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1/142021年3月に発売された「ホンダ・レジェンド ハイブリッドEX・Honda SENSING Elite」。高精度の3Dマップデータや、優れた自車位置計測と周辺状況把握の能力、高い車両操作技術を組み合わせることで、「レベル3」の自動運転を実現した。
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2/14既存のハンズオフ走行機能との大きなちがいは、ドライバーが周辺監視をしなくてもいい、アイオフ走行も可能となっている点。これは運転の主体がドライバーではなく、クルマの側にあることを意味している。
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3/14「ホンダセンシングエリート」の開発に携わった、荒木光浩さん(右)と石坂賢太郎さん(左)。
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4/14本田技術研究所
先進技術研究所 AD/ADAS研究開発室 第1ブロック
チーフエンジニア
荒木光浩さん -
5/14本田技術研究所
先進技術研究所 AD/ADAS研究開発室 第2ブロック
アシスタントチーフエンジニア
石坂賢太郎さん -
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6/14レーザーの反射によって対象物の位置や形状を計測するライダー。「レジェンド」の「ホンダセンシングエリート」には、5基のライダーと5基のレーダー、2基のカメラがセンサーとして用いられている。
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7/142019年の「人とくるまのテクノロジー展」より、会場を行きかう人々をライダーが認識している様子。対象物の形まで把握できる精密さが魅力のライダーだが、その価格はレーダーやソナーより高額だ。
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8/14レベル3の自動運転機能「トラフィックジャムパイロット」が注目を集めている「ホンダセンシングエリート」だが、レベル2のハンズオフ走行機能も非常に優れている。
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9/14ハンズフリー走行中は、同一車線上の自動走行はもちろん、ナビゲーションで目的地を設定しておけば、前走車の追い越しや分岐に際しての車線変更などもシステムが行ってくれる。
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10/14カーナビによるルートガイドとの連携機能も充実している「ホンダセンシングエリート」だが、高速道路の分岐や合流、出口などでは、すべての運転支援機能がいったんカットされる。
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11/14「ホンダセンシングエリート」と同じく、カーナビと連携した運転支援機能を備えた「日産プロパイロット2.0」。こちらは高速道路の分岐や合流でもステアリングアシストが機能する。
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12/14「ホンダセンシングエリート」の将来について語る荒木さん(右)と、石坂さん(左)。今後は機能の進化に加え、他車種への水平展開やインターフェイスの改善についても取り組むとのことだった。
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13/142021年3月4日に行われた発表会の様子。「ホンダセンシングエリート」を搭載した「レジェンド」の販売台数は100台のみで、かつ「3年間のリース」という扱いとなる。
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14/14世界に先駆けてレベル3の自動運転を実現したホンダ。「行政の前向きな取り組みもあり、この分野では日本がもっとも先行している」と石坂さんは語った。

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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