-
1/14
-
2/14「スピードツイン」は2019年にデビューしたトライアンフのネオクラシックモデル。最新の2021年型ではエンジンや足まわりを中心に改良が施され、走行性能の向上が図られた。
-
3/141200ccの2気筒エンジンは、高圧縮ピストンの採用やカムの変更により最高出力をアップ(97PS→100PS)。最大トルク値は112N・mで変わらないものの、発生回転数は500rpm低められた。
-
4/14フロントにはマルゾッキ製のカートリッジダンピング付き倒立フォークがおごられる。
-
5/142本出しのメガホンマフラーは、ブラシ仕上げのステンレススチール製。レーシーなパターンの「メッツラー・レーステックRR」タイヤが装着されている。
-
トライアンフ の中古車webCG中古車検索
-
6/14フロントを浮き上がらせることも容易なほどパワフルな「スピードツイン」だが、その特性はピーキーではなく扱いやすい。
-
7/14エンジンのクランクシャフトもより軽量なものに変更。アクセルレスポンスの向上と高回転化が図られている。
-
8/14走行モードは「レイン」「ロード」「スポーツ」の3タイプ。スイッチはハンドルバー左側にレイアウトされている。
-
9/14伝統的なデザインの2眼メーター。液晶画面には燃料の残量や燃費、走行モードなどが表示される。
-
10/14車体色(=タンクカラー)は、写真の「レッドホッパー」のほか「ジェットブラック」と「マットストームグレー」が選べる。タンクの容量は14リッター。
-
11/14ブラック塗装を施されたヘッドランプと小ぶりなウインカーがスポーティーなムードを醸し出す。
-
12/14フロントブレーキは直径320mmのツインディスク。ブレンボ製の4ピストンラジアルキャリパーが組み合わされる。
-
13/14燃費は、欧州仕様車の参考値で5.1リッター/100km(約19.6km/リッター)。ガソリンタンクの容量は14リッターなので、一給油あたり270kmほど走れる計算になる。
-
14/14トライアンフ・スピードツイン

後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
トライアンフ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
日産リーフB7 X(FWD)/リーフB7 G(FWD)【試乗記】 2025.10.8 量産電気自動車(BEV)のパイオニアである「日産リーフ」がついにフルモデルチェンジ。3代目となる新型は、従来モデルとはなにが違い、BEVとしてどうすごいのか? 「BEVにまつわるユーザーの懸念を徹底的に払拭した」という、新型リーフの実力に触れた。
-
アストンマーティン・ヴァンキッシュ クーペ(FR/8AT)【試乗記】 2025.10.7 アストンマーティンが世に問うた、V12エンジンを搭載したグランドツアラー/スポーツカー「ヴァンキッシュ」。クルマを取り巻く環境が厳しくなるなかにあってなお、美と走りを追求したフラッグシップクーペが至った高みを垣間見た。
-
ルノー・カングー(FF/7AT)【試乗記】 2025.10.6 「ルノー・カングー」のマイナーチェンジモデルが日本に上陸。最も象徴的なのはラインナップの整理によって無塗装の黒いバンパーが選べなくなったことだ。これを喪失とみるか、あるいは洗練とみるか。カングーの立ち位置も時代とともに移り変わっていく。
-
BMW R12 G/S GSスポーツ(6MT)【試乗記】 2025.10.4 ビッグオフのパイオニアであるBMWが世に問うた、フラットツインの新型オフローダー「R12 G/S」。ファンを泣かせるレトロデザインで話題を集める一台だが、いざ走らせれば、オンロードで爽快で、オフロードでは最高に楽しいマシンに仕上がっていた。
-
メルセデス・ベンツGLE450d 4MATICスポーツ コア(ISG)(4WD/9AT)【試乗記】 2025.10.1 「メルセデス・ベンツGLE」の3リッターディーゼルモデルに、仕様を吟味して価格を抑えた新グレード「GLE450d 4MATICスポーツ コア」が登場。お値段1379万円の“お値打ち仕様”に納得感はあるか? 実車に触れ、他のグレードと比較して考えた。
新着記事
-
NEW
航続距離は702km! 新型「日産リーフ」はBYDやテスラに追いついたと言えるのか?
2025.10.10デイリーコラム満を持して登場した新型「日産リーフ」。3代目となるこの電気自動車(BEV)は、BYDやテスラに追いつき、追い越す存在となったと言えるのか? 電費や航続距離といった性能や、投入されている技術を参考に、競争厳しいBEVマーケットでの新型リーフの競争力を考えた。 -
NEW
ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+(FF)【試乗記】
2025.10.10試乗記今や貴重な4ドアセダン「ホンダ・アコード」に、より高度な運転支援機能を備えた「Honda SENSING 360+」の搭載車が登場。注目のハンズオフ走行機能や車線変更支援機能の使用感はどのようなものか? 実際に公道で使って確かめた。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の半額以下で楽しめる2ドアクーペ5選
2025.10.9デイリーコラム24年ぶりに登場した新型「ホンダ・プレリュード」に興味はあるが、さすがに600万円を超える新車価格とくれば、おいそれと手は出せない。そこで注目したいのがプレリュードの半額で楽しめる中古車。手ごろな2ドアクーペを5モデル紹介する。 -
BMW M2(前編)
2025.10.9谷口信輝の新車試乗縦置きの6気筒エンジンに、FRの駆動方式。運転好きならグッとくる高性能クーペ「BMW M2」にさらなる改良が加えられた。その走りを、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? -
ホンダ・プレリュード(FF)【試乗記】
2025.10.9試乗記24年ぶりに復活したホンダの2ドアクーペ「プレリュード」。6代目となる新型のターゲットは、ズバリ1980年代にプレリュードが巻き起こしたデートカーブームをリアルタイムで体験し、記憶している世代である。そんな筆者が公道での走りを報告する。 -
第931回:幻ですカー 主要ブランド製なのにめったに見ないあのクルマ
2025.10.9マッキナ あらモーダ!確かにラインナップされているはずなのに、路上でほとんど見かけない! そんな不思議な「幻ですカー」を、イタリア在住の大矢アキオ氏が紹介。幻のクルマが誕生する背景を考察しつつ、人気車種にはない風情に思いをはせた。