラムを除く)。
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15/23バルコナレザーのスポーツシートが標準装備。背もたれには「Sラインパッケージ」による「S」のエンボス加工が施される。
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16/23全長4950mm、ホイールベース2925mmの立派な体格を誇るだけあって、後席の足元空間はご覧の通りの広さ。
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17/23トランスミッションは7段のデュアルクラッチ式AT「Sトロニック」。V6エンジン搭載の上位グレードと全く同じギア比となっている。
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18/23テスト車の車両重量は1800kg。同等装備のV6モデルと比べると、約100kgほど軽い仕上がりとなる。
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19/23フル液晶メーターの「アウディ バーチャルコックピット」を標準装備。全面にマップを表示するなどの操作はステアリングスイッチで簡単にできる。
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20/23インフォテインメントシステムや空調は上下2つのタッチスクリーンを介してコントロール。ダッシュボードまわりにメカニカルなボタンはほとんど備わらない。
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21/23「アウディ・クワトロ」をイメージしたというブリスターフェンダーがボディーに力強さを付与している。くっきりとしたプレスラインも目を引く。
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22/23アウディA6 45 TFSIクワトロ スポーツ
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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