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1/6ルチアがこのたび入手した1968年「フィアット500F」。
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2/6購入の目的はただひとつ。シエナ旧市街にある車庫に容易に収めるためだった。
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3/6かつてガレージは、17世紀に建てられた女子修道院の一部だった。
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4/6夫で医師のアルベルト(写真左)と。「若いころ、『500』のスピードは遅かったけど、そんなことはどうでもよかった。自由を獲得できたのだ」
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5/6旧市街を後に帰宅。2020年10月に受けた車検費用(2年ごと)は、66.9ユーロ(約8200円)だった。
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6/6実用本位で購入した「500」だったが、ふたりにとっては青春時代を回想する、よきアイテムにもなった。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、25年間にわたってリポーターを務めあげる。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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