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2/19「メルセデス・ベンツSクラス」の最上級グレード「S580 4MATIC」および「S580 4MATICロング」の導入は、2021年9月に発表された。今回の試乗車はロングホイールベース仕様の後者で、車両本体価格は1953万円。
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3/19「S580」には最高出力503PS、最大トルク700N・mの4リッターV8ツインターボエンジン「M176」に、同20PS、同208N・mの電気モーター「ISG」を組み合わせた48Vマイルドハイブリッドシステムが搭載されている。
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4/19「S580 4MATICロング」のボディーサイズは全長×全幅×全高=5320×1930×1505mm、ホイールベースは3215mm。車重は2310kgと発表されている。
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5/19センターコンソールに12.8インチ有機ELメディアディスプレイを配置し、「デジタルとアナログの調和」がうたわれる「Sクラス」のインストゥルメントパネル。
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6/19キーを持って車両に近づくと自動でせり出してくる格納式のアウタードアハンドルが、メルセデス・ベンツ車として初採用された。空気抵抗係数=Cd値は0.22で、世界最高水準のエアロダイナミクスがうたわれている。
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7/19今回試乗した車両には、内外装をスポーティーに演出するオプションの「AMGライン」(103万2000円)が組み込まれていた。外板色は写真の「セレナイトグレー」を含む全11色がラインナップされる。
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8/19「レザーエクスクルーシブパッケージ」(90万5000円)は、「S580 4MATIC」「S580 4MATICロング」でのみ選択できるオプション。写真のカーマインレッド/ブラックの本革ナッパレザー仕様を含め、5種類の内装色が設定されている。
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9/19今回の試乗車には、車間を自動で維持する「アクティブディスタンスアシストディストロニック」の作動状況や、さまざまな警告などを3Dで見やすく表示するオプションの「3Dコックピットディスプレイ」が装備されていた。
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10/19今回の試乗車では標準装備の「エアマチックサスペンション」に、カメラで前方路面のアンジュレーションを認識し車体の姿勢をフラットに保つ、オプションの「Eアクティブボディーコントロール」が組み合わされていた。
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11/19オプションの「AMGライン」(103万2000円)を選択すると、20インチの「AMGマルチスポーク」アルミホイールが装備される。試乗車は同ホイールに前255/40R20、後ろ285/35R20サイズのノイズ軽減タイヤ「ブリヂストン・トランザT005」を組み合わせていた。
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12/19「Sクラス」には、車速が60km/h以下の状態では前輪と逆位相に最大4.5°、60km/hを超えた状態では前輪と同じ方向に最大3°後輪を操舵する「リア・アクスルステアリング」が標準装備される。
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13/19センターコンソール上部に配置された12.8インチ有機EL(OLED)メディアディスプレイ。エアコンのコントロールパネルはディスプレイ下部に常時表示されているが、「温度を上げて/下げて」などと画面に触れることなく音声でも操作が行える。
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14/19「Sクラス」のロングホイールベース車には、内蔵されたエアチャンバーの空気量をコントロールすることで、乗員の体格に合わせてシートサポートを調整できるアクティブドライビングダイナミックシートと、リラクゼーション(腰部マッサージ)機能を組み合わせた「アクティブマルチコントロールシートバックパッケージ」が標準で装備される。
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15/19標準ボディー車よりもホイールベースが200mm長く、成人男性が余裕で足を組めるほどのゆとりある後席スペースを有する「S580 4MATICロング」。メモリー付き電動調整機能やベンチレーター&ヒーター、ドアアームレストヒーターなども標準で装備される。
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16/19「S580 4MATICロング」の荷室容量は480リッター。クロージングサポーター付き自動開閉トランクリッドが標準装備となるほか、長尺物を収容可能なスキートンネルも備わっている。
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17/19「アクティブブレーキアシスト」や衝突回避を支援する「緊急回避補助システム」などは、歩行者や自転車を含む車両にも対応する最新版にアップデート。「Sクラス」は、メルセデス・ベンツ車で最高峰の安全性がうたわれている。
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18/19メルセデス・ベンツS580 4MATICロング
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サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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