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2/19「ボルボV60」は2018年9月25日に日本導入が発表された。今回の試乗車である「T8 Twin Engine AWDインスクリプション」(写真)を頂点に、PHVが3モデル、純ガソリンエンジン車が2モデルラインナップしている。
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3/19駆動用リチウムイオンバッテリーの容量が導入当初の30Ahから34Ahに拡大され、48.2km(WLTCモード)のEV走行が可能となった。200V16Aの普通充電で、フル充電までは2.5時間から3時間程度必要だ。
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4/19「T8」のパワーユニットは、2リッター直4ターボ+スーパーチャージャー+電気モーターで、これに外部充電が可能なリチウムイオンバッテリーが組み込まれる。エンジンの最高出力は318PS、モーターはフロントが同46PS、リアが同87PSとなる。
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5/19試乗車のボディーカラーは、有償色の「クリスタルホワイトパール」に塗られていた。それを含め「V60」には全7種類の外装色が設定されている。
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6/19「V60 T8 Twin Engine AWDインスクリプション」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4760×1850×1435mm、ホイールベース=2870mm。車両重量は非電動化モデルの「T5インスクリプション」比で350kg重い2050kgとなっている。
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7/19PHVの「T8」もインストゥルメントパネルの基本デザインは他の「V60」と同一。縦長の9インチセンターディスプレイを備えたインフォテインメントシステム「SENSUS(センサス)」には、12セグの地上デジタルテレビが標準で組み込まれている。
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8/19「T8」ではスウェーデンのオレフォス社製クリスタルシフトノブと、トンネルコンソール部にピアノブラック仕上げの専用デザインが採用されている。シャッター式のカバーを開けると出現するドリンクホルダーは、ガソリンエンジン搭載車とは異なるデザインになっている。
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9/19荷室床面に組み込まれたグロサリーバッグホルダーは、先代「V60」でも採用されていたもの。ボードを垂直に起こし(写真)、上部ホルダーに買い物バッグの取っ手を引っかけ、水平のゴムバンドでバッグを固定する。
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10/19先代モデルはスポーツワゴンというフォルムだったが、2代目となる現行モデルでは実用的なステーションワゴンへと軌道修正がなされた。「T8 Twin Engine AWDインスクリプション」には、ダイヤモンドカット/ブラックの「19インチ5オープンスポーク」ホイール(写真)が標準装備されている。
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11/1912.3インチサイズのドライバーディスプレイでは、センター部分にナビと連動する地図(写真)のほか、PHV専用のエネルギーフローなどが表示可能。パワートレインの駆動状態や燃費、充電状況などをここで確認できる。
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12/19試乗車の外装色「クリスタルホワイトパール」では、「ブロンド」と呼ばれるインテリアカラーが採用され、シートはパーフォレーテッドファインナッパレザーの表皮で仕上げられている。
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13/19「T8」ではバッテリーが搭載されるため、ガソリンエンジン車よりもセンタートンネル部分が大型化されている。後席の背もたれには60:40の分割可倒機構のほか、スキーホールも備わる。
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14/19「T8 Twin Engine AWDインスクリプション」では「V60」シリーズで最も大口径となる235/40R19サイズのタイヤを装着。サスペンションも含め、乗り心地はやや硬めだ。「T5インスクリプション」にオプション設定される電子制御ダンパーは、システム等の搭載スペースの関係でPHVには導入されない。
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15/19荷室容量は5人乗車の通常使用時で529リッターを確保。バッテリーはセンタートンネル部分に配置されるため、荷室スペースは犠牲になっていない。これは電動パワートレインの採用を念頭において開発された、新世代プラットフォーム「SPA」ゆえの長所である。
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16/19後席背もたれを前方に倒すと、荷室容量は1411リッターにまで拡大できる。リアバンパーの下に足をかざすだけでリアゲートが開閉できる、ハンズフリーオープニング/クロージング機構も標準装備されている。
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17/19「V60 T8 Twin Engine AWDインスクリプション」のWLTCモード燃費値は13.7km/リッター。燃料タンク容量は、純ガソリンエンジン車の「T5」より5リッター大きい60リッターとなっている。
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18/19ボルボV60 T8 Twin Engine AWDインスクリプション
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櫻井 健一
webCG編集。漫画『サーキットの狼』が巻き起こしたスーパーカーブームをリアルタイムで体験。『湾岸ミッドナイト』で愛車のカスタマイズにのめり込み、『頭文字D』で走りに目覚める。当時愛読していたチューニングカー雑誌の編集者を志すが、なぜか輸入車専門誌の編集者を経て、2018年よりwebCG編集部に在籍。
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