-
1/21
-
2/21水平対向6気筒自然吸気エンジンをリアミドに搭載する「718ケイマンGTS 4.0」は、ドイツ本国で2020年1月に発表された。
-
3/212.5リッター水平対向4気筒ターボエンジンを搭載する従来型の「718ケイマンGTS」とは異なり、最新の「GTS」では車名末尾に排気量を示す数字「4.0」が追加されている。
-
4/21「718」シリーズの基本デザインを踏襲するインテリア。試乗車ではオプションとなる「カーマインレッド」の「GTSインテリアパッケージ」が選択されており、エンジン回転計やシートベルト、ステッチなどにレッドのコントラストカラーが用いられていた。
-
5/21今回の試乗車は、操舵角に合わせてヘッドランプの照射範囲を制御する「PDLS(ポルシェ・ダイナミック・ライトシステム)」付きバイキセノンヘッドランプティンテッドを装備。
-
ポルシェ 718ケイマン の中古車webCG中古車検索
-
6/21テールランプは「718ケイマン」などと共通のデザインだが、コントラストダークカラーを用いて引き締まった印象に仕上げられている。120km/h以上で自動的にせり上がり、80km/h以下になると下がる電動スポイラーも標準モデル同様に装備している。
-
7/21「718ケイマンGTS 4.0」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4405×1801×1276mm、ホイールベースは2475mm。車重は1405kg(DIN)と発表されている。
-
8/21オプションの「スポーツバケットシート」が装着されていた。同シートはグラスファイバー製コアをカーボンファイバー素材で包み込んだ、強度と軽量性に優れたアイテムだという。
-
9/21「718ケイマンGTS 4.0」の導入当初は6段MTのみであったが、現在はデュアルクラッチ式の7段「PDK」も選択できる。6段MTは0-100km/h加速が4.5秒であるの対して、7段PDKは同4.0秒となる。
-
10/21試乗車はサテンブラック塗装の20インチ「718スポーツ」ホイールに、前235/35ZR20、後ろ265/35ZR20サイズの「ピレリPゼロ」タイヤを組み合わせていた。
-
11/21写真の外装色は「カーマインレッド」と呼ばれるスペシャルカラー。「718ケイマンGTS 4.0」では、スタンダードカラーが4色、メタリックカラーが8色、スペシャルカラーが4色の全16色が設定されている。
-
12/21「GTS」の文字が入った、7800rpmからレッドゾーンが始まるエンジン回転計をメーターパネル中央に配置。右側には各種車両情報やナビ画面をカラー表示する、マルチインフォメーションディスプレイが組み込まれている。
-
13/21他の「718ケイマン」と同じく後部ハッチゲートを開けても、リアミドに搭載される最高出力400PSの4リッター水平対向6気筒エンジンの姿を見ることはできない。リアには容量270リッター、フロントフード下には同150リッターの荷室が備わっている。
-
14/21「718ケイマン」のエキゾーストパイプフィニッシャーはセンター配置だが、「GTS 4.0」では左右に振り分けられている。4リッターの水平対向6気筒自然吸気エンジンは、2.5リッター4気筒ターボとは明らかに異なるクリアで爽快なフラットシックスサウンドを奏でる。
-
15/21標準車の「718ケイマン」よりも20mm低められたスポーツサスペンションを装備する「ケイマンGTS 4.0」。ワインディングロードではシャープで軽快感あるハンドリングが味わえた。
-
16/21「718ケイマンGTS 4.0」には「スポーツクロノパッケージ」が標準装備される。ステアリングホイールのセンター部分4時位置に、走行モード切り替え用ダイヤルが備わる。
-
17/21オプションの「GTSインテリアパッケージ」を選択すると、シートのヘッドレストに「GTS」の刺しゅうが施される。刺しゅうはコントラストカラー(試乗車は「カーマインレッド」色)と同色の設定となる。
-
18/21ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)はオプションとなるアイテム。前後に同サイズとなる直径350mmのカーボンファイバー強化セラミック製ドリルホール付きベンチレーテッドディスクを配置し、前6ピストン、後ろ4ピストンのブレーキキャリパーを組み合わせる。
-
19/21今回の試乗では高速道路とワインディングロードを中心に約270kmを走行。燃費は車載燃費計計測値で8.8km/リッター、満タン法で8.5km/リッターを記録した。
-
20/21ポルシェ718ケイマンGTS 4.0
-
21/21

高平 高輝
ポルシェ 718ケイマン の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
アウディS6スポーツバックe-tron(4WD)【試乗記】 2025.12.8 アウディの最新電気自動車「A6 e-tron」シリーズのなかでも、サルーンボディーの高性能モデルである「S6スポーツバックe-tron」に試乗。ベーシックな「A6スポーツバックe-tron」とのちがいを、両車を試した佐野弘宗が報告する。
-
トヨタ・アクアZ(FF/CVT)【試乗記】 2025.12.6 マイナーチェンジした「トヨタ・アクア」はフロントデザインがガラリと変わり、“小さなプリウス風”に生まれ変わった。機能や装備面も強化され、まさにトヨタらしいかゆいところに手が届く進化を遂げている。最上級グレード「Z」の仕上がりをリポートする。
-
日産エクストレイルNISMOアドバンストパッケージe-4ORCE(4WD)【試乗記】 2025.12.3 「日産エクストレイル」に追加設定された「NISMO」は、専用のアイテムでコーディネートしたスポーティーな内外装と、レース由来の技術を用いて磨きをかけたホットな走りがセリングポイント。モータースポーツ直系ブランドが手がけた走りの印象を報告する。
-
アウディA6アバントe-tronパフォーマンス(RWD)【試乗記】 2025.12.2 「アウディA6アバントe-tron」は最新の電気自動車専用プラットフォームに大容量の駆動用バッテリーを搭載し、700km超の航続可能距離をうたう新時代のステーションワゴンだ。300km余りをドライブし、最新の充電設備を利用した印象をリポートする。
-
ドゥカティXディアベルV4(6MT)【レビュー】 2025.12.1 ドゥカティから新型クルーザー「XディアベルV4」が登場。スーパースポーツ由来のV4エンジンを得たボローニャの“悪魔(DIAVEL)”は、いかなるマシンに仕上がっているのか? スポーティーで優雅でフレンドリーな、多面的な魅力をリポートする。
新着記事
-
NEW
安心、品質、そして特別な体験を手に入れる レクサス認定中古車CPOという選択
2025.12.10充実のカーライフをレクサス認定中古車CPOで<AD>レクサス独自の厳格な基準をクリアした車両だけが並ぶ「認定中古車CPO(Certified Pre-Owned)」。その特長は品質と保証だけにとどまらない。新車購入オーナーと同じ“特別な体験価値”が約束されるレクサスならではの世界観もまた、大きな魅力である。 -
NEW
業界を揺るがした2025年のホットワード 「トランプ関税」で国産自動車メーカーはどうなった?
2025.12.10デイリーコラム2025年の自動車業界を震え上がらせたのは、アメリカのドナルド・トランプ大統領肝いりのいわゆる「トランプ関税」だ。年の瀬ということで、業界に与えた影響を清水草一が振り返ります。 -
NEW
BYDシーライオン6(FF)【試乗記】
2025.12.10試乗記中国のBYDが日本に向けて放つ第5の矢はプラグインハイブリッド車の「シーライオン6」だ。満タン・満充電からの航続距離は1200kmとされており、BYDは「スーパーハイブリッドSUV」と呼称する。もちろん既存の4モデルと同様に法外(!?)な値づけだ。果たしてその仕上がりやいかに? -
NEW
第95回:レクサスとセンチュリー(前編) ―モノマネじゃない、日本独自の高級車の成否―
2025.12.10カーデザイン曼荼羅「One of One」の標語を掲げ、いちブランドへと独立を果たしたセンチュリー。その存在は、世界のハイエンドブランドと伍(ご)して渡り合うものとなり得るのか? ジャパンモビリティショーのショーカーから、そのポテンシャルをカーデザインの識者と考えた。 -
MTの“シフトフィール”は、どんな要素で決まるのか?
2025.12.9あの多田哲哉のクルマQ&Aクルマ好きの間では、しばしば「MT車のシフトフィールの良しあし」が語られるが、その感触は、どんな要素で決まってくるのだろうか? トヨタでスポーツカーを開発してきたエンジニア、多田哲哉さんに聞いた。 -
フェラーリ12チリンドリ(FR/8AT)【試乗記】
2025.12.9試乗記フェラーリのフラッグシップモデルが刷新。フロントに伝統のV12ユニットを積むニューマシンは、ずばり「12チリンドリ」、つまり12気筒を名乗る。最高出力830PSを生み出すその能力(のごく一部)を日本の公道で味わってみた。
注目の記事
-
品質の高さと確かな保証でカーライフに寄り添う「レクサス認定中古車CPO」。その魅力を探る。 特集 -
フルモデルチェンジで全方位に進化した人気のコンパクトカー「MINIクーパー5ドア」の魅力に迫る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング718ケイマン






























